My Guitarのページ 15.Feb 2005新設,24.Nov 2007改訂.

  お気に入りのIbanezのセミアコを1本入手しました.スポルティッドの模様が素晴らしく,今年2月に20台だけ限定発売のこの初期ロットのものを探し ていました.すべて模様が異なるらしいのですが,私の見る中ではこの個体が一番模様がきれいだと思ってます.ただ,音は以前のAS120に比べて若干硬い 気がします.まだエージングが済んでいないためか.アルニコ3を用いているというPUの仕様が変化したのか.あるいはメイプルの堅めの音が勝っているのか はわかりません.ここ数年続いたギターコレクションはこれが最後だと思います.あとはさらに腕を磨くだけなのですが,ーー.ちなみに私のお気に入りのギタ リストを書くと,古い方からJeferson AirplaneのJorma Kaukonen,ChicagoのTerry Kath,EaglesのDon Felder,そしてLed ZeppelinのJimmyPageといったところです.もちろんJimi Hendrixは別格です.

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AS103NTという型番で20本だけ限定のspolted maple仕様というものです. 後ろ側はこんな感じ.以前に所有のAS120とボディサイズは同じ.ES335より一回り小さい型です.
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写真では暗めに写っていますが,楓の素晴らしくspoltedな模様がきれいなものです. 指板とボディサイドにはきれいな杢が出ています.
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ネックはメイプルとブビンガという木の張り合わせです. ロッドカバーも木でメーカーロゴが書いてあるやや高級感のあるギターです.

 学生時代からの思い入れのある75年製Greco Stratocaster SE600のPUをついに念願のFender Vintage USAに換えました.PUは最近のものでワイヤーが昔のローづけのスタイルではないのですが,うわさにたがわない金属的な倍音が良く出るストラト らしいきらびやかな音に変身しました.Greco純正のU100も悪くはないのですがちょっとおとなしすぎる印象でしたので.いまJImi HendrixのLittle Wingのイントロをこれで練習しています.

ごらんのようにアクリル厚板を金のこの刃とボール盤で切り出していきま す.PUを入れる孔は一苦労.結局ボール盤でドリル孔を空けて行く方法が楽なことがわかりました.アクリルは欠けやすいので
慎重に作業します.
完成したPUガード.ここまで来るのにのべ3日くらいかかったかな?や すりで擦る時間が一番長かった.右手にあるのはVRの孔を拡げるために使ったリーマー.地震計を作って以来10年ぶりくらいに再び使いました.
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PUやVRなどのパーツを取り付けたところ.回路はちょっと凝って,このサイトにある3S46 という回路にしました.ネックとブリッジのPUを直列にできるのがミソ.
VRは汎用の500kA型(VR)とB型(トーン用).コンデンサはオ レンジ色のフィルムコンデンサで0.033μFと0.022μFの少し小さいものを使用.全体に高音が落ちないように設計.
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ごらんのようにちょっと新しいタイプのPUです.オークションでほとん ど新品同様を手に入れました.直流抵抗は5.7kΩと低め.きらびやかな高音が期待できます. ストロボでアクリル板が透けてしまいました.真ん中のPUは位相をSW で逆転できるようにしてあります.メインのSWは5点のものです.
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以前のフラットなポールピースではなく,スタッガードなものに変わりま した.3弦の音が大きくなりました.ゲージがUSゲージで広くなりネックPUの6弦側はかなり外れています. ということで以前(下の方の写真を参照)とほとんど同じ顔に戻りました が,音はかなり変わりました.ただメイプルボディで5kg以上と重いのは以前のままです.

 4月に入って,ずっと欲しかったES335タイプのセミアコースティックのギターをやっと買いました.本当はもちろんGibsonが欲しかったのです が,ちょっと手が届かないので,楽器屋を巡ったり,色々調べた結果,USAの評 価サイトで 抜群に評判の良かったIbanezのAS-120という機種(Made in Korea)が勤務先と目と鼻の先の楽器屋で目にとまりました. 本当はナチュラルの色が欲しかったのです,Antique Sunburstというややおじん臭い色です.しかし音は評判どおり本家を圧倒するのではないかと思える素晴らしい音です.一生大事にしようと思っていま す.おかげで,Bluesのちょっと洒落たコードワークや今まで何度かチャレンジして挫折したJazzGuitarなどを少しずつ練習していこうと思って ます.
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アンティークサンバーストというちょっと暗めの色です.ただ新品なので 傷がまったくないのが気持ちよい.
IbanezはなぜかUSAで人気です.この機種はすでに昨年末に廃機 種になってしまいました.金属部分がゴールド仕上げというのはちょっと趣味に会わないのですが,−−.
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裏はこんな具合でネックもメイプル.ボディはメイプルの合板.センター ブロックもメイプルとメイプルずくしです.
fホールから見たシリアルナンバー.02とあるので2002年製でしょ うか?KOREAの刻印が.
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四角いインレイは真ん中に真珠貝を模したきれいな飾り入り.dotと比 べるとやはりきれい.ロッドカバーには何も字が刻まれていない.
PUはSuper 58 Humbeckerという上位機種にもついているもの.これが抜群にいい音がします.まだ保護のビニールを取っていない!ストップテールピースも溝のある タイプでちょっと変わっています.
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指板はローズウッドで弦は細身のダダリオの009-042を張っていま す.ネックのそりも全くなくフレットのびびりもなく気持ちよく指が動きます.
ボリュームつまみはLPのものを流用しているようですね.fホールは一 応加工がしてあります.本家Gibsonもここは意外と粗い仕上げだったりします.今このギターの入るハードケースを探しています.

 20年ぶりに弾き始めた私の別のギターの紹介です.30年近く前の学生時代に買って大事に保管していたGrecoのメイプルナチュラルボディの激重のス トラト コピーモデルと,もう1台ごく最近オークションで集めたFenderJapanパーツを中心に組み立てたこちらはとても軽いエリッククラプトンみたいな黒 のストラトキャスターです.

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学生時代になけなしのバイト料をはたいてわざわざ大阪まで戻ってきて 買って帰ったGrecoのSE-600N.ハードケース付きで定価の2割引の48000円でした.
その後,就職して教員バンドを作ったとき,PGをアクリル厚板から自作 して,ついでに回路もPUの並列,直列が選べるようにロータリSWに換えました.PUのざぐりをアルミ箔でシールドしてあります.
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ネック,ボディ共にメイプルで激重.5Kg近くあり,立って弾くと肩に 食い込みます.シールドの出力をキャノンに換えていたのですが,今回の改造で元に戻しました.かなり大事に使っていたのでほとんど傷はありません.
ナチュラル仕上げはものすごく丁寧で見事な木目が浮き出ています.表裏 7枚の板の組み合わせです.倍音の少ないとても硬い音でフルートのような透明な余韻を残す独特の良い音がします.
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当時は不人気のラージヘッドですが,現在は逆にVintage Japanとして人気が出ています.もちろんメイプル1ピースで,とても弾きやすいネックです.
Matsumokuは当時,いろんなギターメーカーにギターを供給して いました.シリアルNo.から75年製であることがわかります.ちょっと錆が浮いてしまっています.
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PUはオリジナルのままですが,PGと回路は就職時に,またブリッジは 今回オークションで入手したものに換えました.PUはそのうちVitageUSAかDuncunSSL-1あたりに換えようと思ってます.今回,ネジなど すべて金属磨きで磨いたので新品のようになりました.
ネックには最近人気の杢が少し出ています.当時はそんなことまったく気 にしなかったのですが,−−.さすがに30年経ってかなり反りが目だったので,今回購入後初めてロッドを回してフラットに調整しました.
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さてこちらは最近オークションで購入したパーツばかりで新たに作った黒 のストラトキャスターです.全体で2万円弱くらいの予算かな.3.5kgと軽くて,とても繊細な良い音がします.今練習用にメインのギターです.
アルダーの2kgと軽いbodyとUSAヴィンテージPUをマウントし たアッセンブリはFenderJapan製.ネックポケット(57mm幅)は偶然ほとんど隙間なくフィットしています.
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ネッ クはBills Brothersのメイプル+ローズ指板.廉価品メーカーですが,結構しっかりした作りのネックです.他にブリッジ,PUアッセンなどと一緒で5000円 強でした.最初取り付けのネジ孔がFender bodyと合わなかったので次の写真の加工をしました. Bills Brothersの元のネックの取り付け用ネジ穴を一旦3.8mmドリルで拡張したあと,ホームセンターで買った4mmΦラミン材を少し削って,木工用ボ ンドと共に軽くたたいて埋め込みました.その頭を鋸で切ったところです.
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先ほどのダボの頭をカッターナイフの刃できれいに削ったあと,body の穴を測量してその中心と同じ位置にポンチを打ち,ボール盤で3mmのドリルで新しいネジ穴の下穴を慎重に孔けました.元の孔の位置と孔の直径ほどヘッド よりの位置に新しいネジ孔が開きました. ネックの裏側は良い色に焼けています.ロッドはネックポケットではな く,ヘッド(ペグ)の側にあります.握った感じはGrecoよりかなり細身です.音もUSA製PUとあいまって繊細な感じがします.
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細いフレットでほとんど反りやびびりはありません.指板はスチールウー ルで磨かれていてとてもよい感触です.ローズネックの方が何となくしっくりくるのは 元々フォークギターで慣れていたためかも知れません.
PGはBodyがST-57型のためネジ穴が合わず,別売(1500 円)のものを買ってPUなどを付け替えました.裏側に銅の薄板をシールドのために強力 型の両面テープで貼りました.VRなどは最近のFenderJapanの特徴でとても小さくちゃちなものです.
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ボディのザグリ部分には同じく銅板を折って嵌め込み,端にアース線を半 田で付けました.これでシールドはほぼ完璧なはず.ボディはナチュラルが好きなので そのうち塗装をはいで,オイル仕上げに変える予定. USAビンテージのPU.出力は低いですが評判通り,確かに高音域まで 透明感のあるよいPUです.ハウリング防止のため全体をロウで固めてあります. USA製はこの編んだPUからの白と黒の電線が特徴です.
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スタッガードなポールピースが本物の風情を出しています.パキーンと響 く独特のストラト音が爽快です. ブリッジはFenderではなくBills Brothers製ですが,最近の特徴でプレス板を使っています.10.8mmピッチ.もちろんアームを使う予定はありません.
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FENDERのマークがJapan製でもちょっと嬉しい.これは改良さ れた4点止め.先ほどの新たにネックのヘッドよりに開けたネジ孔(3mm)は少し細 く,取り付けネジをねじ込むのがやっとでした.もう少し下穴が大きくても良いかな.
トレモロプレートは鉄ではなく鋳物でしたがかなり重いです.アームを使 わなくてもバネの3本がけはもう常識ですね.このバネの共振が微妙に音に影響するとか.

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