<Diary with linux, geoscienceguitar & others> 2006.Jun.
「備忘録/日記」(自分のためのメモですが何かの参考に,背景は梅雨モードに変身

2006 06/29(木 6月一杯締切の書類や原稿に追われる日々.どうすれば研究のみに打ち込めるの?
 どうも色んな所で冷夏予想が出てきた.今夜は蒸すがそれでもクーラーをつけるほどではない.もう北日本は冷夏で決まりみたいな感じで,問題はいつも暑い西日本がどうなるかだが,−−.
 締切前の原稿とテスト作りでドイツの発表原稿や例のDEMまがいの計算のその後にまったく手がついていない.中東がひどいことになってるのに国内ではほ とんどニュースが流れない.親分が無茶苦茶するからその子分までそれを真似て無茶苦茶し放題.司法より暴力団が勝手きままにのし歩くような妙な世界を作っ てしまっている.

2006 06/28(水 王者ブラジルにくらいつくガーナの執念の前半,最後にオフサイド気味の駄目押しが入り寝る.
 やはり残るべきチームが残ったというべきベスト8.できればこの段階のドログバを見たかったが,−−.通勤でVolcano Cowboyを読み進む.たいして期待していなかったが,難解な単語にくじけず読み進んだ甲斐があって,面白い展開に.セントヘレンズの大崩壊までの足跡 をドキュメンタリーで辿る.軽快な文章にややペダンティックな単語や言い回しで四苦八苦.それでもUSGSのDeverチームVS.ハワイのWSOチーム の手法の違いなどの対立点を際立たせた書き方はうまい.それに早とちりのフランスの権威おじさんが,噴火はしないと発言して大騒動など,エピソードが盛り だくさん.噴火騒動に慌てる行政の慌てぶりも良く書けている.そろそろ核心近しか.訳本が出ていたことを知る.著者はタイムの特派員とか.
 
2006 06/24(土 結局決勝トーナメントに残ったのは審判とボールだけという残念な結果もまたW杯.
 ブラジル戦,相手の2点目の回転しないカルマン渦で揺れたボールがすべてを決定した.今回の特徴であるミドルシュートが良く決まるのもボールの変更が大 きいだろう.スタッフに1人でも物理を解した人を付けていれば結果も少しは変わったかも知れない.次のW杯までにフィジカルで勝てない日本の戦術としはミ ドルシュートの練習をするのが勝利への近道.
 勤務先の講演会で,文部省の課長まで出世して2年前に辞めた現在は某大学教官の講演を聞く.マネジメントと正確な現状評価の話し.日本の現状をうまく 切っていた.忠臣蔵は明らかなテロ事件なのに,みんながその神性を認めてしまうのが日本的属性という話に共感.本当はこういう人に官僚として最後まで仕事 をして欲しかったのに.

2006 06/23(金 いくら魅力のなくなったチームでもやはり結果は気になるもので,朝4時に起きて観戦.
 結果はやはり思ったとおりで,ロナウドの復調のためのトレーニング試合に.大敗して良かった.何もかもリセットして4年前に戻ればいい.いや8年前か. 一つのムーブメントが辿る見せかけのバブルに4年間も専門家のように振る舞う識者が寄ってたかって幻影を見てしまうのもまた日本の宿痾か.結局トルシエの 遺産を食い尽くした今,1993年のプロリーグ出発の時点に戻ればよいだけの話し.にわかファンをそぎ落として本当にサッカーを好きなファンから芸能では なく,スポーツとして,もう一度再出発すればいい.金儲けに群がった連中が一斉に引く中を,一時のパリーグのように観客数百人の冬の時代を何年か耐え忍べ ば,ブームが本物だったかどうか.文化として再び根付くかが試されるだろう.
 しばらくはあちらこちらで,実体のない掛け声に煽られて拡げすぎた風呂敷を人にわからないように静かに畳む光景ばかりが目に付く時代となる.度の過ぎた贅沢と精神の貧困を再び何で潤すのか.物質と貨幣の経済学だけでなく,精神と無償の経済学が今こそ必要だと感じている.
 3週間続いた教育実習が今日で最終日.プリミティブではあったが光っていた3人にお世話になった.何よりも私が失いかけている若さをいただいた.早く老 いた世代など蹴落として次の時代を作る人になってほしい.実習生が何のためか,そろいもそろって黒のスーツなど着込まなくてもいい時代が早く来るといい.

2006 06/22(水 実習生のプリミティブではあるが本質的な問いに定義のあいまいさに気づくシーズン.
 いつ注文したのかを忘れていたVolcano Cowboyというペーパーバックがamazonから届き,これを通勤で読む.USGSの火山学者の伝記のようなものらしいが,St.Helensの章のしょっぱなから詩的にこねまわした文章に四苦八苦.
 GPSに地図を入れる話しPart2.MapView25000で作った地図は決して全国を作っても地図がきれいにできていないことに気付く.また等高 線の程度なども右端にバーを持っていくと作成しないことも書いてある.これらを調整してやっと5135区画のみを作成してこれをImg2gpsで転送.やっと大阪南部から自宅周りの50m等高線入りの地図が英語版で表示できた.GPS側はどうも転送した地図しか表示しないように排他的になっているようだ.つまり前の地図は消してしまう?このあたりいまいち理解できていない.
 そういえば勤務先の冷房は入れたが,自宅の冷房をまだ一度も入れていないことに気付く.まだ冷夏は続く?

2006 06/21(火 サッカーに関する./のようなネット上の良質のジャーナリズムを期待してしまう.
 この4年間代表の試合はいつもまにか相手チームを応援するようになってしまった.なぜだかわからないがトルシエの時は本当にあれほど全霊を込めてTVに くぎ付けになっていたのに,潮が引くように冷静に試合を見つめていた4年間だった.ドーハから数えて8年間の代表に入れ込んだ気持ちが不思議に消えていた 4年間だった.現監督の効能といえばたったそれだけかもしれないと思った.歴史にifは不可能だが,監督が別の人間であったなら,中田も稲本もまだプレミ ヤリーグでレギュラー張る気力に満ちていたかも知れないと思うと寂しい気がする.中村は悪いけど前監督同様私は評価しない.松田や松井を招集しなかった罪 は大きい.もっと言えば23才以下の荒削りな選手を最低4名は連れていく必要があった.この4年間を立て直すのに10年はかかりそうな気がしてきた.そう いえば例の4年ほどの間のつまらない学力談義でスカスカになった中高のカリキュラムと学力を立て直すのにこれまた10年はかかりそうな情けない話しと同じ.私の 定年にも間に合わないというのは悲劇か喜劇か.2010年は勤務先を首になっても南アフリカに行くぞ!ここに冷静な判断がある.まだ決勝進出の可能性とかいうマスコミは大本営以上にひどい分析.今に始まったことではないけど.どうしてそんなに願望がいつのまにか冷静で合理的な分析に優先してしまう国なんだろう.

2006 06/19(日 負けたほうが良かったというマスコミが出てくれば少しはこの国もかわると思うけど.
 前半を見終わって汗びっしょりの日本と涼しげなクロアチア.宮本が普通でないのが気になる.FWはディフェンスに回るだけでほとんど仕事してないな.どうでもいいけどこのうるさい解説のおっさん連中だけ何とかしてくれ.
 というわけで結局ドロー.クロアチアの省エネサッカーにしぶしぶ付き合ったという印象.最後の中田のインタビューがすべてを語っていた.プレーしながら の冷静な分析.彼に監督のフィー2億円をそっくりやれよ.それにしても中村をはずし稲本をボランチに置いたトルシエの過去の遺産だけで負けなかった試合と言えるか. この監督,とうとうTV中継の時間にまで文句を言ってるよ.というところで公式会見,中田が先にしゃべるのはどういうわけ?Kキャプテン死ぬ気で頑張れな どそう簡単に言ってほしくないね.結局トルシエの遺産だけで闘っているのが明らかになっただけという情けない4年間の総括.人の揚げ足とるのは最低だといつも思ってるけど,この判断ミスだけは残念ながらやはり責任追求する必要あるよね.
2006 06/17(土 本格的になり始めた梅雨の合間ぬって弁天埠頭に「ちきゅう」を見学に行く.
 JAMSTECの掘削船「ちきゅう」一般公開を見に行く.(「ちきゅう」に関してはこちらのサイトが 詳しい)朝潮橋を過ぎると遠目にも観覧車と肩を並べる櫓が目に飛び込んでくる.もっと混んでるかと思った見学者の数はまずまず.受付を済ませてラッタルを 登って,船内に入る.幾つかの部屋を過ぎて操舵室へ.舵輪が見当たらなかったような.その代わりにコンピュータディスプレイとレーダー画面が並ぶ.そこか らまた幾つか部屋をくぐって,櫓が見える甲板へ.さらに研究室を通って,ライザーの格納場所を通って下船という段取り.そこかしこに院生や職員のアルバイ トが立って挨拶や案内,至れり尽くせり.canonの超広角を持っていって良かった.ドイツにこれを持参するかどうか迷っているが,今日の写真の映りをみ ると持っていきたい.
 GPSに地図を入れるのに苦戦.MapView25000で作った地図が入ったり入らなかったり.昨夜はマイクロSDのセットで一苦労.マニュアルに あった日本語の解釈(手前に引く)を間違う.すんでの所で薄い金属カバーを壊す羽目に.今朝,カバーの固定の仕方がやっとわかる.
 帰ってからW杯を見る.もう我が代表はどうでも良くなったので,各国の技量に注目.オランダ−コートジボアールが予選の自分が見た今のところのベストゲームか.ドログバと いうFWは凄い.初出場とはとても思えない爽快な試合ぶり.アフリカ特有のリズムとトリッキーなプレイが2002年夏ヨハネスブルグのホテルのTVで見た 南アフリカリーグの神業のようなサッカーを思いださせる.その後ポルトガル対イラン.予想どおり何とかポルトガルの勝利.ロナルドという生きのいい選手が 育っている.これで次の2010年はアジア枠が下手すると半減するかも.その分をアフリカにわけてあげたい.今夜のデコのように今大会の特徴である枠に飛 ぶ凄いミドルというかロングシュートを見るたび,この4年間,この国のサッカーは一体何をしていたのかと情けなくなる.進化を続ける生物の世界で生き残る ためには他より2倍走り続けなければならないという「赤の女王」仮説はやはりここでも生きている.
 ということで,ちょっと深部掘削を調べる.ここに「ちきゅう」建造の詳細のレポート.泥水組成は企業秘密でマッドサイエンティストには笑ってしまう.「神棚」があるというのも何だかなあ.

2006 06/15(木 実習生の研究授業の前半が終わり,ちょっと一休み.夜半から大雨の予報.
 DEM関連でCundelの論文を大体斜め読み完了.ダンピングとして粒子接触時と粒子速度に比例するグローバルなもの(つまり粒子が液体中に存在する イメージ)の2種を与えていることがわかる.そのうち解りやすい後者を適用.依然として回転成分には手をつけていない.それでもかなりの粒子衝突が再現で きる.重力加速度を大きくすると床との反発で暴れやすい.
 ともあれ,このような後世いの一番に引用される論文は凄いと改めて思う.しかも親切に計算の詳細まで示している.計算の詳細をわざと省く論文が多い中で著者の人となりが想像できる.

2006 06/13(火 失われた4年どころか,トルシエ以前に戻ったというべきか.2002年の森岡がいないのが痛い.
 こんな話しをどこかで見たことがあるなと探したら,昔読んだ「ゼロ戦燃ゆ」(柳田邦男)の中の確かミッドウエイ海戦前の図上演習の逸話 だった.サイコロを振る模擬海戦で何度やっても自軍空母が魚雷で撃沈されてしまう結果を無理矢理反故にした某司令官がいたという話.日本の宿痾として,大 事な戦いの前の小さな勝利に有頂 天になり,自軍の実力を過大評価して,相手を見下してしまう.何年経っても繰り返される病的な悲劇.400年も前から神を殺し,夥しい血を流して打ち立て られた 「近代合理主義」に<根性と神性>だけで戦いを挑もうとした事大主義の流れが今も脈々と流れる.さすがにもう<サムライ>とか恥ずかしいので言わなくなっ たのだろうけど.何とかジャパンというあの言い方だけはせめて止めてね.前監督だったらもうとっくに解任されてるから.
 Google EarthBeta (Version 4) が出ていて,とうとうLinux版がダウンロード可能に.早速落としてインストール.16M強で,少し時間がかかる.
chmod 755 GoogleEarthLinux.bin
./GoogleEarthLinux.bin
で自動的にインストールされる.ただ,OpenGLのドライバがどうのこうのという窓が開く.確かに画面表示が遅い.このあとはまた次に.(勤務先のMatroxでは動かなかった.OpenGLそのものが適応していないのか?6/15)

2006 06/12(月 失われた4年にならなければいいが.ノーガードの撃ち合いの肉弾戦では絶対に勝てない.
 思っていたなかの最悪のパターン.まだ途中だけど4年 間を無駄にしないためには監督更迭しかない.トルシエだったらこんなにDFとFWのラインを間延びさせることは決してなかった.いつの間にか貧弱な肉体で オージーに肉弾戦を挑めると錯覚したのがそもそもの間違い.ちょっと大本営発表が気になっていたけど,悪いけどあの戦争の総括は最近至るところで反故にさ れている.2-0になれば云々の結果論は間違い.DFを上げたフラットスリーと狭いフィールドでのチェイシングが日本のDFと戦術にはベストだったのを今 頃になって思い知る.4年前にもう一度立ち帰るしかないというのが残念ながら今夜の総括.8chではベンゲル監督が出ている.ベンゲルをぜひ2010年には呼んでほしいなあ.
 
2006 06/11(日 可憐な「ささゆり」咲く山歩きの帰り,コンビニに花火と蚊取り線香が山積み.夏近し.
 勤務先でやっとハンディGPSを買った.今までなかったのが不思議なくらい.GarminのMap60CSxという英語版では最新版になる優れ物.今日ちょっと「ささゆり」が咲く,勝手知ったる二上山でテスト.車の中や電車の中でも衛星の電波を受ける高感度.まだ細かい操作方法が解らないが,地図を入れれば役に立ちそうということで,情報を探る.ここここここに地図を載せる方法が詳述されている.今,MapView25000数値地図(空間データ基盤)の閲覧(試験公開)か ら地図をダウンロードし,所定の操作を終えて,等高線を追加しているところで,何度もノートPCがハングしたようにHDD書き込みばかりで動かなくなる. 他のソフトで仮想メモりが足りないと一度エラー.再起動してもどこかの地図で最適化中で止まっている.しばらく放っておくことにする.トラックデータを吸 い出したいが,ちょっと休憩.
 始まったW杯.早速イングランド対パラグアイを見る.コスタリカは珍しく非武装中立の 国.ベッカム様のFKだけで決着というのもイングランドらしいが,やはりかなりの力の差か.ベッカムのヒールをジェラードが受けてつないだ展開はやはりW 杯的プレー.これはひょっとするとひょっとするかな?ドイツプリング(ル)スの超ロングシュートといい,早くも前半戦の見せ場がたくさん.しかし後半は眠 くなって試合内容も眠かったような.今再放送みていて,イングランドのGKのキック力がただ者ではないことを思い出す.相手のPKエリアまで簡単に蹴る し,後半も天井のモニターに蹴り上げている.恐るべしイングランド!審判がマイクをほおに貼り付けているのが今回の特徴?
 南極のP/T境界クレータの話.続報が出ないので真偽のほどが,−−.本当だったら凄いけど.
 さらに夜に入って,アルゼンチンvsコートジボアール.さすがアフリカの雄カメルーンの代わりに出ただけの国ではある.負けたが面白かった.解説の山本 さんがコートジボアールを応援しているのがわかって嬉しかった.そのあと今夜の試合.オランダvsセルビアモンテネグロの巨人対決.オーストラリアにオラ ンダのように広くエリアを使われるとまずいなあ.逆にセルビアは良さを消されている.オランダは結構強い.パス回しがワンタッチだし,何よりシュートが全 部枠なのがどこかのリーグとレベルが違う.
 GPSデータの吸い上げ.GPSに付属したCDを忘れてUSBドライバが入らなかったが,探すとGarminのサイトにちゃんとあった.これを入れて認 識OK.カシミール最新版でデータ吸い出しもOK.すぐに2万5千の上にルートが赤い線で出たのに感激.すごいソフトになったもの.これでフリーというの が恐ろしい.どこかの金儲け至上ソフトとは品が違うよ.これだけのソフトをLinuxで動く用に作ってくれないかな.

2006 06/08(木 早くも梅雨入り.昼は蒸し暑く夜は涼しい.長期出張の同僚の関東は冷涼とかの言.
 夜,思い立って,富士通ノートPC Loox70KのDドライブ部分(約37G)にVine3.2をインストール.最初fdiskの前にhda領域にinconsistencyがあるという 警告が出たが,無視して,disk druidでhda2を削除.ここにインストール.なぜか最初の部分に1セクタだけ未使用部分ができるがこれも無視.最後のXの設定はとりあえずデフォル トで出てくる画面を辿り,画面の解像度のみ,1280*768に修正.X画面のチェックもなく終了.半信半疑で再起動するとちゃんとXも立ち上がってくる から素晴らしい.ただし,ややフォントなど眠たい画面になるのはいたしかたないか.ていうか,これひょっとすると1024が横に伸びているだけなのか?こ のあたり明日以降に.

2006 06/07(水 6月に入りなぜか晴れ間が続く.上空には冷たい空気.次に崩れれば梅雨入り?
 YouTubeでJeffeson Airplaneのwhite rabbitの各バージョンを見る.これ聞けば聞くほど味のある名曲.kind of mashroomなどの歌詞が意味深だが.若き日のGrace Slickが知的な魅力を出している.Jorma Kaukonenの チェリーのES335が深みのあるサイケデリックの骨頂を奏でる.Platoon Ver.で最後にthe war is over for me now.と聞き取れたけど正しいのかな.実習生の授業の初日.九州男児の彼のやや緊張した顔が徐々にほぐれていくのを微笑ましく見守る.

2006 06/06(火 ちょっと所用で長野気象台にメールしたら,大雨警報の発令などの多忙で返事が繰延に.
 勤務先の10年越しの某補助金で買った21inchのCRTがそろそろ寿命なのか,ときどき画面が落ちるようにまばたく.ここにモニタに関する議論が あって,そろそろ買い換えかと.でも1600*1200が使える液晶は高いしどうするか思案のしどころ.昨夜のCascade,粒子を増やしてスクリーン セーバーにならないかと検討中.今日の午後,所用で四ツ橋から難波まで歩く.某国領事館の前に機動隊の車2台.暑い日差しで久しぶりに汗をかいた.ドイツ の原稿をぼちぼち書き始めなければいけないが,まだ本業が積み上がったまま.ドイツはプログラムの更新.勤務先のノートPCの購入で一悶着.注文していていた某ダイレクトショップの在庫がすでにないという出入りの業者からの電話.すったもんだの末,別の機種の選定に入る.

2006 06/05(月 勤務先の健康診断でバリウムを飲む.朝夕,涼しいだけが取り柄の水無月.
 DEMの続き.粒子が暴れるのを防ぐために,さまざま なダンピングやある敷居値以下の粒子の停止などの条件を入れようとするがなかなかうまくいかない.そんな中でひょんなことから,粒子が泡のようにゆっくり 上昇して,何かのきっかけで,下向きの粒子に出くわし,カスケードのように集団で落ちるプログラムができた.これカスケードの起きる時間と数をカウントす れば何となくフラクタルになりそうに思うのだが,−−.何か卒論程度にはなりそうな気が.
 まあこのDEMをいじっていれば少なくとも定年まではテーマに困らないような気も.大学の2部の図書館で,Cundelの元論文のコピーを頼む.また,GPSに関してSPAに電話して聞く.夕方6時を過ぎていたのに親切な対応で,早速オンラインで注文.特価でどこよりも安かった.あと夏の行事関連で,某大学の先生にメールを書き,時程の段取りをつける.あとテスト採点と実習生のお世話で1日が暮れる.

2006 06/04(日 曽爾村の向こうの御杖村まで遠出するが,道の細いのに難渋.未知の高峰を幾つかみる.
 やっと粒子シム試行版が何とかできたので,パラメータ をいじりながら調べる.摩擦と減衰の兼ね合わせが難しい.粒子がつぶれるのを防ぐと,逆にばたつく.粒子間の反発力を最初重なりにリニアなHoockのバ ネにしていたが,これだと粒子の重なりが大きくなりすぎる.ここの力の懸かり方を再考する要あり.あとは,断層モデルを試行.パラメータ設定に苦労する. 粒子数が3000近くなると計算にも時間がかかる.もう一度粒子数を下げて,一般的傾向を調べる要あり.とりあえずこれで今週の仕事はできた.あと粒子シ ム関係のサイトを一覧.JGRのMorgan(1999)をもう一度読み直すこと.

2006 06/02(木 職場で昼蒸し暑く,冷房の試運転.実習生の基本的な質問にハッとさせられる.
 5月末からの続きの計算.やっと画面を表示した直後に落ちるバグの原因がわかる.
セグメンテーション違反です
だの
X Error of failed request:  BadWindow (invalid Window parameter)
だのに3日間苦しめられたが,先ほどようやく解決.原因はまったく初歩的な配列の確保の問題.
double px[PMAX+1];
double py[PMAX+1];
とすべきところを
+1を書かなかったためのお粗末.文法エラーや整数,実数,果てはグラフィックス文法まで色々チェックしてやっとたどり着いた結論.これで随分以前のルーチンも無事走った.
EGGXはきわめて便利.グラフィックス命令のパラメータも整数,実数等何でもエラーは出ないみたい.昔に比べるとcも何だか数の型式チェックがあいまいになっているような気がするのは,まだ基本が解ってないからか?
 とりあえずこれでEGGXで の画面表示をクリアしたので,計算アルゴリズムにやっと取りかかれる.高2の授業でUSBメモりに入れていったmpeg-2の動画がコーディック不足で動 かず.本当に世話の焼けるOSである.明日は職場の体育大会.今日昼間蒸し暑かったので,曇天で涼しいことを期待したいが−−.
 新聞に3−5月の日照最低記録との記事.道理で寒かったはずだ.

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