<Diary with linux, geoscienceguitar & others> 2010.Sep.
「備忘録/日記」(自分のためのメモですが何かの参考に,背景は残暑モードが継続)

2010 09/27(月) 来週登る十勝岳に備えて情報収集.地元観光協会やら旭川気象台やらに電話.ついでに地図も買いに走る.
 帰宅するとき,自転車でときならぬ秋雨に打たれる.ずぶぬれで帰宅.いつも雨の時に啼く犬は小屋に入っていた.また雨で涼しくなるのか.来週あまり寒く なってほしくないな.旅行中まとめる原稿が目白押し.地学部の発表原稿の校正で2時間.やっと目鼻が立ってきた.研究史をストーリーにまとめるのは本当に 大変.今年の地学五輪.入賞相次ぐとか.今年の応募から保護者の同意を取るなど邪魔くさくなったのでまとめての申請を取りやめ.個人申請に切り替える.世 の中どんどん悪い方に仕事が増えていく. 11月の講演タイトル虹の国の地質と人々−地球の裏側から日本の教育の現状を透視する−というやや長い題になってしまった.とりあえず概要ができたと喜んだら,上司からポスターも自分で作ってねとのお達し.うーんどうしよう.


2010 09/26(日) 20℃を割った最低気温に風邪を引きそうになる休日.寝だめをしてあと,巡検サイトの手直しなど.
 11月に頼まれている巡検を含む報告講演の準備にかかる.とりあえずpptを少し準備.これも結構時間がかかりそう.土曜日にさる例会があるのでそれで 少し話す予定.巡検サイトのリンクを張った大画面の写真をとりあえず確保.明日職場からリンクを張り直す予定.あと巡検メンバーの再確認やら世界最古のク ラトンの図やらを探すだけで1日が暮れる.これって結構ピタッとした情報はネット上にはないのだ.
 結局砂山モデルをcに移植する仕事はこの週末にはできず諦めて来週のどこかで.さ来週は北海道なのでこれの準備にもかからないといけないのだけど.時間だけがどんどん経過していく秋すがら.
 エネルギー最小化原理がこんなところにも顔を出すのはさすがにこの道の師匠のサイト.最適解幻想はまだしも最小化原理はやはり未だこの世界の根本原理として君臨するか.時間に関する面白そうな本を出しているこの方プレゼンがあるそうなのだが,うーん見る時間があるかな.

2010 09/24(金) 秋の季節入りを始めて実感する日.職場もエアコンなしで十分快適.それにしても季 節がON-OFFの2進数化している?
 結局各種発表会の締切りに間に合わせる生徒のアブスト類の世話などで1日暮れる.のんびりできるのも今週だけで来週からはその次の週の旅行の付き添いの 準備などで忙しくなりそう.その間に南アの各種文献を走り読み.解ってきたことは,私が見たMoodiesG.の堆積岩類は世界最古の変成作用を受けてい ない石英砂に富んだ地層のようでつまり大陸地殻が形成されていたことの根拠となるものだということ.さらに現在とは堆積様式が異なる環境下の堆積であると いうことなど.ただ資料の書き方が多義に渡りなかなか本質的な部分が吸い取れないのが玉に傷.

2010 09/23(木) 下の娘と海の釣り堀.早朝8時半すぎに凄まじい雷雨で一時中断.久々に釣りで怖い 思いをする.
 寒冷前線の通過をこれほど身近に経験することも少ない.風が強くなってきたかと思うと黒い雲に一面被われ,すさまじい雨と落雷の音.釣り場は一応鉄骨の テントの雨避けはあることはあるが,横殴りのバケツをひっくり返したような雨にはまるで効果なし.とりあえず落雷のシールドにはなりそうでそれだけがここ ろの拠り所.30分の我慢.しかしそんな雨と雷のさなかに素手でカーボンロッドを立てる勇気のある釣り師がいることには無知というか何というか変に感動. スタッフはその間にも鯛を放流したりと仕事に勤しむ.そのプロ根性にも脱帽.餌を買いに行っている間にシマアジをゲットした娘が鯛1枚を追加し私の2枚と 入れて計4枚でまあ天気の悪条件を考慮すればこんなものか.1時間を残して早々に引き上げる.
 季節は相転移したかのように秋へのギアを一段進めた.夜に入り涼しくなる.虫の音も消えている.巡検3日めのページのみ更新.その間seamonkey が更新され,ftpのデータが消えている.日本語化も消えた.これをもう一度本拠より日本語版をダウンロードし,展開.実行ファイルを/usr/binに リンク.これで何とか更新.しかし設定がすべて初期化されている.アップなどは明日に.

2010 09/22(水) 海外出張の代休を入れてくれていることを知り1日休み.犬の散歩で彼岸花がまだ出 ていないことに気付く.
 休日にして昼前まで寝る.やはりちょっと南アの疲れは出ているか.買出しと犬の散歩など.研究関係は夜に入って巡検の1ページの写真を選んだだけ.日記 の整理などあるのだけど段々とおっくうになってきているのがわかる.海外渡航の新鮮さや驚きも指数関数で冷めて行っているのか.あまりよいことではない. あと手持ちのBASICのシミュレーションをcに書き直すのを時間のあるうちにやって起きたいのだが.今日はできず.
 彼岸だというのに表記のように彼岸花を見ない.今宵は蒸してエアコンを入れる.ラニーニャとかで冬は寒くなる報.そういえば4ヶ月周期はまだ生きている ように思える.次は10月が寒くなる番なのだが.
 明日の遊びに備えてちょっと早く眠ることに.

2010 09/18(土) 土曜講座で出勤.久々に涼しかった朝.とりあえずバーバートン巡検1日目をまとめ る.
 巡検の案内やら,関連論文を収集して拾い読み.なるほどやっと背景が理解され始めた.地層の色んな名前もやっと記憶の底に並び始めた.自宅に帰ってか ら,gpxがそのままではGoogleEarthのubuntu版で表示されないのを調べる.GPSBabelでkmlに変換するがやはり同じ.昔作った ノルウエイのkmlファイルが動くのを見て,仕方なくWinのノートPCに
trk2googlemaps & kml  を導入.
これでkmlを作るとなぜかこれがBingo!未だにどうもよくわからない.GoogleEarthのLinux版は未だに鬼門.
 とりあえずこれで大画面でgpsログを見れるようになった.軌跡が細く描かれるのもいい.あとはこれを参考に巡検2日目などを明日からちまちまと作れば よ い.資料のうちネットで落とせるものはできるだけ勤務先で落とす.Natureは勤務先で見れるのでこれを利用.読むのに時間がかかるが.明日は久々の休 日なのでちょっと腰を入れて学問を励むことにしたいのだが.
 夜IPS細胞のNHK特集.凄いな.福岡さんの意見を聞きたいところ.
 この前の巡検で,米国人たちと話していて,この人たちと同じ土俵で戦うのは普通の日本人には到底無理だなとつくづく感じた.そんなことにエネルギーを使 うのなら,日本人はあなた方とは違いますよと最初から何らかの方法で解らせた方がずっと楽ではないかとやや敗北主義的な考え(なつかしい!)を抱いた.彼 らを説得するなどという無駄な努力に時間を使うより,彼らに自分たちとまるで違う考え方の世界があるんだよと,どこかでガツンと気付かせる必要がある.そ んなことを最近ずっと考えている.もちろん米国人の中にもそのような考え方に気付いている人はたくさんいるのだけど.

2010 09/17(金) 昨夜は学会で一緒だった某N氏と夕食.南アフリカ話に花が咲く.帰宅についたのは 10時すぎ.
 やっと少しずつ写真を整理.その傍らgpxも. ということでGoogleEarthにgpxをかますため,gpxの間引き.そのためにGpsBabelを入れようとするが,./configure makeで
/usr/bin/ld: cannot find -lexpat
のエラー.yumも入っておらず
sudo apt-get install yumで入れる.しかしこちらはどうやら無関係.ライブラリはあるのにエラーが出ている.
sudo apt-get install libexpat1
では
libexpat1 はすでに最新バージョンです。とでる.これもう邪魔くさくなって,debファイルを探す.そうすると,
http://packages.ubuntu.com/ja/jaunty/i386/gpsbabel/download
にありました.9.04ってjauntyっていうらし い.
これで完了.

GPXの間引きは,下 記の要領でできるとかerror=0.002kがキーポ イント.
gpsbabel -t -i gpx -f trk_in.gpx -x simplify,error=0.002k -o gpx -F trk_out.gpx

これで例えば誤差10mでは
gpsbabel -t -i gpx -f 20100904.gpx -x simplify,error=0.010k -o gpx -F trk_10_0904.gpx
みたいにできた.大きさが512kから一気に93kまで小さくなった.しかしこれでもUbuntu版GoogleEarthでは軌跡を書かない.
 この仕事とりあえずここまで.
 とりあえず,忘れないうちにPanaのPCからデータを引き抜く.写真とかgpxとか.
Scrabble3Dと いうUbuntuで動くゲームを見つける.展開するだけで実行ファイルができる.これなかなか好調.でもPCが50%にしても強い.知らな い単語ばかり.ルールも表示も設定が多義にわたるので面白そう.
 今日価格comを見てて2TのHDDが8000円台だと知る.過去の履歴からはそろそろnewマシンなのだが.でもこれ見るとCPUは高くなってもさほ ど性能がよくなっているわけではないことがよくわかる.安くなったQuadあたりで組み直しも手かと.
 このあと久々にScrabbleに興じるがComputerを34%にしても勝てず.ようやく夜涼しくなってきた.

2010 09/15(水) 帰って半週もたたないうちにもう日本モードに.朝夕の残暑が収まっただけでもよい らしい.
 残暑は収 まったものの,不安定な昼間の天気で毎日にわか雨.もう天気図はとっくに秋の気配なのだが.帰ってから2日目に夜中,雷で泣き出した犬のせいで眠れずほと んど2時間の睡眠で仕事に行ったあとは,熟睡できたので時差ぼけは早くも解消.やはり西の国にいくほうがラクだという世間の常識は本当だった.と言う間に さまざまな会議向けの資料作りと地学部の科学コンテスト資料作りなどで忙殺.合間に来年の米国研修本番に向けた業者関連の打ち合わせなど.
 おまけに公費関連出張なので,頼まれた講演を引き受けその準備も.ということで早くも日本風仕事モード全開.10時と3時にゆっくりお茶を楽しむのはど この国だったのだ?
 いつもなら写真の整理とか日記の整理とか早々に始めるけど,今回は次の北海道旅行下見のときになりそう.考えてみるとことしは本当にゆっくりと考える暇 がなく,プログラムコードをほとんど触っていないのに気づく.砂山モデルのcプログラムを書きたいところなのだが.

2010 09/12(日) ようやく帰ってきた.2週間のそれほど長い旅ではないが,治安とEnglish Nativeに囲まれた旅で疲れた.
 ドーハの空港で,尻を拭いた紙が横のバケツに 捨ててあるの と,手を洗おうとCのマークの蛇口をひねるとお湯が出てくるのに仰天.文化の違いと未明でも34度くらいありそうな気温に本当にびっくり.これで昼間はラ マダンで水が飲めない空港の外のスタッフは倒れないのかと心配.でも知り合いに寄ればさるエジプト人は小さい頃から慣れていれば大丈夫と語っていたとか.
 さて学会の方は想像どおりのまあ,シドニー以来の南半球的おおらかさで朝の送迎バスがいやに時間どおりに来て眠いほかは,ゆっくり時間の流れる英国式文 化みたいで,毎度の西洋風飯の陳腐ささえ我慢すればそれなりの旅行ではありました.せっかく張り切って発表準備したのに聴講者が少なかったのと,米国人中 心の7人+ガイドの地質巡検は聞き取りに難渋してなかなか心の休まらない1週間ではあった.けどまあ2度目の南アフリカは悪くない旅でした.


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