大阪の弁天埠頭に停泊した深海底掘削船「ちきゅう」の一般公開に行ってきました.2006.06/17,作成2006.07/05
「ちきゅう」については下記のサイトに詳しい解説があります.

JAMSTEC(海洋開発研究機構)の「ちきゅう」Webサイト

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前からみたところ.11mmという超広角レンズでなんとか全体をとらえることができました. 後ろからみたところ.えんとつにJAMSTECのロゴが見えます.クレーンでライザー(掘削に用いる鉄管)を持ち上げ継ぎ足していくそうです.
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直径100mの大観覧車とほぼ同じ高さの掘削用のやぐらがこの船のシンボルです.何でも瀬戸内海の橋をくぐれないため,船は水島(岡山)で造船され,このやぐらだけ外洋に面した長崎で作られたとか. ガスが噴出したりすると,最悪のときは船を捨てる場合も想定してあるとか.これら避難用のボードが役にたつことがないことを祈りたい.
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船の全部には発着用のヘリポート.それを支える柱が高い. 船内に入ると高級ホテルなみの階段.
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操舵室は見学の人で大混雑. 船のシンボルのような大きな蛇輪はなく,右の方に,ゲームセンターのハンドルのような操舵輪が見えます.
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レーダーには停泊する弁天埠頭の地形が明瞭に. しかし昔ながらの海図もこのとおり,使っているようです.
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右舷のブリッジの方位盤. 左舷ブリッジからのやぐらと大観覧車.
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ドリルビットは目的に応じて様々な形があるようです.
これは中央部にコアサンプルを取るための硬い岩盤用かな?
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あと各種研究室.これは生物系だったか.一杯部屋があったのですが,省略します.
これは磁力計が置いてある部屋.特殊な合金で地磁気を遮断しているとか.でも私の持参したGPSのコンパスは中でちゃんと北を指したので,係りの人も苦笑していました.
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あと複雑な艤装類
これもそう.
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通路に浮き輪があるのは普通の船とかわらない.
掘削用の太いライザー管が艦尾にびっしりと積んであります.
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帰りに大観覧車に乗ってほとんどその頂上から写真をとりました.どちらが高いか?
何せ海底下を7kmも掘るそうで,艦尾に積んだライザー管の量がすごい.雨が降り出してきましたが見学の人の波は引きもきらずに続いているようです.


Copyright by Y.Okamoto, 2006