<Diary with linux, geoscienceguitar & others> 2011.Oct
「備忘録/日記」(自分のためのメモですが何かの参考に,背景は節電残暑モードに変身)

2011 10月28日(金)
京都への遠足.初めて大文字山に登る.御所を中央に絶景の京都盆地.活断層に囲まれた地形がよくわかる.   
 結構な距離で汗をかく.東北の木材使用の件で問題となった大文字の火床を初めて見る.昔地方の大学に通っていたころ,大学祭の余興か何かで大学の裏山に 1年生を大勢登らせて懐中電灯で巨大な大文字を作らせた.それがたまたま地方紙に写真が載った記憶が.京都出身の同級生の発案だった.それに比べればさす がに本家は規模が大きい.そのあとバスで東山三条まで降りて歩く.お馴染みの進々堂で昼食を取る.そのまま原稿の整理など.新京極を歩いているとき同じく 博物館見学で京都に来ていた2年生にUSBを借りて彼女のできたばかりのPPTをPCに取り込む.帰りの京阪特急でその原稿に手を入れる.職場に帰って同 じく別便で帰ってきた彼女と明日のポスターの原稿の完成と印刷で結局8時までかかった.せっかく買っておいた大安の漬物を冷蔵庫に入れたまま忘れて帰る. 久々の京都は晴れて良かった.扇子の専門店でしばし話を聞いた.1万5千円出せば手書きの扇子となるそうな.ツーソンへの土産をそろそろ考える必要があっ て,できれば月の描かれた和風の土産を考えているのだが.
 帰ってきてPOV-Rayの続きを少し.今日の参考サイト.関数に詳しい.球の半径を2.5乗に変えてみる.明日も早いのでそろそろ寝だめをしないと.

2011 10月27日(木)
部屋着も寝間着も長パンに切り替え.明日は京都へ遠足の付き添い.セレッソの録りためを2夜連続で見る.   
 久々にプレミヤ.マンチェスターダービー.結果がわかっていても面白かった.あれだけチンチンにやられるマンUもありなのだ.まるでセ レッソ対山形みた いな試合だった.少しだけPovRAYをさわる.トレンチデータを線で結ぶのはできた.あとは火山を円錐で表現しようとしているのだが,PovRAYは三 角柱や錘みたいなコマンドはないのだ.これ意外だった.基本回転図形が中心.仕方なく火口に穴が開いた円錐にしようかと思案中.家族の風邪がうつったみた いで喉が痛くなってきた.通勤で読むNexus.例のブキャナンの2作目でコミュニケーションネットワーク論.英語は結構ややこしいところもあるが何とか 意味は取れる.6つ目で世界のすべての人々にコネクションされるという話.強いリンクよりむしろ弱いリンクが遠い果てと果てをブリッジするという話.なる ほど私もやっと見知らぬツーソンに弱いリンクができたのだ.

2011 10月25日(火)
暖秋が止まったと思ったら雨に続いて急に寒くなるオン・オフの気候.ここにも天候のフリップフロップ.   
 昨日代休を取って海方面.鯛8枚でまたWebに載る.やっと出勤したらちと困った事態.職場の役職のめぐり合わせから仕方ないのだが.今年はこんな籤を 引くことが多いな.と気を揉んでたら,さるところからセレッソの森島選手のサイン入りのポスターや写真をいただく.これ嬉しいな.大事にさせていただきま す.ということで録っていたセレッソの前節のジュビロ戦を遅くに見る.清武,扇原の復帰がこれほどチームのリズムを変えるかと思うばかりの小気味よい攻撃 のリズム.それに引換えジュビロの昔の日本代表を彷彿とする攻撃の遅さ.攻撃のアイデアがセレッソほどあるチームはJではそうそうないと納得.酒本も最近 ぐんと良くなってきてそろそろ代表の声がかかるのではと頼もしい限り.マルチネス,上本も合流してあとこれでボギョンが復帰すれば本当に残り全勝も夢では ない.楽しみになってきた.
 明日元の職場の研修なので,準備をしようとしたが困った事態の件で訪れる人があってほとんど準備ができず新しい余震震源地図も間に合わなかった.まあ仕 方ないと諦めることに.先日の余震地図新バージョンもトレンチデータをPovRAYで書かせるのにまた一苦労も二苦労も.なぜかトレンチデータが途中で途 切れる.さらに最後までデータ数をあらかじめ数えて球をつなぐ処理が最後のところでうまく行かない.これPovRAYに直線や曲線を空間に引くというコマ ンドがないため.まだしばらくかかりそう.

2011 10月22日(土)
季節はずれの烝す日.休日出勤でやっと自分の研究にとりかかる.GMTバージョンの手直しにほぼ1日かかる.   
 本業の頭を一旦研究レベルに切り替えるのにほぼ1日かかる.GMTコマンドのpsxyでどうしてもプレート境界を書かないのを2-3時間はまる.これ結 局元ファイルが東経と北緯が逆さまだと気づくのに時間がかかったというお粗末.いつもデータを扱っていたらすぐ気づく場面にも結構時間がかかってしまうの がサンデイリサーチャーのつらいところ.
-: オプションで簡単に切り抜けれたという久々のハマり技.あと自宅に帰って都道府県境自作データでふたたびはまる.これも結局psxyの
-L オプションが悪さをしていたという顛末.閉曲線をむりやり引いていたという次第.
これもこれを削除して解決.都合2つのgmt久々のべたはまり.1日が長い日.明日はPovRAYに取りかかれるか?そういえば地学教育の原稿の長い間放置したまま.これも何とかしたいけどまあAGU準備優先ということで.
 地学部の学生科学賞今年は大阪地区優秀賞どまりで中央への進出はなし,実質1週間の作業だっただけにまあ仕方のないところ.あ と,ChromaDepthサイトの説明とHartmann2005を通勤で読む.次第にHartmannのクレータカウント手法の全貌をやっとつかむ. もう遅いのだけど.
 狂犬と蔑まれたカダフィー去る.カダフィーが狂犬ならさしずめブッシュはキングギドラ並の怪獣にでもなるべきか.新生リビアが落ち着くまで,優秀な日本 の国会議員と官僚を半分ほどしばらく政権運営に貸し出すというのはダメかな?新植民地主義と言われるかもしれないけど手垢のついたヨーロッパやアメリカよ りよほど地元の信頼は受けると思われるけど.だめですか?そりゃダメでしょうね.

2011 10月21日(金)
所用で午後大学に行ったら,いつものエスカレータが点検中で山を登るのに汗をかく暖秋.   
 ようやく本業一段落で,テストの間に自分の仕事をしようと自宅PCの整備.自宅OSを結局ソッコーでUbuntu11.04に戻す. 昨夜と同じで,インストール時に指示したWindows側のMBRにGrubがどうしても入らない.そこで一旦WinのHDDを切ってUbuntuをまず インストール.立ち上がることを確認して,gnome-panelを入れたらちゃんと元の画面に戻った.やれやれ,そのあと常備ソフトなど導入.それと Grub2を直すのに一苦労.まずBIOSのHDDの認識順をBootメニューの中で変更.UbuntuがsdaでWindows7がsdbに認識.これ で一旦Ubuntuを立ち上げ,
sudo grub-update
で良かったみたい.無事Windows7がメニューに出るようになった.めでたし.これでまた息抜きのゲームが可能となった.どうも昔みたいにWin側の MBRに入れなくてよくなったのだった.まあ未だにセルフィッシュはwinのMBR書き換え癖は直ってないのだが.それにしてもUbuntuはなぜあんな Afterstepライクな大きなアイコンのWMをデフォルトにしたのか.ネットブックをターゲットにしているのだろうけど,実際にはUbuntuは大画 面のデスクトップPCでこそ本領発揮だと思うのだが.おまけにgnome3も評判どおり芳しくないな.gnome2の遺産を使えないなら意味がないように 思える.Vineから乗り換えたときのUbuntuの素晴らしさが段々と消されていくような.南ア生れのOSには今しばらく頑張ってほしい.
 謹製のドキュメントビューワで日本語が化ける件,このとおりpoppler-dataをインストールするで直った.ありがたい.

2011 10月20日(木)
学生科学賞搬入,受付時刻ぎりぎりで何とかセーフ.自宅のUbuntu11.10導入で久々に青息吐息.   
 アップグレードをするも,他のインストール手法を選ぶとGrubがうまくインストールできずにエラー出まくり.仕方なく11.10アップグレードを選び インストール.しかしどうもGrub設定まずく,Win7しか起動しない.あえてWin7HDDを殺して何とかUbuntu11.10を入れる.しかしこ の不細工なUnityを放逐するのに手間取り,とりあえず日本語環境のみを入れて一息つく.どうもやっかいなgnome3の導入で未だメニューバーをいつ ものように横に置けず.これ極めて不便.何か10.04より後退しているように見える.ITにおける進歩は必ずしも使いやすさと比例しない典型.けれど古 いシステムを使い続けることは結局袋小路の道探しに甘んじる現状はどうしようもない.
 この調子だと土日に何とか3D震源地図のAGU発表分を作りたいけど結局OSアップグレードの尻拭いだけで終わりそうないやな予感.もう頼むから色々ご ちゃごちゃした設定変更だけしないでほしいのだけど.あとUnityはたぶん小さいノートPCを考えているのだろうけど何か使いにくいWFでこんなものを デフォルトにしていてはUbuntuの先が思いやられる.そろそろ別のOSも考えた方がいいのではと,ITにおける(OSにおける)利己的遺伝子は考えて いる.というか日本人受けはしないけど,欧米人受けしそうということなのか.原稿の整理やらAGU準備やらで忙しくなりそう.

2011 10月16日(日)
地学部の発表ネタ作りに付き合い日曜出勤.昨日の満員の地震学会シンポジウムの余韻も残る.    
 結局金曜日の午後ソッコーで新幹線に飛び乗り,会場に着いたのは16時ころ.早速最後の口頭発表のA会場にもぐりこむ.何か最後の発表は予知がらみの聞 けない内容だったのでポスターに移動.卒業生Uさんのサーマルプレッシャーのポスターを見る.彼女とAGUの予定などを話したあと,ホテルにチェックイ ン.夕食は駅ビルの中華.どうも飯屋が少ない印象の街.あと駅前でいきなり地下道しかなく渡れる横断歩道がないとかその道を別の場所で渡ろうとすると不用 意に高い遊歩道を登らされるなど,歩行者にやさしくない街だなという印象.ホテルのせっかくのサービスの無料のウエルカムドリンクも何か高校生が場所を占 領している有様で安いけどもう一つのホテル.窓を開けると隣のビルしか見えないのやら廊下の物音が聞こえるのも興ざめ.早々とこのところの睡眠不足を補 う.
 昨日は早朝から駅の中のクロワッサン+コーヒーセットをいただき,気合十分でバスに乗ろうとしたらとんでもない長い列.おまけに横殴りの雨が待つ列に吹 きつけて傘も役に立たない様子.何人かの有名な方々はタクシーの乗合で出かけた様子.当然最初の大学行きの路線バスは大量の積み残しで,待つ間に風がやや 収まりなんとか次のバスに乗れた.それでも会場の到着は9時10分前くらいでもうすでに用意された椅子は満席状態.何とか後から出されてきた臨時の折りた たみ椅子の最後列に座るところを確保.こんなに一杯の学会行事を初めて体験.
 ゲラーさんの「ここに呼ばれたことが『想定外』」というジョークで始まったセッション.「大震法をただちに辞める」という主張に賛成.あと松澤さんもよ く出てきてまた正直に反省の弁を述べられたのに共感.井出さんはさすがにするどい問いかけでセッションの骨を作っておられた.総合討論の強震動のKさんの 「地震は複雑系だからばらつきが大きい結果しか出ない」は震研集会と同じ趣旨.「焼け太りは止めよう」も頷かれる.総じてよい内容だった.わざわざ静岡ま で出かけてよかった.地震コミュニティのナイーブで謙虚な人となりをよく見れた.まあひどい奴はあの場所にきっと顔を出していないのだろうけど.
 これで月はじめの震研以来の半月に及ぶ怒涛の出張月間がやっと終わった.その間自宅で寝たのは数えるほど.気づけばこれからAGUのポスターやら本業の雑用やらが目白押し.
 そんな大事なときに昨夜ついUbuntuの11.10更新をうっかり気まぐれでクリックしてしまう.朝終わった画面が黒一色でマウスポインタだけの画 面.リセットかけてわかったのは勝手にウインドウマネージャーをgnomeから何とかいうタイル見たいな奴に変えておまけにgnomeの新バージョンが 入っていないみたい.あわててさっきgnome3を入れる.これアップグレードする人要注意!何とかgnomeで立ち上げたが,肝心のメニューバーなど操 作できない.日本語版の公開はまだしばらくかかるみたいでしばらく様子見.seamonkeyが落ちるのは変わらず.
 使い勝手が悪いが,PovRAYの次の準備.まずプレートの境界数値データを探す.ここにもあるけど,ちょっと許諾が面倒なのでと思ったら,この方がWeb公開されているのを予稿集で知る.あとここにプレート境界デジタルモデル.ちょっと解像度のほどはわからない.
 セレッソ調子悪いなあ.せっかく夏限定モデルのユニフォームを大枚はたいて同僚のセレッソファンに近所の店で買ってもらったのに.そういえばUbuntu11.10の背景いつのまにやら,このユニフォームの配色と同じことに気づく.これ大発見?

2011 10月12日(水)
家族が録画していてくれた天皇杯の2回戦を見る.北教大岩見沢負けたけどさばさばしたいいチーム.    
 昼間も上着のいらない蒸し暑さ.夜も少し蒸して窓を開ける.やっと家でゆっくりする.週末はまた静岡まで.来週のテスト作りにちと頭が痛い.御大 Hartmann氏からやっと返事.何でもNantesの学会に行っていたとか.1.5weekの旅とかでうらやましい.Tucsonの方を色々とアレン ジしてくれているようで感謝感激.何かホテルまで取ってくれそうでいいのかな.とりあえず好意に甘えることになりそう.これでAGUのフライトスケジュー ルを何とかfixできそう.Kanamoriさんの8日の講演を聞けるかどうかなのだが.IGCのアーリーバードは来年4月末までだそうでこちらはしばし 放置.そろそろAGUのポスター準備も始めないと.所用で大学まで.往復で送ってきた地震学会秋季大会の予稿集を見る.東北地震の特集で見えてきたのは, 狭い範囲のアスペリティが固着していたためにまわりの弱い摩擦部分が滑らずに耐えていたみたいな解釈.しかしそれだとM7級の頻発してた別の(?)アスペ リティの話はどうなるのだとちょっと頭が混乱.

2011 10月11日(火)
ザックの思い通りの完勝の試合.ハーフナーの高さがヨーロッパと勝負できそうなのがわかったのが幸い.    
 広島の学会はやはりというか残念というかさほどの収穫なし.夕食の駅ビルの寿司店も禁煙なのにタバコを吹かす関西からの集団に業を煮やすなどよいことな し.市電が走っている街を見れたのが唯一の収穫.早々に切り上げて帰ってきた.今日は代休を押して高3の授業のために出勤.明日代わりに午前中休みを取 る.午後は大学にさる用事で出かける予定.何かやる気の端境期で投稿原稿を触ったり土曜日のシンポジウムの予定を立てたりで過ごす.いいかげんこの原稿も 改訂して再投稿したいのだけど.
 サッカー.憲吾が入ってトップ下の動きはよくなった.ハーフナーに相手のDFを当てさせるのは,フリーのFWが出てくるので2倍3倍の効果.今までまっ たく見られなかった真のワントップを携えた新しい代表の姿を見れたのが収穫.アジア予選突破はこれで見えたのであとは,ヨーロッパ,南米のチームとどう戦 うのかなのだが.ザックはトルシエ・オシムと並んで真に応援できる久々のコーチだと思う.日本文化をリスペクトする彼の姿勢には感動すらする.それにして も天才中田の選手生命を断ったあのジーコの失われた4年が残念でならない.

2011 10月08日(土)
旭岳山麓の氷点下と雪深さに驚く.新千歳に着いて別れの言葉でバスガイドさんが大泣き.感動した.    
 1日目の見学に訪れた100年来の初雪の旭川市立博物館でたまたま開かれていた火山学会ポスター会場で旧知のさる火山学のT名誉教授とばったり.阿蘇で 観測のイロハを教わって以来.被害を心配したが津波の様子を住まいのマンションから目撃したとか.ジオパークにも関わっておられるそうでまずは元気そうな 様子にほっとした.翌日の旭岳遊歩道は長靴を借りての散策というか雪中行軍.まさか25度の大阪からいきなり氷点下の世界になるとは予想だにしなかった. 以前駆け足だった天人峡もこの日はゆっくりと見られ羽衣の滝を写真に撮る.あと3日めの旭山動物園ではほとんど休憩室でさる論文の翻訳と原稿書きに没頭し たが,午後2時から頼んでいた飼育員による説明に同席.30分の予定を大幅に伸ばしてライオンや熊の檻まで見せてもらって見学の生徒共々感激.彼の動物が できるだけ自然の姿で生活するように努力しているだけで,入館者が増えるのはおまけ.という説明に納得.さらに自分はライオンなどの野性動物を尊敬してい る.人間は決して彼らの上には立てない.彼らの方がはるかに上である.その証拠に老ライオンが末期ガンで苦しんでいるときにもライオンは決して人間の前に 自分の弱みを見せなかったという言葉に感動.彼の動物をリスペクトする精神にこの動物園の人気の真髄を見た思いがした.
 4日め.東大演習林を見学.原生林と新しい切り割の土壌調査など.雨が降ってきたが生徒も熱心で,解説の東大の先生にも随分感心していただいた.年間1 億円の収入がある演習林の運営とか,その基礎を築いた偉い先生の逸話とかに感動.東大教授でありながら一度も学生に講義しなかったとか,学位も持たなかっ たのに名誉教授になったとか,シャイな人で講演を頼まれたときはウイスキーをひっかけて臨んだとか---.どこにもすごい先生はいるものだと感心.この日 のホテルは食べきれないすごい食事で特に手作りのデザートに舌鼓.
 5日めは忘れものを取りに行ったり,風邪を引いた生徒の付き添いなどで行事には出ず.これ前に2度ほど参加したさる環境問題をテーマにしたプログラムなのだけど,私は押し付けがましいスタッフの姿勢が嫌いだったのでちょうど良かった.
 で6日目の今日は小樽まで.観光化した街の中心は昨年で飽きたので,船に乗って近くの港まで往復.かもめが餌付けされていてその様子をカメラで撮る.あ と日銀支店が博物館になっているのを見学など.そしてバスに乗って新千歳に帰り着いたところで表題のD北バスのガイドのKさんの大泣きに遭遇.若いのにと てもガイドがうまく,また教養あふれる逸話の紹介など,とてもかしこい人だなと思っていたので,あれほど我々の旅行にビジネス以上の情熱を掛けてもらって いたのだと改めてその職業意識の高さや見識に驚かされた.決してビジネスライクな人ばかりでないという北海道の純朴な人々の姿に感動した旅でもあった.
 さて明日から広島.ちょっと疲れたけど行くしかないか.荷物を小さいゴロゴロに積み替える.名刺を探したけどないので今回は名刺抜きということで.そういえばジョブスが亡くなったニュースを旅の途中で知る.これについてもまたいずれ.

2011 10月02日(日)
東大地震研究所での研究集会に参加.とても有意義な発表と議論で休日の出張も無事終える.    
 怒涛の10月が始まってしまい.まず東京が終了.次が北海道ということで明日早朝出発.土日出張で休養を取りたかったけど,久々に8時間睡眠を取れたことか.ANA出張パックの浅草のホテルは 前に泊まった記憶が.フロントの対応もよく,朝食のバイキングも値段の割に良かった.部屋も大きなベッドの禁煙部屋にしてくれたし格安出張パックの宿とし ては今までで一番か.ただ東大から近いのに電車乗り継ぎで遠くなるのが玉に傷.結局南北線,山手線,つくばエキスプレスという乗り継ぎで宿と会場の往復と なった.発表のなかでは主催者のOさんとKさんの発表がずば抜けて良かった.地震学者としての誠実さのあふれた内容であった.2人とも時に涙ぐんでおられ たのが印象に残った.このような誠実な地震学者が日本に居られることを誇りにしたいと思った.会場の参加者の発言や態度でちょっと気になったというか頭に来たことがあるの だけどこれはまたそのうちにでも.


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