Calgary日記(メモ帳より)Part2 31.Aug-28.Sep 2003収録
ここではちょっと裏話などを中心に紹介します(下記のサイトも参考にごらんください)

Calgary 日記Part1

Calgary 日記Part2

Calgary 日記Part3

8/18 骨休みの日
9h頃起床 ,シャワーを浴びてゆっくりしていると,掃除の人がノック.まだ寝ているN氏を起こしてタオルだけ換えてもらう.しばらくコーヒーを飲んで8/15日分の 日記を書き始め,そのあとGSCにrefundTax用の領収書の件で出かける.受付でGodfreyに用事だと告げるが学会で見た別の男の人がたまたま 居て,この人が応対してくれる.明日の同じ時刻に来なさいということで話がつく.隣のbookstoreで本や地質図を物色.カナダ奥地の Precambrianの地質図と解説本を発見.70.xxドルなのでこれをMineralFiledGuide,カルガリーの地質図などと購入.150 ドルになる.カードで購入.そのあと構内で写真を撮ったりしてすっかりお上りさん状態,さらにリカーショップへ.それから重たい本とビールを持って帰る. 昼食をパンと目玉焼き(ポップコーンを焼いたあとのアルミパンで焼く),巡検の戦利品のコーラで済ます.ライブラリにメールチェック.今日あたりから,学 内で目のあった人にはハーイとかhelloとか挨拶をすることにした.向こうもかならず目が会うと挨拶してくる.それとドアの開閉は要注意.後ろから来る 人がいるときは必ず待ってドアを持つのがマナー.ライブラリに日本人の姿が目につく.夏休みの短期留学か?大阪弁がよく耳に入る.続いて学生協の booksoreで物色.ついでに地図,ポスターを入れる筒を探す.店内でサンドラ(アルゼンチン)に会う.N氏と3人で生協ロビーに出る.彼女は今日で 行事は終わりでI'm sad.という.我々と別れの挨拶を交わす.その後,生協のフードコートのいつもの中華屋で,これもいつものコンボスペシャル1itemを注文.しかし今 日はいつもの豆腐がなく,ベジタブル焼きそば.
18hすぎ.お腹が減っていて,一気に食べてしまう.ビールがあと3日分確保されたのでひとまず安心.N氏は巡検でかせいだジュースやお菓子をすべて食べ きれるかと心配している(笑).
12hすぎまで談笑.各巡検のエピソードや地学教育を巡る議論.果てはN氏のM,D課程時代の逸話など話題は尽きない.適当なところで切り上げて眠ること にする.

8/19 サイエンスセンターとダウンタウン 

9h前起床.昨夜は遅くまでN氏とカンファレンスネタで盛り上がって1h頃ベッドに.
コーヒーを沸かして,3度目の洗濯.ちょっとIcefieldの日の日記を書くが細部を覚えていない.同じコースを3回巡ると記憶があいまいになる.あと で写真をcheckの必要あり.そのあと,乾燥機を使って11hにライブラリへ.今日は洗濯物の量が多く,少し乾きが悪い.メールをチェック.日本のメー ルばかりで,まだ参加者からのものはない.このあと昨日に続きGSCへ.受付のデスクですでに領収書を作ってくれていて,これをもらって BrentwoodのC-trainの乗り場へ.コインが無かったのでKioskで2ドルのチケットを買う.待っていた電車に乗る.ちょっとモノレールに 似るが結構ゆったりした車内.ボウ川を渡り市内中心部CityCenterに向かう.子供科学館(サイエンスセンター)近くの駅で降りる.乗降時いずれも ボタンを押さないとドアが開かない.サイエンスセンターにまず行く.子供向けの展示が多くある.電気ものが多い.ドームシアターで全天映画を2つ見る. 20世紀初頭,南極での帆船による探検と遭難,そしてそれからの無事帰還にいたる17か月間の再現.27名が絶望の淵から帰還したという壮大な話.登山家 メスナーがその山越えルートをたどるエピソードもあり.もう一つはアフリカで若いときからチンパンジーの研究を重ねた女性科学者Dr.ゴードウエイのド キュメンタリー.ちょうど特別展示もその内容でなかなか良かった.その後ダウンタウンまで無料ルートのc-trainに乗り,タワーの近くで下車.歩行者 天国になっている心斎橋のようなメインストリートをうろうろ.盛り場だけに刺青やちょっと怪しげな兄ちゃんなど増えてくる.みやげ物屋を幾つかと百貨店, ショッピングモールの中の1ドルショップなど見て回る.大体made in China.このあと本屋の場所を教えてもらい,本屋に行く.木の階段のなかなか雰囲気のいい本屋で随所に本が読めるよう椅子がおいてある. discountのCanadaの写真集を買いかけてやめる.
 このあと雨が振り出した中を再びc-trainでbrentwoodまで帰る.今度は駅の自動販売機で切符を買ったが先に2ドルのボタンを押すと2ドル コインが入るようになる.これ最初戸惑う.
 電車を降り,雨の中をco-opに入る.ピザとハム(外周に粒胡椒がまぶ してあり極めて美味)を買い,段ボール箱をもらう.London dragまでショピングセンターの端まで往復してTartanのPacking tapeを買う(1.75ドル).
 雨が上がってきれいな晴れ間が見える中を,段ボール箱をかかえ寮に帰る.ビールの栓を開け,ピザを焼きながら箱を作る.箱の外側にCitrus produce of SouthAfricaとある.何という因縁.昨夜の電話では日本は盆が終わったのに涼しい夏とか.こちらも半袖半パンで凍えた夕刻.ドームシアターも冷 房が効いて寒かった.マンゴーをむいて食べる.極めて美味.

8/20 郵便局と大学をうろうろ

 Packingした段ボール箱を送りに生協の郵便局へ.宿舎のフロントで台車を借りる.郵便局で箱の重さを計り,宛名を書く.15kgで80ドルほど.結構安いか?台車を返しに行き,もう一度 土産を買いに生協へ引き返す.イヌイットの伝説の飾り物.夢と幸福をすくい取るという網の飾りを2人の娘に買う.あとメイプルシロップなど.GST番号の 領収書をもらう.結局今日は市内にでかけず.大学でうろうろ.随分大学にもお世話になった.あとこの日だけ手帳に詳しい記述がなく動静が不明.

8/21 いよいよLAへ出発の日

朝6h30m起床.昨夜は早めに寝たのに,まだ随分眠い.N氏が早い便(10h40m)なのでシャトルバスを昨夜手配.2人だと22ドルで1人11ドルと 格安.電話で時刻と場所,人数をいうとOK.朝から残った食べ物をどんどん腹に入れる.ピザの切れ端,メロン3/8,バナナ1本,コーヒー.それでも,若 干の果物,ビール1缶,ポテチ,水1本など残る.これをザックに入れる.
7h40mにフロントでcheckout.GSTのレシートをもらうが,鍵を返し忘れ,玄関でShuttleを待っているときに気づいてあわてて返す.や かんは20ドルのdepositがあったので真っ先に返したのだが.ルームキーをあぶなく空港まで持っていくところだった.その後,数分の遅れでやってき たShuttleに乗る.料金は乗るときに払う仕組み.25ドル渡してkeep changeという.早朝のカルガリー市内をまた北に抜け,空港へ.もう明るいのに市内に向かう車はライトをつけているものが多い.市内の住宅は小さく, 日本の住宅とあまり変わらないが,郊外に出ると敷地が大きくなり,車庫の車の数も増える.低い丘のあいだを抜けるとまもなく空港. International depart for USの前で下ろしてもらう.ここでDomesticに向かうN氏と別れる.Calgary空港の中はかなり安心感がある.セキュリティの姿も目立つ. Tax refundのカウンタを探してうろうろ.やっと見つけて,申請書を領収書を提出したが,地質巡検などのサービスにはrefundはつかないといわれる. Conference feeも同様か?と聞くとそうだと言われる.残念.パスポートと航空券を示し,領収書の裏に判を押してもらう.これをメールで送れと言われる.結局郵便で 送る必要があったのだ.50ドルだけがrefundの対象で89$がふいになるのは極めて残念.checkinは11時からとかでshop前のベンチで1 時間時間をつぶす.
11hを少し過ぎて,カウンタの前に行くと,2番目だった.ところがここで失敗.Checkinをすますとカウンタの奥に誘導されてもうロビーに戻れない ようなのだ.customで申告書を見せて何か聞かされ,さらに申告書を渡す.次にimmigrationがあるが,その前になぜか1軒免税店があって, そこで3本入りのメープルシロップを買う.24$.次に荷物のX線検査.ここでCANADA->USなら大丈夫と思っていた果物が引っかかる.やや 横柄な係官にザックを開けられオレンジとリンゴとバナナをとられ何 か係員は書いている.禁制品を見つけても別に嬉しそうな様子もなくたんたんと作業をする.食べかけのピザだけは残してもらう.そのあと先ほどのさらに前途 immigrationでpasportを見せる.これが最終的な入国手続きか?さらに廊下を行くと大きなLuggageは右のベルトに載せられ,門の中 へ.ここで荷物とお別れ.でもこのあたりどこに荷物を置くかわからずセキュリティのお姉さんに聞いた.このあと手荷物検査場では,カメラが入っているかど うか聞かれ,あるというと出せと言われる.あとBoarding Gateに向かう.C24(あとでC26に変更).Kioskが1軒だけあるがzippoは置いていない.これAbstを見てもらったエジプト人の留学生 の方への土産にしたかったのだが,さすがに嫌煙の国だけある.昨日,ダウンタウンの土産物やで買っておくべきだった(教訓:外国の土産物はある時に買え!).空港ショップで手ぶらの客 が多いので,てっきりcheckin後に買い物ができると思っていた.考えが甘い!どうも今いるboarding gateは空港の建物かた直角に出っ張っていて,US専用のようだ.でもあれほどいた日本人や中国系をあまり見かけない.ここでもサンドイッチやホット ドッグをcokeで流し込むおじさん,太ったおばさん両方いる.持ってきた食物で唯一持ち込ませてもらったピザの余りを食べる.Kioskで土産としてビ スケットとメイプルシロップの瓶をさらに追加する.これで手荷物が重くなる.C24Gateが開いたので,そちらに移動.しかしミネアポリス行きが先行. 今12h45m.あと1m30mとなった.13h00mミネアポリス行きボーディング開始.Ichiro 51の紺のTシャツを来たオジサンが子供を連れている.何か微笑ましい.イチロウの人気が伺える.あごひげおじさんがストレッチをしている. 13h30m,トイレに行って,念のためにTimeTableをチェック.あれC26に変わっている.アナウンスは無かったと思うけどなあ.C26の待合 室の窓際に移動.外の景色を見る.素晴らしい快晴だが地平近くにHazeがある.前のおじさんは窓際の電源からノートPCをつないで仕事をしている.お や?滑走路にF4ファントムが降りてきた.そういえば離 陸の待機するエアカナダ機の次は4発プロペラの軍の輸送機が続いている.別の滑走路に違う機が降りてきた.滑走路が交差しているみたい.14hアナウンス がある.20mほど搭乗開始が遅れる?と聞き取れた.アナウンススピードが速くなかなか聞き取りが難しい.ここの荷物運送スタッフは半パンで作業している 人が半分くらいいる.搭乗がなかなか始まらずじれたが,やはり20m遅れで14h20m搭乗開始.なかなかNo.が呼ばれす?,最後の列に加わる.11F となりは空き.1/3くらいの乗客.空いていてラッキー.土産を上の棚に載せる.機種はMD80.前のポケットには機種のSafety informationだけ.
14h35m taxing for take off 窓の外にはCentral Mountain Airの小型プロペラ機.14h45m Take off
市街上空.ものすごく煙っている.ロッキーの方に曲がる.素晴らしくきれいに区画された住宅地.上空高くなると煙の層がlayerになる. FrontRangeからMainRangeへ.谷間を煙が埋めている.一条立ち上る煙など発見.肉眼では地層は良く見えるが写真ではどうか?来たときと 随分雰囲気が異なる.ロッキーを一段落し,平原に出たところで幼年期の地形を見る.そして薄雲が出だした.
16h05m 分厚い雲に覆われて下は何も見えない.行きもこの辺りは曇ったような?コーヒーをもらって(先ほどの昼食はチキン+グラタン+チーズのハン バーガーに辛子を塗って食べる.やたらパンの皮が固い)30 分ほど眠ったようだ.
16h45m あと1h.少し雲が切れて地形が見え出している.また雲が厚くなった.少しゆれる(先ほどまでは本当にstable)と機長からアナウン ス.雲が相変わらず多い.サンアンドレアス断層は無理か?Wall Street Journalを最初に取り損ねてあとでスチュワーデスに聞いても,もう無いと言われた.残念.日本人は私以外見かけないような--.N氏いわく地震学の S先生はいつも機中で一般向けの本を書くという.なるほど見習いたい.
17h15m さっきから平地に出たがfaultの気配はなし.小さな滑走路の空港上空を通過.四角に見事に区画整理された住宅地が続く.
17h30m きれいな線状地形が下に見えるが雲が多い.残念.
17h50m 一旦海に出て再び陸にアプローチ.眼下に見えるのはサンタモニカの空港か?どんどん下がって,
17h55m landing 結局入国手続きはカルガリーで全部済んでいたみたい.行きと同じGateと円形の待合室.Buggageの引き取り場所が わからずセキュリティのお姉さんに聞く.下の階にエスカレータで降りて長い廊下をくぐり,exitの扉を出るともう見慣れた空港ロビー.入国が完全に終 わっていることに気づく.荷物のカウンタで待つが,バゲッジは出たが,丸い地図の筒が出てこない.最後の客がバゲッジクレームのカウンタを教えてくれる. 聞くと前の台車にあるよと言われ,ちゃんとあった.
 赤い標識の下で30分ほど待たされて(途中来たのはLAX southのRAMADAでかわりばんこに来るとのこと),中国系の迎えの車が前に止めて,パトカーの警官からしかられている.やっとLAX Northの方のRamadaホテルのシャトルバスに乗る.空港の北へ.前とは異なり,住宅地の中に入っていく.距離も少し遠い.雰囲気は悪くない. shopping centerもある.あとで部屋から外を見るととなりにFourPointSheratonがあってプールが見える.右手は丘に続く.すごく見晴らしが良 くてHolliday innとは大違い.部屋は1014でカードキーにNo.は書いてないのでメモを渡され覚えるしかない.ホテルの周りは歩いてもセイフだというので店を聞い て歩いて出かける.しかし苦労してコの字にわたった角の店の並びにはどうもコンビニもスーパーも酒屋もなかった.ちょっと時間が8時になりそうだったので (これ実は間違いで時差で7時近く),あたりは明るいが横断歩道を引き返す.大きな単車の前を渡って,少し歩道を歩き出したとき,左折して向こう側の車道 を猛スピードで加速したくだんの単車のエンジン音が急に変わり何かにぶつかる音がして,ドライバーが5mほど空を飛ぶのが見えた.さらに横転した単車が滑って 倒れている彼の身体にぶつかった.大丈夫かと心配したが,何とか立ち上がってしきりにこぶしをあたりに突き出している.状況に怒っているようだ.事故を目 撃したがここは外国ましてロス.こちらに何か危害が来るとまずいので足早に立ち去ろうとする.君子危うきに近寄らずと日本語が浮かぶ.対向車が止まって心 配そうに運転手が出てくる.一部始終を見ていたこちら側に居た消防車がUターンをして駆けつけた.単車のドライバーはなだめられて路肩に座るが苦しそうな 表情.様子を見ながら車道の立体交差をくぐって草々にホテルに引き上げる.しかしまだ心臓が波打っている.
 部屋に帰り,仕方なくTVをつけるが仲々chが変わらない.上についているTVゲームのchのボタンを触ると変わることにやっと気づく.シャワーを浴び て夕食.とっておきの3つ持ってきたうちの最後の「どんべえ」とTipsとDoleのフルーツといわしの缶詰など余った食料を全部取り出す.意外と豪華. カナダからはるばるこんなこともあろうかとザックに入れてきたバドワイザーを取り出して飲む.少しぬるくなっているが至福の瞬間.このホテル,入り口の絨 毯はややくたびれているが部屋とベッドも広くまずまず.セキュリティBox,アイロン台,コーヒーメーカーとDSLモデムもあるが使い方が結局分からな かった.TVをつけてCNNを見る.ガザの群衆をイラク問題などがissue.10時頃に就寝.
 1時頃に目覚める(実は12時).廊下に男の声.ドアのノック音などうるさい.ドアのレンズから覗くとパンツ1枚の黒人の男がうろうろしている.となり の部屋をノックしているようだ.あらためてドアロックを確かめる.

8/22 LAから関空へ
8h50m起床.途中で腕時計が1h進んでいるのを発見.カルガリーとの時差を戻すのを忘れていた.紅茶をわかし荷物の整理.CNNのニュースではガザの ハマスリーダーの暗殺に抗議する群衆の映像.ほりに落ちたworkerの救出の話.
10h20m チェックアウト.支払いはなし.10h30mシャトルバスに乗り込もうとして,まごまどしている日本人の若い娘を助ける.どこのエアラインかと運 転手に聞かれていたのが解せない様子だった.それが縁でcheckinまでお付き合いする.国際線の空港についたが,baggageの預ける場所がわから ずセキュリティのお姉さんに聞くと連れていくと言ってくれて,奥のX線のカウンタに案内してくれた.大きなBaggageのバンドのNo.を聞いてくる. 中を開けて調べるらしい.鍵は開けておくように言われた.念入りに中を調べている.OKだったようで,また丁寧にバンドも締めて別の係員がタイ航空のカウ ンタまで案内してくれた.2人とも親切で鷹揚な感じはなかった.カウンタ嬢は美人の女性.Isle sheetを頼む.Baggageが35kgでover weightだと言われる.そんなに入れていたのか?メイプルシロップなどの瓶も全部クッションと共に入れたから.追加のpayが必要かと 聞くと3kgオーバーなので次回から気をつけてください.と嬉しい返事.一 ぺんにタイ航空が気に入った.luckyというかアジア系航空会社のサービスの良さを再確認.Mapの筒とBuggageを預けると身が軽 くなった.一通り2階のshopを確認し1階におりると先ほどの彼女がカートで立っているので朝食を一緒に食べることに.色々探したが窓際にマクドの前の 席を確保.とりあえずfileofishのセットで6.xxドルのものを食べながら話をする.外国旅行は初めてで,ダンスの講習を受けに2weeksの滞 在とか.友人と2人で59ドルの部屋は同じ料金.毎日ダンスの練習に通って,観光はサンタモニカに一度寄っただけとか.行きと帰りは東京の友達と別れて1 人旅らしく,結構英語も頼りないので危なっかしい.結局搭乗Gateまでエスコートした.途中,荷物を見てもらって買い物もDFSでできたし,時間を潰せ たので結果的に良かった.10h30mのシャトルを選んだのも何かの縁である.若い女性ながらなかなかしっかりしていて感心した.DFSでは家人への化粧 ポーチとアブストの英語を見てもらった留学生のH氏へのみやげzippoのライターを買う.カナダのものではなく,カリフォルニアの地図が書かれたものに なってしまう.しかし彼女に最初タイ人と間違えられかかったの には苦笑した.何でも私がタイエアラインと言った発音がタイ人の発音のように聞こえたとか(笑).
14h45m近く.Taxingを続けてもう10mになるがまだ動いている.
14h50m ようやく行きと同じB747-400は重い滑走のあと優美な離陸.しかし今回はあまり陸地に近づかない.右側に陸地が見えるが海岸線を少し 離れて飛んでいる.
14h55m 早くもベルト着用のサイン消える.一旦陸地に入る.トイレに立ったついでに一番後ろの非常口の窓から写真を取る.Carlsberg Beerを頼む.再び海上に出る.日本時間にchange.
7h35m 完全に海上に出ている.おしぼりが配られ早くも食事のサービス.窓は閉めるようにアナウンス.到着時刻は30m早まるとか.座席はほぼ満席. 土曜日の夜着く便なので日本人も多い.前の席には日本人の男の隣にUSのカップル?バングラディシュまで行くと挨拶していたようだが日本人の男は頼りない 英語で応対.
12h40m 9h頃から少し眠ったあと,2本の映画をとぎれとぎれで見る.1本はコンピュータチップを埋め込まれた犬が悪者をやっつけご主人にあたる人 質になった主人公の子供を助けるほのぼのとしたホーム活劇.かしこそうなラブラドル・レドリバーが大活躍.もう1本はミュータントもので筋が複雑でなかな かついて行けない.現実をその外側からあやつるプロフェッサーとミュータントと人間の戦いを仕掛ける悪者が出てきて話を複雑にする.一応HappyEnd で終わるがちょっとCGが複雑すぎてついていけない.私と同い年の俳優ピーターみたいな女性が登場していた.今3本目が始まったが見る気がしない. Calgaryの地質の本を読む.少し揺れるようになってきた.映画を途中から見だす.西部劇がらみの宝発掘話.黒人に恋した白人女性が最後は家に火をつ けた白人達に復讐してお尋ねものになる.しかしそれと宝がどう関係するかがよくわからない.少年達はその発掘にかかわり,色々苦行するが最後にお宝を発見 してよい生活を送りHappyEnd.
14h30m 地図によれば天皇海山列の上空通過.ちょっとゆれる.4本目の映画が始まる.これは行きに見たロビンフッドの娘の映画.1184年の時代設 定であることがわかる.王子はフランスに潜伏して帰るタイミングをはかりしずかにドーバー海峡を渡る.この映画の途中(3hごろ)で電気がついて夕食.や きそばを選択(中華味).ラザニアの方が良かったか?映画も終わった.
17h20mごろ 房総半島のすぐ南を通過.まもなく下に雲に隠れた伊豆大島.遠くに富士山が見える.隣の母子の娘さんはよく眠っている.ご主人がロスに 単身赴任中を訪ねたとのこと.
17h40m すでに紀伊半島沖.
18h15m 無事北側からlanding 長い旅路だった.
税関で聞かれることもなく,出口を出ると妻と娘がすでに到着を待っていた.(完)

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