山行,ハイキングなどの記録 2019年2月1日新装

兜岳920m 鎧岳894m 奈良県曽爾村
曽爾村から見上げる奇峰2つ.溶結凝灰岩の崖が見上げるほどの傾斜でおもわず身震いするほど.昔は難峰だったようだが,現在はコースが整備されてそれほど苦労なく登れる.2017年5月の記録.

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まずは兜岳から.山麓の峠近くに駐車場スペースがあり,空いていた.
すぐ横の祠.
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道は最初それほど急ではないが,
途中から溶結凝灰岩の岩肌にロープ場となる.しかし足場はしっかりしていてそれほど危なくはない.
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途中見事なイワカガミ.
群生している場所もある.
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さらにヤマツツジ.
山頂はさほど展望の利かない凡峰.ここから鎧岳に向かう.
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両岳の鞍部に道標.いずれも急斜面と書いてある.
林床の道を登ると,
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鎧岳山頂.結構広い場所.
崖の方向には視界が広がる.
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帰り道に見たマムシグサ.
山麓に降りると名物の見事な崖が見える.

次に古光山から後古光山
こちらはあまり有名ではないが,鎧兜と正反対に,山麓からの平凡な姿とは裏腹に登山道はとても急峻かつ危ない岩場が続くなかなか難しい山であった.
同じく2017年5月の記録.

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ネットの情報通り車をかなり手前の「青少年の森」(廃業)の駐車場に停める. この右の道が高台にある「青少年の森」駐車場に上がる道.公園じたいは廃棄されているが駐車場は閉鎖されておらず,自由に止めれる.
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車をかなり手前に停めたので,登り口までの車道をひたすら歩く.
左側に広大な牧場が開ける.
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山麓を歩いて
登り口には狭い駐車スペースもあった.ここまで車で来れば便利だったが駐車場スペースの情報がなかった.
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林床の植物
冷や汗をかいて岩場を一つ乗り越えるが,
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さらにやや危ないロープ場が続く.地図からはわかりにくい難路.
やっと古光山山頂.やや見通しが悪い.
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古光山と後古光山の鞍部の道標.ここまで降りてきたルートもロープに頼るとても悪場.この鞍部に下の車道から登って来る道もある. 後古光山の山頂は岩峰のてっぺんでとても狭いが,見通しがきく.
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三角点の示標もある.
登りの岩場と同じような急なロープ場をやっと降りてくると,ここからの下り道はとても長い木の梯子.
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下にも車道までこの木の梯子が続く.
山麓の車道に降りてくると今登った道への道標があった.ここから車を止めた「青少年の森」の駐車場までまた歩く.

古光山,後古光山は甘く見れない山だった.晴天であればそれほど危険はないが,雨天などだとかなり厳しいことになりそう.曽爾村周辺にはまだまだ面白い山々が控えている.


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