<Diary with linux, geoscienceguitar & others> 2006.Mar.
「備忘録/日記」(自分のためのメモですが何かの参考に,背景も新春モードに変身

2006 03/31(金 おそ松,とど松,ねんどまつの今日.軍医養成の大学に補欠合格したという女子卒業生と語らう.
 補助金の報告書の雑用がようやく終了.あと机まわりの整理や下見の写真,翻訳の続きなどに精を出す内,標記の卒業生の来訪.2浪を覚悟した途端,最終日に補欠合格の報とか.そういえば先日は気象大学校に通う卒業生も来訪.このところ文科省管轄外の大学に縁がある.
 ドイツの地図と中古のSDカードを帰りに天王寺で買う.自宅ではっと気付いてドイツのレジストレーションをFaxで送ろうとして,自宅のFaxが壊れて いるのに気付く.あわてて近所のローソンまで車を飛ばす.すでに23時すぎ.ところが帰ってきてWebを見ると何と4月30日までdeadlineが extendされたとの報.ドイツよ汝もか!ということでちょっと早まった.それでもこれであきらめていた2つ目のアブストも送れそう.ということで ちょっと気が楽になった年度末.明日は地学部の卒業生達と花見の予定.

2006 03/30(木 昨日の疲れを取るためゆっくり出勤のはずが,通勤電車内で某補助金の件で急ぎの電話.
 補助金事務処理の案件を片付けるのに半日近く,あと新年度に向けて少しオフィス回りを片付ける.ドイツの学会の巡検サイトを調べる.未連絡の浪人生の壕買う状況を電話.あと先日の神戸のAO入試のシンポジウム報告をまとめ,下見関係のメール送付などで日が暮れた.なかなか自分のことができない1日.
 USBメモりの書き込みできない理由を調べる.起動時に差しておくと可能なことから,murasaki関係の自動認識の問題?勤務先のVineは差すと アイコンが出るのに,自宅のはいつのまにか出なくなった.どうもmurasakiまわりが怪しいとにらむが,rpmはいずれもインストールずみと出る.あ とは設定ファイルなのか?

2006 03/29(水 駒込の駅前の桜が満開で驚く.そして今日は一転,軽井沢を過ぎ長野で雪に出会う.忙しい1泊2日.
 さる会議のために昨日は東京泊り.夜ニュースステーションの画面のとおりに飯田橋のホテルの 部屋が一瞬揺れた.このホテルというより宿泊所,料金が格安で,設備は充分.フロントの青森なまりの若い職印も実直そうな印象で良かった.今朝は早朝8時 前のあさまに飛び乗り,10時前,長野駅着.夏の行事の下見で長野の善光寺地震跡と松代の精密地震観測所を訪ねる.気象庁の地震の重鎮Iさんの案内,U大 のIさんの運転で時ならぬ雪の屋根の善光寺に詣る.柱の鐘の傷や地震の死者を弔う塔などを見学.8000名近い死者を数えたという幕末の直下型地震の跡を 辿った.地方都市の直下を活断層が貫いている地形は富山を訪ねた時の印象とダブル.
 松代観測所は,大本営になるはずだった地下壕の100m石英伸縮計などの観測機器もさることながら,天皇の配所となるはずの部屋が保存されていて興味深 かった.天井はせっかくの良材を使いながらも当時の大工が未熟だったため直接素手で持ったため,手の脂が残った話とか.100m伸縮計は蛍光灯をつけただ けでも温度に影響してしばらく使えないとかで,撮影時間が短く,ガラス越しでEOSのストロボ発光の止め方がわからなかった私は結局まともな撮影できず.18:00のしなのに乗って中央線をちんたら帰り,自宅に着いたのは日付が変わる寸前だった.

2006 03/27(月 ちょっと明日から東京でその準備やら,雑用やらで結局ばたばたとメールを打ち続け日が暮れた.
 科研費の最終会計決算やら,東京,長野方面への下見の 準備やらで終日,事務仕事とメールの相手.それにしても某研究費の書類を短期間でそろえるために利用せざるを得ない出入りの業者が,未だにメールでのやり 取りや注文ができないという体たらく.電話してもいないし,商品の知識はないし,納品は遅いしと,何でこんな業者を通さなければいけないのかと頭に来るこ と極まりない.もちろん公金の公正な使い方のために手順を踏んでいるということも大事なことだが,様々な古い規制がらみでこんな業者がいまだにのさばって いるという体質を何とかしないと,折角の税金がもったいないと強く思うことしきり.
 mplayerのskinがうまく動かないので,本家より様々なskinをダウンロード.USのサイトはつながらずすべてhu(ハンガリー?)からftpで落とす.これをホームディレクトリの
.mplayer配下にSkinというディレクトリを作り,そこでtar展開するだけ.これで起動したのち様々なskinを選ぶことができる.今のところCorelianQPlayerあ たりが面白い.Jimi Hendrixの奏法解説ビデオのmpegをこれで見る.hendrixと言えば,この前家族が服を買うというので走った臨空のアウトレットの中の島村楽 器に輸入楽譜のコーナーがあり,そこにRedHouseの演奏の変遷をすべて楽譜(Tab付き)に起こしてある1冊があった.3000円前後と高かったの で買わなかったが,今それを検索しても出てこない.あのとき楽譜の題をメモっておけば良かったと後悔.ES335が2台ぶら下がっていたのでじっと見てた ら店員さんが,下ろしましょうかと言ってくれたが試奏するのは止めておいた.やはり本物はフレットの断面が普通のかまぼこ型ではなく正方形に近い台形に なっているのが特徴.ちょっと指がひっかかりやすいのではと考えるが,逆に減りにくいのかも知れない.まあ死ぬまで買うことはないだろうけど. 

2006 03/26(日 熊取の原子炉脇の高校までサッカーの練習試合.相手チームがOBや先生まで出てきたのはご愛敬.
 Jefferson AirplaneのDVD,Amazonより届くがりージョンコードが1(北米仕様)なので,ノートPCの貴重な4回のDVDリージョンの書き換えの権利 を1回行使して,再生保存.しかしこんな馬鹿馬鹿しいファームウエアをよく現場の技術者が作ったものだと思う.こんなハードウエアを金を出して買った使用 者に,自分達の勝手で使用制限を加えて平気な考え方と,先頃方針転換した何とかいう中古品規制法案の根は繋がっていると私は見る.それはさておきこことDVDを見比べると
Marty Balin マーティ・バリン/ヴォーカル
Paul Kantner ポール・カントナー/ヴォーカル、ギター
Jorma Kaukonen ヨーマ・コウコネン/ギター
Jack Casady ジャック・キャサディ/ベース・ギター

Spencer Drydenスペンサー・ドライデン

Grace Slickグレース・スリック

というメンバー.モンタレーのSomebody to Loveやグレーススリックが靴墨(?)で顔や胸を黒く塗った黒人バージョンのスタジオライブもある.JanisとGraceが並んで写った写真もあるが Graceの美人ぶりが引き立ってJanisにはちょっとかわいそう.そのGraceも若い頃の面影もなく,すでに60近くで加藤登紀子みたいになって 映っている.サイケデリックな背景はモンタレーの楽屋内を紹介する部分があって,何とOHPプロジェクタに油膜を入れた2枚の樹脂の幕のようなものを操作 して写しているのが解った.それだけでもこのDVDは価値がある.保存したVOBはLinux上のMplayerで難なく再生できる.ウッドストックの画 像など見ながら,やはり不出生のバンドだとつくづく思う.ヘッドセットで聞き取りを試みる.半分聞き取れるというところか.詳細の肝心な部分がやはり難し い.後にビートルズが真似したというNYのビルの屋上でのゲリラライブの映像も.
 Bonusトラックで96年のライブで年老いたヨーマ・コウコネンがキーDでアコースティックギターを奏でる.これがかっこ良い.この人のサムバディトウラブのギターは私の学生時代のスケールを意識したギターのコピーの最初のフレーズだった.
 全然関係ないが,NTVのケネディ暗殺の特集を見ていて,思いついてテェ・ゲバラを検索.とても解りやすく生涯を紹介したサイトを見つける.その中にあった彼の両親への別れの手紙の一節.
「再び私は踵の下にロシナンテの肋骨があたるのを感じています。盾を腕にかけ私は道を引き返すのです」 なんてかっこ良すぎるよ!
「インディオに優しいが、アメリカに喧嘩を売った20世紀の風来坊」というサイト主の表現が秀逸.さすがにこの方一札入れている.珍しくこの方の日記に音楽の話しが.

2006 03/24(金 休暇を取り,タイヤの交換とETC取り付けなど.あとひさしぶりにBASICをいじる.
 Bak & Sneppenの "punctuated equilibrium"モデルを久しぶりにLinux上のxnp2でBASICで書く.xnp2のインストール情報はここここそして拙作のここ.Libretto のxnp2ディレクトリのN88BASICの”たましい”を移植.何となくそれらしいのはできたが,評価はこれから.BBCは金沢の原発裁判の模様を繰り 返し伝えている.そういえば今日,津波Simを少しいじったときに,Vineは3.Xになってからデフォルトで開発環境(例えばX11関係のライブラリが gccでリンクできない)が入らないことに気付く.あわてて
apt-get update
apt-get script install-devel.lua
で開発環境を入れる.

2006 03/23(木 三田の博物館まで地学部月例巡検.古生代化石の企画でエディアカラの本物を拝見.
 往復2000円を費やして入場料わずか200円の博物 館.ちょっとの道のりを電車賃を始末したため道を間違い長丁場を歩かされる羽目に.この博物館には大学同期の知り合いがいるのだけれど会えず.そのあと, 勤務先に戻り雑用をしようとしたところに2年前の卒業生2人(いずれも女性)が来て,雑談.気象関係と水産関係で,モデリングやシミュレーションの話しになり,プログラム言語 をたしなむことを強く勧める.久しぶりに研究の話しができて良かった.重水工場攻撃の本読了.へたな小説より事実は奇なることを思い知る本.ややコマンド が英雄でドイツ軍はバカなように脚色されすぎるようにも思えるが.あと「絶滅古生物学」と いう名前どおりの本を読み進む.今まで断片的に啓蒙書や各論文で読み進んだ部分をうまくカバーして書いている.Erwin先生のElvis taxaには笑ってしまう.エルビスプレスリーが何度も死んでから生きているといううわさが広まったのを掛けているのだが,例の「オリエント急行殺人事件 仮説」とともに本当にネーミングのうまさに驚いてしまう.自宅に帰ってちょっと「三国志11」で遊んでしまい今日の分の仕事ができず.明日に回す.

2006 03/21(火 六甲の大学キャンパスにAO入試がらみのシンポジウムを聴きに赴く.坂の傾斜に往復バス乗車.
 大学入試の志願書を取りに赴いた以来か,神戸の大学の キャンパスを訪れる.その頃に比べ相変わらず坂道は鋭く,とても自転車では登れない.よくこんな所に大学を作ったと感心する.昼食を取る店を阪急六甲駅前 で探すが,3000円もするレストランが数軒あるだけで結局駅舎内のうどん屋で定食を食べる.久しぶりに純関西風きつねうどんを食す.
 シンポは大会議室を埋める100人近い参加者で盛況.大学の良い学生を取りたいと願う献身的な努力もひたひたと伝わる.どこかの大学にも爪の垢でも煎じて飲ましたいと思う.
 帰りに難波のSofmapで懸案の「三国志11」を買って帰る.自宅のPCのゲーム専用Windowsサイドを再インストール.今度はウイルスにやられ ないようにavastも速攻でインストール.directX9cを要求するというゲームをインストール.それにしても,Windows側だとマザーボード のCDに加え,ビデオカードのATIのCDまで再インストールする必要がありこれで深夜1時に及ぶ.結局新武将を作成したのみで明日に順延.WBCが勝っ て,どうもドイツで負けるとまたしばらく野球>サッカーの時代が続くのか?

2006 03/20(月 昨日ほんの散歩のつもりの山行きが,尾根で道に迷い,降り口が解らず,かなり危ないことに.
 昨日ほどGPSが欲しいと思ったことはない,昼までに 帰るつもりで,水だけを持って,近所の車で20分ほどの巨石で有名な金剛山系の尾根に渡された階段を登る.巨石から上がどうなっているのかと,その上に足 を伸ばしたのがまずかった,段々細くなる踏み跡ととりあえず主尾根と思えるところまで辿ったのだが,そのあと降り口が解らなくなった.道標はまったくな く,古い1/75000の登山地図があるだけで,尾根沿いに降りようとするがいずれも,途中で踏み跡が消える.元の位置に戻ってまた別の降り口を探すこと の繰り返し.このままだと無駄に体力を使うと焦り出すうち,とうとう目の前をいのししが横切った.連れていた愛犬が身構える.雪も降り出した.植林で見通 しが利かない.これはまずいとたまたま娘が持っていたコンパスでもう一度方向を確認,反対の大阪側に降りることも考えたが,わずかの晴れ間に見えた景色を 手がかりにとりあえず車を置いた方向である,真南に降りることにして,適当な尾根を探す.何とか山仕事用かピンクの目印が打たれた比較的踏み跡がある尾根 を見つけ強引に降りる.最後にとうとう傾斜がきつくなって目印もどこかに消えたが,もうドロドロになりながらもやみくもに降りる.犬が足をとどめようとす るが無理やり紐を引いて下ろす.何とか沢にたどり着く.さいわいしっかりした踏み跡がある.ほっとしたのも束の間,その踏み跡は台風で倒れた倒木の下に消 えている.仕方なくまたルートを探し,ほうほうの態で何とか道らしいくぼみを辿りだす.ほどなく小さな砂防ダム,しかし道は朽ちた丸木橋に消える.このダ ムの下流を渡り元の道に戻る.そうこうするうち竹やぶに出くわす.人家が近い気がする.意外にあっけなく,田圃の見える谷の出口に出た.降りて人家で聴く と,車を置いた場所から30分ほどの東の谷に偶然降りてきたことが解った.これで助かった.元の車の置き場所まで戻るのに,愛犬は何度も腹這いになって, いやいやをする.それを,無理矢理引っ張って車に戻った.この山系も人が入らなくなって久しい.ちょっとした場所なのにまったく人が歩いていない.雪がど んどんひどくなった.この雪があと2時間早く降り始めていたらと改めてぞっとした.尾根のアンテナの立った場所で,道に迷ったと電話をしておいたので家人 が心配をしていた.山を甘く見てはいけないと改めて思い知った.
 やっと懸案の報告書の原稿を印刷所に上げたので,これから自分の科研費のまとめに入る.断続平衡進化を巡って読まなければならないものが山のようにあるが,とりあえず手元の日本語の文献だけでもとりかかることにする.
 もう三国志が出ていることに気付く.明日神戸に出かける帰りにでも買おうかと思う.

2006 03/18(土 某車ディーラーの店でわずか7800円のナビCDの交換で珈琲をいただく.気持ちの良い土曜の夕刻.
 ど こかの小学校でWBCをこっそり観戦したとかがニュースに.私は第1次湾岸戦争開戦時,こっちの方が大事だとずっと授業を止めてTVを見せていた.私の家 人は小学校で浅間山荘事件をライブで見せてもらったとか.どこもかしこも通常のルーチンワークに没頭することが善で非日常は悪だという神話が幅を利かせす ぎているのではないか?それこそどこかで平和ボケに繋がっているのではないか?日常業務の瑕疵ばかりをあげつらう風潮そのものが長く続いた平和の負の遺産とい うべきか.私は震災の直後に「災害に強い世代」を育てなければならないと強く感じた.権威に安住するのはなく,自分の頭で考え,状況の変化に的確に対応で きるそんな若い世代が本当にこんな時代で育っていくのか?出る釘ばかりを打っているようでは優れた人材は流出する.かつてマルクーゼは巧妙な権力の弾圧構造を「抑圧的寛容」と 言った.この言葉が時代遅れになったいま,この対極として「先進的寛容」のようなもっと時代の先をみる見方をみんなが鍛えていかないと社会の先細りは哀れなばかりだ.

2006 03/17(金 勤務先に久しぶりに着ていったスーツのズボンが風がとおり寒くて風邪を引き込む.
 風邪で悪寒と腹痛で2日苦しむ.昨日は知り合いに1日講座を頼んで,今日は午前の補講を入れていて休めない.さすがに久しぶりに風邪薬のお世話になる.何とか職場を休まずに乗りきる.何とか主要な仕事に切りを付け,久々にのびのびとした休日を迎える予定.
 Big Brother&Holding Companyの古いDVDを入手.ジャニスジョプリンの若い頃が生き生きと描かれている.インタビュー主体でリスニングにも使えるが難しい. WoodStockのTell Me Whyの熱演が凄い!サマータイムのスタジオバージョンは途中で画像が切れているのが羊頭狗肉か.
 ニュースをはしごしていて,インテルがアメリカの高校生の科学研究に奨学金のニュース.10万ドルって一体いくらなの?
『サイエンス・タレント・サーチ』(STS)という名前も今風.日本でもどこかに企業にぜひ目に止めてもらいたいところ.
 通勤でナチ原爆破壊工作」 という大仰なタイトルの本を読む.第二次大戦中のノルウエイの重水工場を巡る英独の戦いをかくのだが,実際にはその前後の米国の原爆開発やナチスの原爆開 発の実際にも詳しく,何よりも記述が関係者からのインタビューや公開されている文献によるというところが歴史書としても興味ある.米国の原爆開発の初期の 人間模様や,チャーチルとルーズベルトの駆け引きなどこれまでの第二次大戦ものの名著に勝るとも劣らない.ハイゼンベルグが暴走した原子炉の停止に失敗し て開発中の原子炉を灰燼に帰してしまい,その後のナチの原爆開発にブレーキがかかったというのも驚いた.

2006 03/15(水 スタッドレスを戻そうと考えた途端,先日早朝の雪で少し先延ばしに.ETCもおあずけ.
 ジェ スロ・タルのワイト島ライブというのを見る.この人まだ現役らしいがなかなか当時のもいい.ブーレを探しているがこれはない.銀色のLPを間違って中古レ コード屋で2枚も買ってしまったのは学生時代の話.同じく大昔,京大西部講堂でおおみそかのコンサートに出ていたフルートがメインのバンドがあったがこれ が原型だと良く解った.代わって,ジミヘンのギター奏法解説ビデオを格安で入手.これ86年頃のものでYAMAHAが輸入して売っていたものらしい.早速 DVDに落として見る.マイクウルフとかいうボンジョビみたいな(というか80年代以降で知っているロックバンドはこれとU2とガンズ何とかしか知らな い)若い人がリックごとに弾いてくれてしかもゆっくり弾き直してくれるので,ポジションが良く解るという優れもの.そういえば昨年,ピアノのうまい女生徒 にピアノが弾けていいねというと,先生こそギターがそんな風に弾けるのがうらやましい.ピアノは鍵盤を弾くだけで,ギターのようにスライドやチョーキング,ビブラー トなどの音を作れないといわれて,なるほどと妙に納得したことがあった.リックと言えばJAZZギターのサイト数多くのリックを紹介してくれていて,これをちょっとずつコピーするだけでも何かJAZZみたいな音になるから不思議.もうこのJAZZギターの修行とジミヘンのコピーだけでも定年までは充分行けそう.
 本業が一段落でまだ引きも切らない雑用を片付けるのに苦労する.今日は明日に迫った某大学の教官を招いての講座の打ち合わせというか,またまた彼と駄弁ってしまって夕刻まで.5年で2割の職員削減とかで大変そうな話しなど,色々興味深い話しが聴けた.

2006 03/12(日 勤務先の音楽発表会.高2の各グループのボーカルのうまさに圧倒され,自宅で早速ギターの練習.
 音楽選択発表会の合間にやっと採点が終了して,とりあえず今年度の某助成プログラムの報告書類の総まとめに入りたいが印刷所との兼ね合いで2週間でできるかどうか.パワーポイント類と当日の写真や参加者の感想などをとりあえずまとめることに.これは明日の仕事.
 月末のさる学会関連の出張の段取りも一段落.やっと先ほど東京の宿泊を予約.いつもなら出張パックを使うところが今回は行きと帰りが異なる経路で仕方なく新幹線で移動の予定.
 ETCを調べて,地元のスタッドレスのヤイヤを買った店に予約.これ大手量販店より安い値段.カードはJALカード関連のところにこれも予約.

2006 03/11(土 長距離徒歩行事で早春の山城路を歩く.夜,膝の筋肉痛でダウン.翌朝には雨で中止の憂き目に.
 せっ かく咲き始めた梅林の景色も,歩く毎にひどくなる杉花粉の洗礼を受け,徐々に鼻水が垂れ,雲行きも怪しくなり,私の担当の1日目の夜には膝の両側が痛くな り歩くのも苦痛に.電車に飛び乗ったが,難波駅でわずかに10mで急行に間に合わず20分のタイムロス.昨日は休暇で娘の引っ越しの手伝い.京都−大阪を 軽4に家族と荷物を満杯で走る.とうとうETCを付けたいとネットを探す.浪人生よりT大理II合格のメール.今年は現役浪人共にいやに調子が良い.
 今日休日出勤して,行事の中止を知 る.採点で1日つぶれる.昼食の折り,勤務先最寄りの駅近くで定年退職された元同僚に偶然出会う.聞けばこれからラジオ出演とか.早速家人に録音を頼む. 夜自宅で番組を聞く.10年以上経ってもまだ1/17にこだわり続けるラジオ局の番組作りに感動.元同僚もよい話を聞かせてくれた.
 世紀の暗号表モナー神社おみくじ.先日引いたときは凶だった!

2006 03/06(月 雨がまた降り,東京は11日遅れの春一番とか.鼻の奥に花粉の刺激.昨年始まった病.
 帰りの駅の本屋で日経Linuxを立ち読みしてたら,Linux上でパノラマ写真が作れる,Huginの紹介.解説サイトはここ. 今までWin上でしか作れなかったのでこれは進歩.あと自宅のflvをgmplayerにアプリの関連付けがなかなかうまく行かない.結局コントロールセ ンターからビデオタグの既存のanimeの関連付けのところを編集で何とか拡張子.flvとgmplayerを選択して,起動するようにした.ただ gmplayerで画面の拡大ができないのが玉に傷.
 Nature DebateからGeller氏の部分を翻訳.Boxにまだ主張が残っていてこれを訳す.まだ2つを残す.あと勤務先に来たタイの学校からの手紙の返事の下書きを書く.何で私が書かなければならないかはさておき.

2006 03/04(土 本業が溜まりに溜まって土曜出勤.誰もいない部屋でひたすら地学実習レポートを読む.
 帰りに前から欲しかったJazz Guitar Soloの教則DVDを買う.家で再生しようとすると,
Error opening/initializing the selected video_out(-vo) device
が出る.これ前から2重にmplayerが起動すると出ていたので,調べたが再起動しても駄目.色々探して
ここから
これは、「preference」メニューで、Videoドライバを「xv」から「x11」に変更し解決した
という記述を発見.これがBingo!ちゃんと直った.2重起動はやはり駄目だが.この宮脇俊郎とかいう人,色んな教則本を書いているみたいだけど, Jazzに関してはこれが一番わかりやすい.といってもまだテンションコードやスケールはろくにわかってないが,ーー.特にBlues系から入る人にはお 勧めのDVD.私もこれでペンタオンリーのドブ板ギタリストから華麗な変身を遂げたいものだ.
 それでせっかく翻訳にかかっていたのにちょっと寄り道して,音楽動画を探す.某サイトから落としたflvを他の形式に換えるのに,ffmpegが役に立つのを発見.
ffmpeg -i hoge.flv -f avi hoge.avi 
という風にflash形式から他の形式に変換できる.これは便利.mplayerでもflvのままで再生できる.もちろんffmpegがインストールされていることが条件.
 インストールで思い出したが,一昨日,日経の夕刊で高橋源一郎が綿谷りさを現代の樋口一葉だとベタ褒めしていて,その話を職場でしていたら,古文の同僚の女性から,まったく異なる評価を聞き,なるほど男と女でこれほど取り方が違うのだとなかなか興味深かった.

2006 03/03(金 通勤帰りに駅のスーパーでひなあられを探すとすべて売りきれ.あわてて自宅の人形を出す.
 テ スト作りがとりあえず終了して,各方面の段取りのメールを打って,少しだけディベートの訳を打ち込んで帰ってきた.TVで最近時々目にする歌番組を見る. なかなかいい歌い手が出だしている.小室全盛の90年代と違って自分たちで曲を作っているのがいい.ネットで地震予知関連を再度調べる.
まずVANに関する日本語のサイト.
http://yochi.iord.u-tokai.ac.jp/eprc/res/incede/incede-j.html#comments
初学者向きとかいてある
http://www.nul.nagoya-u.ac.jp/guide/literacy/pathfinder/jishinyochi.pdf
ゲラー先生の巻頭言
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaKa200303.html
しかし翻訳というのは,やはり何らかの形で残ると思うとあまりにいいかげんなこともできず結局いつもの斜め読みに比べると100倍くらい時間がかかること が解った.今やっと司会のMainさんからGellerさんにチェンジ.ゲラーさんのことだからどこかに日本語訳を置いてあるはずと探したがない.
 BBCからはインドを訪問したという例の鈍った野卑な某国大統領の英語が聞こえてくる.決して人格が野卑なのではなく英語そのものの発音が野卑なのだ.

2006 03/02(水 大急ぎで3月の予定を各方面に打診.結局毎年段取りだけで貴重な1か月が消えてしまう.
 テ スト作りと各種雑用の数々で貴重な日が暮れてしまう.久しぶりに早く帰ったのでBSでドイツ対イタリアを見るが,見始めたときにはすでに2-0でイタリア が絶好調.デルピエロの怒涛の攻めの前にドイツDFもたじたじ.と書いたところで久しぶりに突発的な地震,短く自宅が揺れた.多分,
和歌山北部.でも震源にかなり近い印象.と書いたところでWTVで速報.M3.9は結構このあたりとしては大きい.和歌山は震度3.
 Nature Debateの地震予知のページを訳し始める.まずは言い出しっぺのMainの緒言から.GellerさんやWyss氏など.昔何度か斜め読みしたがちゃんと訳して見るのも大事かと.通勤で1章ずつ取りかかり夜にまとめる.まあ1章に数日というところか.これの関連ページを辿ると,こちらに化石の記録って大丈夫なの?てなdebateまである.要するに不完全な化石のデータが本当に古生物の実像を移したものなのかということのように読めるのだが,こちらも暇な時に読むつもり.

2006 03/01(火 気象庁が豪雪認定とか.最速の計算機導入とは裏腹に天気予報のカオス性が再確認された冬でもあった.
 卒業式の日に地 学部の卒業生に記念品として本皮のキーケースをもらう.家で聞いたら英国のブランドものとかで2度びっくり.どうもありがとう,大事に使わせてもらいま す.ちょっとテスト作りに追われ,科研費,SPP共にしばらく棚上げ.Nature Debateの訳をメモり始める.ただこの種の翻訳は版権や著作権がうるさいので自分の勉強の他には,結局なかなか役に立たないのが玉に傷.
 少しWeb等の著作権について調べる.リンクは自由のサイト.自分の論文をネットに公開することの是非.あとこの方このサイトによる人の論文を翻訳して公開するのがだめな理由.リンクフリーについても,役所関連でもここは大変進んでいるという例.いつもながらこの方の論文の書き方も参考になる.

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