<Diary with linux, geoscienceguitar & others> 2009.Feb.
「備忘録/日記」(自分のためのメモですが何かの参考に,背景は無黒点暖冬モードに変身)
2009 02/27(金) 暖かく雨が多い2月,例年より2週間ちかく早い杉花粉の襲来に,マスクをつけたしりからくしゃみの連続.
 3日前の温暖な日におびただしく花粉が飛び始めたのが私のセンサで分かった.今年は早い.この調子だと黄砂も凄いのでは.何か冬が暖かなので新型インフルの話があまり出てこない.黒点も相変わらずで暖冬なのやら寒冷化なのやら意味不明. 
 夜になって嬉しいニュース.5年前私のクラスにいたドイツのL君の病気が落ち着きようやく大学生になったとホストファミリーの方からメール.いや良かった.心配していたところ.長 距離徒歩行事の準備がたけなわで,このところ忙しくバタンキューの日が続いた.その準備もどうやら一段落.明日の卒業式が済むと少し落ち着くところ.通勤 で読む「AfterQuake」読了.いやー英語でもHarukiワールドは健在.むしろ読後感は英語の方が上ではと思いさせる.英語を読みながら元の日 本語を想像するのも楽しい.これでまた村上春樹の楽しみがグリコのように2倍になる.次はどれを読もうか.駅の歯医者継続中.左の奥歯が虫歯だということ で今日から新たに治療開始.歯石取りが丁寧で今までの医院と一味違う.
  数日前から,CPUクロック計測がなぜかできなくなっている自宅PC.今日はBIOSをさわる.ところがこれでハマる.ここにあるC.I.A.2という わけのわからない機能をDisableからCruiseに変えた途端,何度リセットしてもbeep音が2度なって画面が写らなくなった.HDDなどへのア クセスはしてるみたいなのだが,どうも勝手にオーバクロックをしてしまう機能みたいでGigabyteもいらんものをつけたものだ.その後あーでもない こー(あと省略)でもだめだった.とうとうCITIbankもほとんど国有化.次は自動車そして-----.米社会主義共和国USSR(US Social Republic)の誕生.

2009 02/25(水) 何かばたばたして時間だけが無駄に過ぎる気がする2月.冬が定着しないままに明ける年は良くない気がする.
  昨夜,通勤の帰りに日本橋の閉めかけのパーツ屋をはしごして,アンプのつまみをいくつかゲット.シャーシの設計用とする.さらに難波地下の紀伊國屋で「神の子供たちはみな踊る」 をやっと入手.帰りの電車で一気読み.何かどちらが訳本かわからない奇妙な感覚.日本語の方が生な用語が多くどきっとする.あとタイの話はちょっと英語を間違って解釈している箇所が何箇所かあったな.ようやくかえる君とみみず君の章に突入.これは他の英訳本が楽しみ.謙虚な英雄スティーブ・ウォズニアック氏を語るっていう記事.ふーんこのPC開発第1世代の活躍のあと,第2世代っているのか?何かその落差が大きいような.ひさびさに昔の日記をひもとくと,こんな文章のリンクを見つけた.今となってはかつてのブラックショールズではなく,大御所マンデルブローがせめてノーベル経済学賞を取っても不思議ではないのですが--.

2009 02/23(月) 土曜日友人との夕食で混んでいて結局立ち寄れなかったお好み焼き屋で家人と昼食.
 今日は代休で家の仕事に終始.前の自宅からの運びものや部屋の掃除など.昨夜PCがスクリーンセーバーの途中でなぜか消えて,その後何とか起動はするよ うになったが,起動時にCPU周波数を計測できないというエラーが出るようになった.この理由がわからない.BIOSも一通りみたがそのような設定らしい ものはない.考えられるのはgnomeのアプリのエラーか,どこかマザーボードのパーツがいたんだか,あるいは考えたくないが4つあるCPU(Quadコ アだから)のどれかが具合が悪くなったか?
 気持ち悪いがその後同様のシャットダウンは起きていないのでとりあえずは静観するしかない.昨夜の「神の子」を検索すると天王寺に2冊在庫があると 出た.これとりあえず明日確保の予定.アンプシャーシのけがき作図も何とか試作終了.VRの位置をトーン回路を先行するように少し変更.SWは3つ挟むこ とに.たぶんBRIGHT,MID_BOOST,DEEPになりそう.そうすると必然的にJAZZ/ROCKとNORMAL/OVERDRIVEは裏のス ペースになる.
 FLVの音ずれが気になるのでそれを補正するソフトということで,Avisynth 3.0 というのをソースからダウンロードしてコンパイルしようとしたが,./configureで
configure: error: nasm patch version too old - Update nasm
nasmが古いというエラー.これnasmを入れ直したりしたが,直らず.今宵は甲斐なし.

2009 02/22(日) 公開授業イベントが無事終了して,東京からわざわざ駆けつけてくれた旧友と夕食と歓談.
 イベントはまずまずの出来で講師からも褒めてもらってありがたかった.最後の全体講演は今をときめくコメンテータで, ようするに教育とは,原理的に消費文化とは相容れないという話.すべてを金に換算する消費文化にどっぷり浸かった子供たちを鍛え直すには「野蛮」になるこ としかない.という話で集約.ただ,ややオカルティズムと経験主義に走る点が気になる.東京からきたN氏も同意見で文系の人は共感するだろうけどデータを 基に語る理系の考え方とは少し違うなという感じがした.しかしからくもこの方は村上エルサレムスピーチに言及してなかなか鋭い分析をしている.これは読み応えがあった.もっと若い人だと思ってたのに同世代でしかも武道家とは驚いた.
 と思って朝TVをつけたら,いきなり西部や櫻井などがでてきて,日本談義.うーん.ちょっと金融危機で米国が弱みをみせるとすぐこれだからマスコミ(特にTV)は困 る.これを機にブラックショールズやらハイエクやら,ここ10年の米国の金融をささえたあたりを一度きちんと勉強してみたいというのが私の立場.地に落ちた価値はむしろ買い得でその失敗から学ぶことこそ次世代への責任だと 私には思えてくるが,プロレタリア文学やら,手垢のついたナショナリズムやら安易な先祖返りに安住する人たちが多すぎて困る.かのバブル絶頂期に密かに「経済学・哲学草稿」を読んでいたのはこちらの方なのだ.
 午後はさる会議で大阪まで.帰りに本屋でAfterQuakeの日本語本(というかオリジナル)を探すが見つからず.帰ってきてamazonで「神の子供たちはみな踊る」 という作品だとわかった.とりあえずどこか大きな本屋で探そう.今Frog対Wormの対決が終わったところ.明日は代休なのでちょっと今宵は夜更かし予 定.アンプのシャーシのケガキ用のCADソフトを探す.最初定番のJW_CADを試したがどうもあまりうまくない.諦めてSakura_Cadというのを 試す.回路図は水魚堂のBsch3.残念ながらいずれもWindows版に頼る.
 ということで今年度の本業の大仕事は3月の行事を除いてほぼ終了.ようやく年度の端が見えてきた.旧知の館長が吠えている.現状維持しか頭にない古い官僚制へのオフェンシブな後退戦を闘う彼に陰ながらエールを送る.

2009 02/19(木) 今時の高校生からサルトルという言葉が出てどきっとした.曰く「人は自由の刑に処せられている」
 表題の言葉はこのところ受け持ちのクラスの終礼で続けているスピーチのなかでの一コマ.これがなかなか毎日発見があって凄い.まだまだ日本も100年大丈夫だと実感を持っていえる.原文はフランス語のwikiにある« En fait, nous sommes une liberté qui choisit mais nous ne choisissons pas d'être libres : nous sommes condamnés à la liberté. »みたい.引用は ― Sartre,L'etre et le neant, Gallimard,1943,p.541かららしい. 悪の使用価値,市川崇のpdfからの受け売り.とうとう無黒点の話題日経ネットPlusのサイトにも出てきたみたい.19世紀末から20世紀初頭並となるわけらしい.村上春樹エルサレムスピーチの全文が出たらしい.

2009 02/17(火) さる人気急上昇中のロックバンドメンバーを迎えての公開収録とやらが終了.ちょっと疲れた.
 思いのほかいい奴みたいで今時の人気バンドを想像していたのにちょっと雰囲気が違った.言葉へのこだわりとかそんなことを言っていたのが印象的.若いバ ンドに結構いいのがごろごろ出てきているみたい.今年の紅白に出てくれないかな.結構気を遣うかと思ってたけどそういう場面もなく無事終了したのが良かっ た.生徒の方がよほど場慣れしていると感心.あまり終礼で時間がなかったが,昨夜気になった村上春樹の記事のコピーを配る.さっそくニュースもTubeに出ているね.たとえそれが間違っていても壁の側ではなく卵の側につくというのは,  -----それがものごとのあるべき姿なのかい?いいかい,弱い不完全な方の立場からものを見るん だ.獣や影や森の人々の立場からね」という私の大好きな「ワンダーランド」の一節を思い出させる.

2009 02/16(月) 夜急用やらであまり熟睡できずに今日も多忙な1日.放送局スタッフとの打ち合わせで終了.
 仕事の終わった頭の中はもうアンプ一色で,からくも通勤で読む村上英語小説だけがいつものレベルを保つ.それにしてもどの短篇もそれぞれいい話で,イズラエルの賞をもらったスピーチも流石とうならせる.この作家と同時代を生きれただけでも幸せというもの.壁と卵の話はこの方のサイトにも載っている.この記事だけは不思議に意見が合う.fragile eggsって言ってたのだ.なるほど.
 アンプもの,まずは2色LEDの点灯の原理.これフットSWとのリンクで使いたい.Dumble50Wのlayout図と,そのクローンD'liteの各種図のサイト.クローンの製作写真.さらにその引用元のDumble cousinこれでクローンも含めてダンブル関係のschematicsとLayoutはほとんど集めた.あとは製作のみだのだが,いかんせん本業が建て込んでいて,なかなか休みが取れない.土曜日の研究授業の下調べもあるし−−.ということで一応教科書にも目を通す.火星表面の川のような地形を流水生成と断定していないところが肝.でも真空管の回路図ってなぜか幸せになれるのだ.

2009 02/14(土) 春一番明けの今日長距離徒歩行事の最終下見で奈良路を6時間ほど彷徨.休息を取りに自宅に戻る.
 夜帰って来て,早速アンプの回路を漁る.結局Matchless自己バイアスのPP内でのmasterVR回路か,DumbleのODS回路かで悩み,ネット上で評判のよい後者にほぼ決定.こちらは結構SWでモード切り替えができるのとリレー回路のヒントがあるので回路作りは早そう.3つ回路例があるが70sのものに決定.詳細な日本語の解説がここ.また元のFenderAB763はここ.これ出力管の記載がないが,このcleneの製作記事などを見ると6L6で良さそう.

2009 02/12(木) 文字通り冬が枯れた陽気の昼間,長距離徒歩行事の挨拶廻りに奈良天理方面まで.
 夜帰ってきてなぜかDeepPurple漁り.1972年のツアーの白黒フィルムが一番いい.ZepのBBCLiveみたいな奴.初期の作品がいいというのはこの辺のブリティッシュロックの特性か.こんなビデオまで見つける.アメリカらしいなあ.日本も負けてなくてこんなのはど うかな.うじきつよしの若い姿がフレッシュ.Harukiワールド続く.野球の捕球ができず笑われた少年が父らしい男の後をつける話.何か英語でも同じよ うな感覚に陥るこの人の小説はやはり凄いとしかいいようがない.本当の天才は一人じめしたいけどちょっと売れすぎている. GeophysicalReview届く.何か断層の角度と主応力とのずれの考察とか氷期のダンスガード振動の原因などの2編など豪華版.ちょっと仕事を 棚に上げてゆっくり読みたいけどたぶんそんな贅沢は定年までこないのだろう.

2009 02/11(水) 今日は担当からはずれて自宅休養日.アンプ関連回路を漁る.昼食はちょっと豪華に大阪へ.
 アンプ冷却Fanの回路.これとかこれ.定格より落とすと静かでよいみたい.ファン回路で電源LEDを点灯というのもナイス.あとついでにバイアス負電源まで与えているのも多い.Sovtekの蘊蓄.Googleさんは伊能忠敬なのだね.最初いったいこれは何だと思ったのだけど.
 ファンついでに代表Fanには悪いけど,完全にピム監督の目線で試合を見てました.これだけ条件の悪い選手を横浜くんだりにまで引き連れてきて,当初の 予定どおりの引き分けだから言うことなし.片や非公開練習までして気合十分の割にはパスミスも多く,新しいことは何もない.結局ドイツ以来進化どころか退 化し続ける代表サッカーを見る思いで,いつのまにこんなポゼッションサッカーになったのかというとあの戦犯以外にないのですが,--.私は申し訳けないけ ど,3-0くらいでコテンパンに負けて監督が変わることを本気で期待していました.ちょっと昔の人が気になりググってみました.へえこんな批評を受けていたのだ.
 今日航空系ホテルでちょっと豪華な昼食のあと道頓堀千日前へ.久々「丸福」の濃い珈琲を味わう.帰りに新装なった道頓堀川の河床道を歩く.何か大阪ではないみたいな風景.

2009 02/10(火) 勤務先の入試対応.終了したあと突然の豪雨.そのあと寒くなる.典型的な寒冷前線?
 少し早く職場を出れたので6時半に「東京***商会」を訪ねると,シャッターが少しだけ開いている店内を見ると先客がいる.かまわないかと聞くとどうぞ という.それで話づきのおっさんが店長とギターの真空管談義.どこかのメーカのEL84だったかEL34だったかの箱を前に,フルテンだとどれくらい持つ かという話をしていた(店長は1晩という答え!).途中の話が終わったときに500V耐圧のケミコンを聞く.1500円くらいの高いのもあるがちょうど特 価で550円という安いものを教えてもらう.これを3個ゲット.RICHEYとあるけど.ここの情報だ と台湾のメーカみたい.あと店長おすすめのSOVTEKの6L6GBペアと5AR4を計4800円でご購入.整流管を買うのは生まれて初めて.帰るときに 聞くと今日は休みだったそうで,先客が来たので開けたみたい.ラッキー.ちなみにこの6L6GB本来はGCの前の版でプレート損失が2/3しかなのだけ ど,掲示板などで調べると現行のものはGCと同じ設計になっているとの情報.店長も前に来たときFenderもこれを使っていると言っていたのでたぶん大 丈夫.ただ電源は様子をみて一段落とした320Vで整流した方がいいだろうか.これであとは12AX7をどこかで手に入れること.またこの店になるかな.それとRCAの6L6GB球のスペックはここにある.これだと最大プレート電圧は360V,プレート損失は19Wとある.
 それにつけても前の自作アンプのときは確かToshiba製だったと思うと20年の歳月ははるかかなた.あの管だけでも残しておけば良かった.あとフェ ノール板に差し込むはとめか端子を探すが肝心のデジットは週休の日で仕方なく共立で聞くが,端子形状のはとめしか売っていない.今日は退散.

2009 02/09(月) 直視分光器の授業のあと,キックベース.夕方からさるラジオ局のスタッフと収録の打ち合わせ.
 Harukiワールド読み進む.海岸で流木を燃やす話.うーんなかなか奥深い.いずれも震災が微妙な位置で関係する.アーセナル対トットナム.何かしま らない試合.豪州熱波と山火事.メルボルン46.8℃と聞いて驚く.しかし今日は19℃と平熱に戻っている.無黒点の2月.しかし寒波のない2月.この生物.まるでアノマロカリスとパタリロを合体させたような仕様.

2009 02/08(日) ギターアンプ関係のサイトを漁って,休日をだらだらと過ごす.2月には珍しい晴天の陽気.
 「カポネ」通勤で読み進む.ちょっと今までの佐藤氏の文章の雰囲気と違うように感じるのはシカゴの1920年代だからか.Haruki Murakami”After the quake"から最初のUFO in Kushiroを読む.英語で読んでもHaruki's worldが健在なのは凄い!読みやすい英訳なのにちゃんと元の日本語が見えるような気がする.とりあえず読み終えてから元のオリジナルを買ってチェック することにする.夕方リバプール対ポーツマスを途中までみる.あまり面白くない.やはりジェラードが怪我でいないのが響いている.今結果をみたら3-2になっている.最後まで見ておけば良かった.
 ここに これから作ろうとしているアンプの製作写真.クリーンとODをフットSWで変える回路でなかなか複雑.紙フェノールに金属端子を立てているみたいで,これ をちょっと調べる.あと500V耐圧の電解コンデンサはどうも通販でしかないみたい.来週時間があれば「東京真空管商会」を覗いてみよう.ここに私と似通った方が音楽とギターとアンプのサイトを作っている.この記事みて笑ってしまいました.自分とほとんど同じ状態なので.まあ秋葉と日本橋の違いはあるにせよ.あと,どうも半田用のピンの使い方がいまいちなのでググってみると,こんな外国のサイトがヒット

2009 02/07(土) 2日ほど帰ってバタンキューの夜が続き,今日は久しぶりに土曜出勤で自分の部屋の整頓.
 各種メールの返信やら,部屋の資料の整理で大方半日を費やし,肝心の仕事はほとんどできず.とりあえず部屋の資料整理ができたので良しとする.各種アン プの回路をチェック.特に電源は高耐圧の電解コンデンサが日本橋では入手が難しいので,500V耐圧は通販に頼るべきか.楽器とアンプ製作の総本山みたいなサイト. 思い立って昔オークションで安価に落としたMarshallアンプ用のフットSWを開けて調べる.何のことはない.2個のSWと抵抗とLEDがあるだけ. これ2個のSWは片方がClean/Overdriveでもう片方がOD1/OD2なのだが,ステレオジャックの出力で,RchとLchのそれぞれが2個 のSWの切り替えでショートしたり,絶縁されたりしているだけ.こんな簡単な構造なのに結構高いのだ.
 そうですか.オバマ氏は巫女か.面白い発想だな.昔こんなLPが あったことをこの若い方は知らないだろうな?電気楽器系や真空管アンプサイトを渡り歩くと,やれケーブルで音が変わるとか,コンデンサはこれがいいとかの 議論がよくある.これ悪いけど私は気分の問題を除いてほとんど気にしないことにしている.電装系の音の違いより楽器を弾くときのニュアンスの方がはるかに 音に影響を与えることは自明なので.
 
2009 02/04(水) 相変わらず暖冬予想の続く2月上旬.仕事が急速に掃けてきて,ようやく少し早く帰れる目処がつく.
 結局今日のサッカー,仕事で忘れてしまい,気づいたときには午後8時を回っていた.あわてて録画の連絡を家に入れ帰宅の準備をする.何とか研究授業の予 行も無事終了し時間配分の目処がついたので,これで一段落.同時に重たい仕事もどんどん掃けてきたのでようやくいつもの軽い2月に戻れるか?
 落札したSPが届く.30cmの口径は大きい.マグネットの大きさの割にはそれほど重くなくMarshallの30Wにつないで鳴らしたが,高温がきれ いなシャキシャキしたいい音をしている.能率がいいのかMarshallのSPよりはるかにでかい音がしている.これで必要な重要パーツはすべて揃う.あ とは少しづつ小物パーツを物色.研究授業用にスリングショットを探す.どうもミリタリ系の店に置いているみたい.
 GoogleEarthで海底地図が入ったというので,Ver5をインストールするが
./googleearth-bin: relocation error: /usr/lib/i686/cmov/libssl.so.0.9.8: symbol BIO_test_flags, version OPENSSL_0.9.8 not defined in file libcrypto.so.0.9.8 with link time reference
というエラーで起動せず.一瞬ロゴは出るのだが.これちょっと重症でしばらく待ち.ここのところ回路図エディタといいちょっと調子悪し.サッカー勝つには 勝ったけどほとんど代表初経験の3軍くらいのチームらしく,J2の湘南にも負けてるとあってはちょっとこれでオージー相手というのはねえ.何か変に勘違い してあとで困ることにならないかの方がむしろ心配.あとでビデオを見直すと,結局きれいにパスで相手を崩した形の点は1点もない.すべてディフェンス頭越 しのふわっとしたパスやら,クロスにたまたま競り勝ってのヘディングやら,1人で偶然3人抜けたシュートやらで−−.いくら模擬テストでAを何回取って も,本番の入試で合格するのは別の問題なのだから.ケーヒルの得点力やマクドナルドの強靭な突破の方がはるかに迫力はあるはず. 
 marshallJCM800cloneの製作記.何か売るために作ったのか作って売ったのかがよく読み取れないのですが.

2009 02/03(火) 昨日寒冷化と書いたのに日本は今日も暖冬の雨が降る.寒の入りの雨は珍しいと思う.
 明日はサッカーらしいが,豪州はケーヒル,マクドナルドとUKリーグの強者ぞろい.ケーヒルの今シーズンのここ一番での強さを見てるととても勝てる気が しない.敗北主義だけど2位狙いでもいいから予選だけは通過してね.ケーヒルこのあと,CSのマンU対エバートンで出てたけど防戦一方で目立たず.マンU も快勝ではないものの手堅く勝つところはさすが.ルーニーがいないとどうしてもスピードが遅くなる.
 明日さる研究授業の予行があるので,それに備えて資料を作成.Dowjonesのxlsから散布図を作成するがあまりうまくない.中くらいの変動幅にピーク.そこで,FXに注目.このサイトより,為替の日々の変動データを取得.ただしMax500日に注意.とりあえずUSDとJPY,ZARとJPYを取得.期間は2007年10月から今日まで.結局わかったのは,小さな変動はべきに乗らず,大きな変動がべきに乗るということ.これちょっと誤解していたところがある.恥ずかしい.それにしても専門家と称する人たちの議論が悪いけどこの程度というのはちょっとなあ.実証などエクセルが使えれば誰でもできるように思えるけど.高安先生の相続税革命大賛成!
 白亜紀の温室を象徴するような化石のニュース5500万年前の北極付近の水温は、気持ちよく泳げるほど温かく、熱帯地方の年間平均気温は摂氏40度に達した可能性があるというありがたい頃のできごと.
 ようやく本業の目処がたってきたので,そろそろ研究方面にとりかかりたいのだけど,もう連合大会締め切りは目前で今回は1回パスの模様.せっかく出来てきたDEMのコードをさわりたいけどその数時間という時間がなかなか取れない.

2009 02/02(月) 英国気象庁の寒冷化記事を日経が配信とか.何かどこかでいろんな思惑が動いているように見える.
 中谷巌の転向を戒める無名の良質のBlogあ り.娘2人の平凡なサラリーマンという書き手だがいやかなりの方と見た.そうなのか.ポストモダンを社会主義崩壊後の思想をつなぎ止めるための方策と見た 大方の見方とは異なり,筆者は金融資本主義の終焉を埋める代替物(proxy)と見ている感がある.これはちょっと新しい見方で面白い.あるいは弾圧と苦 難の果てにメシエの到来を夢見たカナンの民の再来なのか.筆者の「ファシズムとは、一般に思われているように、ヒトラーのような独裁者が、一方的に大衆を抑圧、支配することで成立するのではない。むしろその逆だ。大衆のほうから、むしろ進んで歓呼をもって独裁者を受け容れるものだということを歴史は教えている。」というくだりはこの筆者がただものではないことを教える.
 クレータカウント地学部の生徒に頼んで海の部分を計算.ややばらつく.あとValley形成のタイミング論文の印刷.夜みたいつものクイズ番組になぜか 勤務先の卒業生タレントが2人も一度に出ている.某オクでアンプ用スピーカをせり落とす.格安.ロンドンは18年ぶりの大雪とか.表題の寒冷化もヨーロッ パからみるとあながち嘘ではないのかも.今KMAの500hPaを見るとちょうどUK列島の上に-30℃の寒気の目玉が居座っている.浅間山噴火.半年振 りだという.このところ日本国中どこの火山も平穏は日々が続いていた.

2009 02/01(日) 何か大雨のあとのもう3月のような陽気.夜犬が外に出ている.日本だけの暖冬なのかな?
 何か月替りのGoogleがおかしかった.「このサイトは損害云々」のエラー表示.この巨人サイトにしては珍しい.1月31日の珍事.でもあっという間 の月替り.この話さっき./にも載っていた.ほんの30分ほどの出来事(大新聞は55分間と伝える)らしいけど,世界中の何人が気づいたのかを調べればGoogleのシェア(TVの視 聴率のようなもの)もわかるということか.
 昼頃起きて,早速火星のGoole画像からクレータ数カウント.家族に協力してもらう予定が結局自分でする羽目に.これもなかなか奥が深いA3全面なの で,結構読み残しがあって,あとで大きなランクを追加したりしてざっと1時間あまり.結局10km以下のものはA3全面は苦しく,半分終了して2倍するこ とに(何と安易な!).本当は100km2での存在確率で議論なのだが,とりあえず個数でプロット.うーん10kmの落ち込みが大きい.320km以上 も1個しかないので80kmで折れてしまう.これだけでは何とも言えないが中央部の20-80kmの3点が直線に載るのでまあいいか.
 アンプ関連の自作サイト.ここのシングルアンプは良さそう.変なトーンコントロールなど抜きでシンプルな回路.これは自宅用にいいなあ.このあと,フリーの回路図エディタとして定評のあるQt-BSch3Vをインストールしようとしてはまる.Qt4関係を入れたのにどうしてもmakeエラー.
complib.cpp:1519: 警告: unused variable ‘len’
make: *** [complib.o] エラー 1
で止まる.これ原因わからず.バイナリを探したがたぶんQtのライセンスの問題か見当たらず.沈没.結局夕方,犬を連れて 灯油を買いにいったついでに立ち寄ったホームセンターで買った方眼紙を切って実体図を作る.超ローテク.真空管カタログサイトから,外形を調べると 6L6GCが1.56インチ(約38mm),12AX7が0.8インチでシールドケースをつけるとちょうど1インチくらい(約25mm).これで実体配置 図を考える.何とか恰好はついた.あとはときどきパーツ集めを楽しむ.製作はたぶん3月に入ってからになりそう.先日の真空管の代替としてのダイオードの 管があるなら,真空管そのものの代替のトランジスタないしIC回路は面白いというよりもうできているのかな?白熱灯に差し替えるLEDみたいな感じとは ちょっと違うか.真空管というリアルな感覚が重要なの だ.これが電子回路とLEDのヒーターの作り物になっても誰も喜ばない.世の技術というのはときどきこんな風に斜めに滑空する.未だ絶滅した恐竜に想いを 寄せる子供たちが後を立たないように.世の中性能のいい低消費で融通の聞かないロジック回路みたいな人間ばかり増えて,ちょっと起動に時間はかかるは電気 は食うはときどき感電するはというようなローテクのそれでいて融通が利いて時には真っ赤にプレートを酷使しても壊れないそんな人間はもうよう済みという時 代が来ているのだろう.後者の典型のようなこの方のブログはいつも清々しい.あるいは負帰還を鬼のように掛けて厚化粧でごまかす回路と,素の帰還なしの歪みをも音として演じる回路の違いというべきか.
 へーこんな本が出ている.欲しいけど読む時間が−−.
 深夜になってちょっとQtでエラーが悔しいので,ソースからqtをインストールすることに.このサイトの指南にしたがって,tar.gzを展開のあと,
./configure
何せ100M以上あるのでこれがちょっと時間がかかる.無事終了次に指示どおりmake一発.
make
でめちゃ時間がかかりそうなので,ちょっとTVを観に下に降りる.20分経って戻ってきてもまだコンパイルの最中.


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