JR徳島駅前までバスで大阪から3時間とちょっと.11 |
室戸岬に行く途中で腹ごしらえ.T君のたっての希望で徳 |
喰町は徳島と高知の境界近く.峠を越えると高知の甲浦 |
しかし天然記念物指定から時を経て,石版はごらんの通り |
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さらに光線の角度もあるのですが,やや露頭としてはくた |
ちょっと罪作りですが,私が30年前くらいに訪れたとき |
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拡大写真です.木のハンマーがいかにも時の流れを感じさ |
この説明板はかなり新しいようです.水流方向の説明もありま |
左の方から層理面を見ると陰影がついて凹凸がはっきりわかる.下の層にも同様のリップルが見える. |
さてこれはさきほどの場所 |
学生さんが早速見事な荷重痕(ロードキャスト)を地層の |
これも同じ場所の生痕化石. |
道路を高知県側に少し走ったところで同じような地層をみ |
ここでは他にも小規模ですがリップルマークも見つかり学 |
T君がスケールで示しているのは各種リップルマークです.ここは小規模ですが,様々な種類のものが見れました. |
さきほどの地層の横には見事な海岸風景が見えています. |
さらに高知県側を南に下って,夫婦岩という名前の奇岩が |
ここは足元の岩石の種類は薄いピンク色をした砂岩,それ |
さて本日の最後の目的は室戸岬灯台下のこれ岩体.これが https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/112/Supplement/112_Supplement_S55/_pdf |
海岸から陸側をみたところ.山のてっぺんに室戸岬灯台が隠れています.
層状構造をしめす「はんれい岩体」が約200mに渡って露出していますが,巨大な転石に覆われているので,なかなか構造が把握しにくい.ここは層状岩体の
かなり下の部分(重力で最初に結晶が沈降を始めた部分)です.画面向かって右側が層状岩体の下部,左側が上部となります.かなり直立に近い構造です.これ
は回りの堆積岩層と調和的で,地層に平行に入ったシルの形になっています. |
層状岩体が接触している砂岩層です.右に見えるのが接触部だったか.明日の写真で接触部をご覧ください |
こちらは,中央部に少し移動してはんれい岩がやや粗粒となった部分.白く見える |
Y君がスケールになってくれました.貫入岩体のやや中央 |
拡大部分.明日の写真でお見せするペグマタイト脈とはま |
さて室戸岬の海岸段丘の上へ車で上がってきました.かつ |
さらに奥に行った展望台にあった地図.実は旅行の前日に |
展望台という場所の駐車場に車を止めるとなぜかおおぜい |
展望台から南を望む写真.太平洋が270度くらいの範囲 |
北の半島の方を見ると傾動地塊.つまり西側(左)に少し |
参考に室戸岬のはんれい岩です.30年ほど前に教員になった頃に地学の
教師の巡検で訪れた際のサンプルです.灰色は斜長石で自形のものがある.色のついたもののうち,どぎつい色で自形気味なのがかんらん石.ややおとなしい色
で他形気味なのが普通輝石です.かんらん石の方がへき開があまりない方です.横幅13mmの視野. |
さてこの日の宿はごらんの昭和の香りが満載の旅館です.
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部屋は結構広いのですが,ごらんのように昭和の調度が満 |