Geoscience_ReminderをDiaryから集めました.何かの参考に 2004Sep-Dec
2005.07/03新設(いわゆるアカデミックネタです.自分のための備忘録で,もちろん内容は無保証です)


gmtの続きで難渋する.grd2xyzを色んな場所で試す.フィリピンは駄目.ところが日本近海はOK.どうもデータのバグの匂いがする.そこで povrayを入れて立体地図を作ろうとpovrayのインストール.
apt-get install povray で本体はOK.なぜかxfpovrayはmakeでエラー.xmps関連のlibがないと言ってるみたい.とりあえずpovrayで地形を見る.
やはりトランスフォーム断層のように片ずれを起こしている.grdからxyzに変換する際にデータの欠落があるのか.
 ここで雪が止んだので,車断食を一時停止して,年末の食糧の買い込みにスーパーまで.凄い混雑.帰宅して,方針を検討するがらちが開かないので,地形水 深データセットをとりあえず変更することにする.
http://topex.ucsd.edu/marine_topo/mar_topo.html
 ここより,ポ ピュラーだと紹介されている衛星を用いたtopoデータセットを落とす.2min格子みたい.これも地形がセットになっていて扱いやすい.ただ落 とすときに緯 度,経度を入れがその 値より少し大きいデータまで落としてくるので,左右で格子が1ずつ増える.色々試行錯誤したが,結局もとのサイズの70/110/-10/25で落として くる.1201×1051 (2min)格子.計算用にはまずまずのサイズなので,これで津波Simのコードをあわせて試走.何とか行けそう.次に震源パラメータを探す.とりあえずこここここ こも.この震源球を 見ると随分主応力が斜めになっているように思うのだけれど.震源球(いわゆるビーチボール)の見方はここここと かこ こ.主応力軸が水平よりはるかに東の方向で上がっている逆断層型(つまり西からの沈み込み帯の傾斜が緩い?),結果断層面は13度と非常に低い dipアングルを示すということでいいのかな.2004 12/31

MLをみてたら,今回の地震の地球を何周もする波形の話題ここは2000 年にANUを案内してもらったY氏のサイト.これは凄い教材.実体波にくらべ表面波の減衰の少なさがよくわかる.さすがに観測の精度がチリ地震時に比べ上 がっていることを実感.やっとF-netも真価を発揮というところ.それにしてもいつも元気な電波系予知の方々が今回は一向に騒がない.電波はともかく, これだけGPSが普及していて,今回の地震の前兆の地殻変動を観測できていなければ東海地震予知の因ってたつ基盤が今度こそあやうくなるのだけれど.2004 12/30
その津波のSimをこの年末年始の休暇で作ってみようと先日からまずデータの準備.データはここか ら30秒グリッドの水深,地形の混合データをget.これがまた当該海域は4枚のファイルに分割されているので,これを逐一ダウンロードして展開後, grdcutで必要な部分を切りだし,さらにそれをgrdpasteで統合する.これで地形grdファイルができるのでここなどを参考にま ず,海底地形図を作る.このデータ陸上部分を含むので都合がよい.30秒格子はちょっと粗いがインド洋全体の津波の進行を見るには十分か.格子は40度× 35度で4800*4200の予定.もちろん浅水長波の基本式で,例によってコリオリ力や摩擦,球面の影響等は考慮しない.まあ専門家なら目を向きそうだ けど,趣味レーションではこれで十分.2004 12/29
今回の地震の特徴はまだすべてのデータが出そろっていない ので印象だけ書くと,震動による被害が少ない割りにMが大きいのは1)断層が北側,つまり人跡未踏の海の列島側に破壊が進行 2)断層のずれの速度がやや 低かった?つまり津波地震の様相を呈したのではと予想.USGS The devastating megathrust earthquakeと報じ,まず表面波Mを決めて,それからモーメントMを計算 するはずだときくがMW 8.2とある.意外に小さい.ビーチボールからは横ずれ成分はほとんどない逆断層タイプ. Because of the size (M 9.0) of this earthquake, point-source methods that use only the body-wave portion of the seismogram are inadequate for measuring the true magnitude.と注釈.それにしても,M9.0の説明がどうも見つからない.ちょっとこのページをプリントアウトして明日朝の電車で読むつもり.2004 12/27

BBCのサイトがトップで報じ,津波の被害がすでにイ ンドやタイで報告されているが振動によるものはまだあまりないようで,被害の様子をメールで送ってくれと書いてある.津波地震かな?その後,BBCは More than 7,000 people die across Asia in massive waves triggered by the largest earthquake in 40 years.と伝えている.やはり時間に関する指数関数で犠牲者が増えてきている.
 この地震関連で探したこのページのpdf にはやはりあった,外核の中の前線と高気圧,低気圧!2004 12/26
火山説本をまじめに1章から読み進む.やっとアルバレッツ親子の登場.Ir測定はもともと薄い泥岩層が何年か かって堆積したかを宇宙塵被爆で測ろうとしてのだというのを思い出す.その前の章でモロッコのK−T境界の前後のプランクトンの種の消滅ー生成図からカタ ストロフは一朝一夕でないと言いたいらしい.でも境界後の前時代の微化石の染みだしは漸減説に立たずとも,単に海洋における堆積層の津波時の攪拌で説明で きるように思うのだが.2004 12/24
最近届いたJGRに大学の先輩であった方の論文が載っている.私の地震学の師匠と もいうべき人で共著者もさる観測所でお世話になった方.決して時流に乗った目立った手法ではないが,地道な観測と解析に頭が下がる.「偉大な先人たちのや り残した落ち穂拾いをするだけでもずいぶん色んなことが見えてくる」とこの先輩達から教わった.どこもかしこも時流に乗った声高な人たちがはびこり(自分 もそうではないかといつも自問する),このような10年越しの研究はなかなか評価されない.人を管理したがる人と人を評価したがる人ばかり増えて,どんど ん世の中のストライクゾーンは狭くなる.ブルペンで肩を作るために人知れず投げ込んだ玉の数はどこからも評価されない.肝心のストライクゾーンを拡げる仕 事を嫌がる連中ばかり増えて,みんな住みにくい世の中だと嘆くだけ.2004 12/19
ここで数日来の温暖化論争をまとめておく.まず,こ こは一般的な環境論に対する重要な見方を提供する.またここはさらに シニカルに京都議定書の裏の政治的背景を書く(本当かどうかは疑問だが).もちろんこの方もCO2悪玉論に徹底的 に反論する.その真偽はともかく,Shaviv & Veizer(2003)の一撃vs米国を中心とするIPCC関係者(支持者?)の反論の嵐ははたから見ると大変面白い.さすがにこの方のこ こはそのサマリをよくまとめてある.こういったものがなぜ日本の古気候専門家によって平易に解説されないのか?分解能の高いボーリングコアから極 の氷中の泡のCO2濃度の上昇が気温上昇に数百年遅れるという確信的事実を報じたFischer et al., 1999(Science)をどこかでコピーしたいのだが手に入らない.こ こには関連したアイスコアデータの解析がWebであげられている.これは地球温暖化を考える上でのもっともファンダメンタルなデータなのだけどな ぜかきちんとした仕方でアウトリーチされていない.太陽活動と対流圏上層部の雲との関連を書いた論文を探すが今日はみつからず.明日にする.太陽活動と地 球気候の関係を論じたのはそれほど遅くないが,それが宇宙線との関連で議論されて一躍脚光を浴びた形.
 思えばダイオキシンも環境ホルモンもマスコミを一時賑わせたがやがてどこかに消えてしまった.危機を煽った人たちは何食わぬ顔で次の獲物を探している. 残るのは一般の人々に「またか」という危機に対する鈍感さを補強しただけ.煽ったマスコミも後ろを振り返ることをついぞしたことがない.2004 12/17
EOSの 最近の記事で古気候とCosmicRayとの関係を示したNir J. Shaviv & Jan VeizerのGSA Today論文に対する,Stefan Rahmstorf et al.の反 論とまたそれへの再反論などのClimate Devateの一部を紹介している.前者は要するに宇宙線の到来が地球を冷やしていたのに,太陽活動の活発化でそれが停滞して近世紀の温暖化をもたらして いてCO2による効果はあまり関係ない(BBCのNEWSの要約)みたいなことを言っているみたい.またCO2を気候変動のドライビングフォースにするの は優れて政治的なバックグラウンドがある等々の主張.酸素同位体を用いた古気候の気温変動予測についてもそれはむしろpHの方が大きく影響しているみたい ないちゃもんをつけているみたい(12/17記.これ逆で Rahmstorfらの方がpHを考慮するとShavivらの主張はあたらないと述べる).Stefan Rahmstorfらはそれに対して,彼らの主張はcircular reasoningだ.我々はCO2が気候変動の引き金の主因だとは主張していない(アイスコアのタイムラグFischer et al., 1999(Science)を例に上げて)がそのフィードバック効果は重 要だ.彼らの主張のメディアでの扱われ方は間違っているなどと反論している.ちょっと内容がややこしいので,詳しくは後日.でもこの論争あまり日本で取り 上げられていない(googleの検索スコアは0)のは,やはり米国の政治的主張(ブッシュ政権の京都プロトコルの無視とそれに対する研究者の反発)の生 々しさが日本と状況が違うからか.この論争の両者の一連の主張はここからダウンロー ドできる.こここ こにも紹介がある.2004 12/12
V.CourtillotEvolutionary Catastrophes通勤でランダムに読み進む.最終章にBurgessのPikaiaを巡って"survival of the fittest"と"survival of the luckiest"という表現あり.Gouldの主張とクロスして面白い.また中盤に"Nemesis or Shiva"の神様対決あり.インドのお寺のデカン玄武岩に刻まれたShivaの写真を使うあたり心憎い本.最終章の判定はtraps vs.impactのscoreを7対1とジャッジして自らのVolucanismをK-T mass extinctionの主因を主張する.地質学の立場からのAlvarez達へのなかなか骨太の反論で読み応えあり.2004 12/12
GRASSの高校生向きの講義と実習をお 願いしていたがこれがなかなかためになった.何せ大学院生向けの5日間の講義と実習を1日で高校生にお願いするという無謀な企てだったが,何とか双方に得 るところがあった.今までgmtオンリーでラスター型データの活用をしてこなかったが,これは使えると思った.日本語化しているのと,フリーのcygwinを使っている点が汎用性がある.cygwinて有料だとばかり思っていた先 入観が恐ろしい.簡単にGUIでレイヤーを組み合わせる手法はやはりその道の達人に学ぶのが最短の道と感心した.2004 12/11

「始祖鳥」の続きここは分 類に詳しく,鳥ととかげのどの特徴を示すかという専門的な論が並ぶ.ただ長くてしんどい.こ こは発見の詳細とそれをいくらでどこに売買されたかの経緯に詳しい.特に2個めの化石をドイツが威信にかけて本国に置くために苦労した経緯などが 書かれている.20,000 Deutsch Marksをはたいてthe Humboldt Museum of East Berlinに化石を獲得したとか.その他,標本が地元の医者に治療費の代わりに納入されたとか,娘の嫁入りの持参金代わりに売りに出されたとかはあって も,期待したような胸はずむエピソードは見つけられなかった2004 12/01

始祖鳥について調べるこ こから飛んでこの本家に. そしてこ れとかこ れ.とりあえずプリントアウトして明日の通勤用.でもここによれば未だに "anti-evolutionの立場からEvolution: The Fossils Still Say NO"などという本が出ているのね.本家の最上部であるここはcreation/evolution controversyに scientific mainstreamの立場からコミットした興味あるサイト.2004 11/25

googleアカデミックリサーチ.論文専用のサイトみたい. 引用順に並ぶところなどおつなもの.早速landscape Evolution関係で1 つ発見2004 11/20

ちょっと「オッカムの剃 刀」を調べる.どうも私が思っていた意味とまるで違うみたい.また脳の 科学のページに美 しい本2004 11/09

通勤でEvolutionary Catastrophs by Vibncent Courtillotを読む.要するにK-T境界の絶滅は隕石衝突が主因ではなく,デカン高原の巨大噴火が原因という本.Irはマグマ起源で,メキシコの 隕石衝突も怪しいという内容.ちょっと色んな章からランダムに読み初めているので,全体が見通せないがOfficer and Drakeにかなり近い内容みたい.2004 11/08
プレート拡大ペーパーモデル
ザックに入っていたJGE (Sep.2004)をぱらぱら見てたら,どこかで見たようなペーパーモデル.良く見ると拙作のトランス フォーム断層モデルに極似.しまったやられたと思いさらに良く見ると最後のRefのちょっと手前にどこかで見たURLと思いきや私のオフィシャル ページそのものだった.ちゃんと引用してくれていた.ただし説明が少ないとか数人で協力してはできないとか何か言い訳のようなケチをつけてはい た.筆者はというとカナダのナナイモの大学の先生みた い.このサイトのFieldtripsや リンク先にはNewfoundlandEdicaran fossil bedsバージェス頁岩ニオス湖の写真.さらに自作地震計などどれも凄い内容.まあ こんな先生に引用していただくのならよしとしなければ.これは久しぶりに品位の高い鉱脈を堀あてたみたい.2004 11/04
Physics Todayの地震が引き金になって火山活動が活発化するという記事を読む.泡の底や壁からの剥離と発生膨張,マグマ内の対流の発生の2点で短期と長期の影 響が出るという内容.カスケード火山列やロングバレイカルデラの例.2004 11/03

TBS系でダーウィンの伝記ドキュメント.これよくできている.彼の伝記を初めてまじめに見た.ガラパゴスのイグアナとフィンチの逸話.現地で はまだ進化論の端緒もなかったというのが意外.娘さんを10才で死なせ,神を相対的に見るようになったというのは本当だろうか.ダーウィンの忠犬いや番犬 ハックレイも出てきた.これは多分BBC制作のフィルムを使っていると思えるのだが,アメリカでは同じ番組を放送できるのだろうか2004 11/03
Robert Maychaosを 調べる.1936年Sydney生まれ.Harvard,Princetonなどを経てOxfordの教授という華々しい経歴.Lordに称される.同じサイトには Benoit Mandelbrotの文章もあ る.このサイト,宣伝まで入っていて不思議なサイト2004 10/29

Landscape Evolution関連こ ことか,ここな どからたどれるPhysicalReview関連の一連の論文を印刷.RodriguezとRinaldoの1994年頃のJGRの論文は地形シミュレー ションとFractalとの関連を最初に論じたものだったけど,同じ論理の論文をPhysicalReviewにも書いていたのね.後者の方はpin,す なわち侵食に対して固く抵抗するサイトをある確率で混ぜたときに河川の形状がそれを避けるように蛇行がさかんになるという内容.ただ全体の傾向はそれでも 変わらないとか.彼らの論理は全サイトに対して毎時計算ルーチンを通すところが雨粒の通路にあくまで忠実な拙作との違い.

いわゆる椋平虹について
中間テストの文末エッセイに書くため「椋平虹」について調べる.新田次郎の「虹の人」は学生時代に読んだが,今回読み直してみるとまるでストーリーを忘 れてしまっていたことがわかった.さらにこの小説の書かれたころ,まだ椋平氏は存命であった.調べると彼のトリックが見破られたのはここによれ ば,昭和51年9月26日の毎日新聞.これは私のかつての記憶と合う.当時,毎日新聞を実家が取っていて,私はこのニュースにえらくショックを受けたこと を思い出す.さらにこのニュースを再度TVで取り上げたのが,ここに寄れば98.11.27 に放送された「驚きももの木20世紀」とか.この番組は私も見たので鮮烈に覚えている.当時の毎日新聞の記者が確か出演していた記憶が.ちょっと「椋平  虹」でググると宮本貞夫という人が「地震」に
(寄書)椋平虹が地震と直接的関係なき証明,地震 第2輯, 7, 2, 1954, pp.136-137.
大地震に伴う発光現象について,地震 第2輯, 7, 2, 1954, pp.137-138.
という2本の論文.さらに時代を遡ると林 理學と言う人の
(寄稿)椋平氏の地震予知法,地震 第1輯, 3, 1, 1931, pp.51-53.
が出てくる.しかしmukuhiraとearthquakeやarcでは残念ながら英文サイトはヒットしなかった.昔書かれたという英文報告を探したいの だが.1975年には専門家による観測も行われたとこ こに書いてある.またここに は,椋平氏の肖像,著書,また虹の説明図もあり貴重.
参考図書: 椋平廣吉著 「地震の前兆と椋平虹現象」 (田辺町上屋敷町 谷内文生堂印刷 非売品1935年)と記してある.田辺で出版されたのか.ある いは支持者が刷ったものか.2004 10/17

「キッチン地球科学」の大御所の高校生相手の講義real player動画を発見.かなり長い講義(1時間11分)だけどちゃんと内容が聞き取れるので面白い.自己調節系から話が始まる.水飴のプルーム の実験は素晴らしい!等温線を表示するのに感温液晶ってのを使っ ているのね.これはアイデア.こ こにも乱流速度をこれで測定する実験.2004 10/16

ステファンウオルフラムの本Stefan WolframA New Kind of Science.Released on May 14, 2002,とあるからやはりこの本を作るのに10年の歳月をかけているわけ.ちなみにMathematicaの 初期のバージョンは1986-1988の2年余りで作っているようだ.2004 10/14
捏造論文
衛星TV.今日はFET製造に関して超電導技術を開 発したというSchon の捏造論文の話」.こ の人だったかな番組で発言していたのは.これに関連して捏造論文等でネットを調べていると近隣の大学内でのすさまじい内部告発サイトなどに行き当 たる.2004 10/09

複雑系経済学
教育実習に来た経済学部4年の卒業生に「複雑系経済学」 を借りて読む.もともと理学部数学科卒の経済学者.1990年代までの 米国の経済学の流れを外観したあと,返す刀でソ連の崩壊を論じる冒頭,こんな本を書いてるく らい意外とマルクスを評価し,ネオケインジアンをこき下ろすのは近親憎悪か.ここで も金融工学と均衡理論(新古典派)を見事に断罪している.正規分布からずれるHigh peak,Fat tail.2004 10/01

1980年代に一世風靡したParkfiled地震が20年を経てやっと起こったとの報.早速某MLではこれを 巡って専門家の火花始まる.USAにおける偉大な地震予知計画の失敗といわれる地域に起こった今回の地震が本当に周期性を少しはずしただけの期待された キャラクタリスティック地震なのかあるいは単なるランダムに生じた地震を見ているだけなのか,これからの論争が面白そう.ここを 見る限りはco-seismicを除いてpre-seismicな変化はほとんどないように見える.ここにこの地震の 詳しい解説.とくにこれは 有名な図.waveformを あたったが高感度のサチっているものばかりで,重ね合わせがで きない.2004 09/29

フライトシミュレータによる氷 河地形フライト2004 09/28

1783年(天明3年)浅間噴火.1789年ベルサイユのバラ,いや違ったフランス革命.1815年インドネシアタンボラ火山噴火,1838年大塩平八 郎の乱,1859年吉田松陰安政の大獄で刑死.1867年大政奉還.1883年インドネシアクラカタウ島噴火.世界史の同僚に浅間の天明噴火がフランス革 命の扉を開けたという風説の根拠を問うたがわからないとの答え.これ調べたい.

Reviews of Geophysics)を読む.プレート沈み込みの2タイプ(侵食と付加モデル),有史以来の細かい気候変動の解析,岩石中の液体のChaoticな流れ の3本でどれも面白そうなのだが,とりあえず気候ものを少しすつ読む.単純な8世紀から11世紀が温暖でその後寒冷化したというモデルがそうでもないとい うのがどうも主張のように思う.2004 09/26
アンモナイトを探してよく通った淡路島で恐竜化石発見とか.2004 09/24

はじめての進化論,色覚異常者向け のプ レゼン手法.後者はプレゼン用グラフの凡例表示についても大変参考になる.2004 09/22

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