2010年地学部冬合宿3日め 2010年2月10日

午前:国土地理院「地図と測量の博物館」,産業技術総合研究所「地質博物館」の見学 午後:JAXA筑波宇宙センター
の見学

合宿3日めは,つくばを循環するバスに乗って研究学園都市の地学関係の博物館などの有名どころを見学します.午後の筑波宇宙センターの見学では, 現在JAXA職員で,本校地学部OGでかつ部長でもあった小川恵美子さんが休日にもかかわらず駆けつけて一緒に廻ってくれました.小川先輩どうもありがと うございました.小川先輩は在学中「百キロ徒歩」の総隊長を努めたこともあるそうで,懐かしい話に花が咲きました.それでは当日の様子をどうぞ.

まず朝一番に駆けつけた国土地理院「地図と測量の博物館」の中庭にある地球の模型に登ります.右奥にある のは三角点に立てる櫓ですね .
広大な地球も縮小するとこのとおり.空がよく晴れて気持ちのいい日でした.
これは測量に使われていた本物の飛行機.
下に潜り込んでみているのは
測量用のカメラがちゃんと見えています.これが地図を作る原動力だったのですね.
こちらは測量の基準にする三角点や水準点の標識がずらりと並べられています.
こちらは博物館内部に展示されている伊能忠敬の作った日本地図.
精密な測量器具もなかった時代に忠敬は齢50を越えてからこの地図を作ったというのは大変驚きです.
こちらはその次に訪問した「地質博物館」
たくさんの見事な鉱物の標本が一面に展示していあり,ため息がもれます.
これは第三紀に絶滅した哺乳類のデスモスチルス.1年生部員のNさんとのツーショット.
こちらは貫入した花崗岩の切断面.そのスケールに驚かされます.
多種多様な蛍光を発する鉱物.
そしてロビーの外に展示というか置いてある褶曲した地層の本物.
さてこちらは午後訪れたJAXAの筑波宇宙センターの見学ツアー.これはかぐやの展示ですね.正式名は SELENEというそうです. JAXAのロケットの歴史を示す展示.
本物のロケットエンジン.細かいパイプはパーツに数多くのノウハウがあるようです.
これは現在宇宙飛行士の野口さんが滞在している,宇宙ステーション「きぼう」の展示です.
中は意外と狭いのに驚きます.
これは宇宙食.とてもおいしくなっているそうです.
こちらは現在組み立て中の宇宙ステーションの全景です.H2ロケットで運ぶそうです.
廊下にはその運搬の方法など細かな説明が.見学ツアーなので一般の方も多い.
小川先輩から特別に資料をいただく.この見学は東北に行ったグループと合流して行いました.
一緒に見学していただいた小川先輩ありがとうございました.

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