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コンケン大学の構内を抜ける(これは芸術学部の看板).
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今日はホテルではなく,大学街の小さな食堂で朝食.
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誰かのおかゆの朝食.
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自分の骨付き豚スープとパン(ホットドッグ風).しかしパンはこれで一人前でとても食べきれず,2個を筑波大の院生さんに供出.
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2時間近く車で走ってやっとシリントン恐竜博物館に到着.
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入り口にでかい岩石が展示してある.
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石炭紀中期の見事なサンゴがびっしり.
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同じようなサンゴ(Rugosa)を勤務先のラヨーン北東部で見つけたのですがそれとは少し違う仲間のようです.
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学名はLublinophyllum thailandicumとあります.
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博物館の中にまずクリスマス&新年バージョンの恐竜のコスチューム
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少し不思議な解説と鉱物標本.
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見どころはこの床.高価な石材をふんだんに使った地球史年表.
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カンブリア紀からオルドビス紀
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こちらは白亜紀
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あと歴史順に示準化石の標本と解説.これはカンブリア紀
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シルル紀
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これはフデイシ(Graptlite)とにらんでよく見ると,
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何とタイのものでした.Thung Wa District, Satun Provinceとあります.マレーシアの国境にほど近い最南部のものです.しかし見事なフデイシの化石でした.
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Brachiopod 腕足貝の一種.Chumphon Provinceとカードにありました.9月末に行ったスラタニ県のすぐ北となりの県でした.
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これもタイのものですが,カードが読み取れない.ここでコンケン大学の学生さんが,日本には三葉虫はあるのかと聞いてきたので,あるがとてもめずらしいと答え,彼と色々と化石の議論をしました.
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さて大展示室は恐竜骨格が所狭しと置かれていてかなりの迫力.この国では最大の恐竜博物館というのがよくわかりました.
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こちらはジオラマ風の展示.このあたりは世界共通の展示方法.
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もちろんこのコラート高原産の恐竜化石も展示されている. |
丁寧な骨の部分と産地の解説.これらをめぐってコンケン大学の学生さんと議論していて,集合時刻に5分遅刻してしまった.
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これはコラート高原で出る見事な魚化石.うろこの大きな淡水魚化石.
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あとで訪れることになる,研究室(バックヤード)の様子をガラス越しに撮影.昼食後バックヤードに入るのを許され,若手女性研究者からこの地の恐竜化石について興味深い話を聞けたが,写真はダメということでノートに解説を記したのみ.
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昼食は博物館の食堂.このあとコーヒーを右図の店で飲んで右上のバックヤードで研究者の話を聞くことになります.恐竜の雌雄や年齢をどうして見分けるのかとかなどの話で大変興味深かった.
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そして,食後のコーヒーはベトナムなどでも見られる濃いドリップコーヒーを博物館横の道路沿いの店でいただく.底にスキムミルクを入れてその上に静かに濃いコーヒーをドリップする.全部かき混ぜると甘すぎるので,少しだけかき混ぜるのがコツ.
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