|
|
六甲山ロックガーデンを登ったところの花崗岩です.元々角ばっていた節理に沿って割れたものが風化で丸くなってきています.
|
その丸く風化した花崗岩を使ったマンションの壁の石材です.茶色く周りから染み込んだ水の跡がよくわかります.表面から岩石が風化が進む様子です.
|
|
|
これは六甲山が須磨に向かって標高を低くしていく途中にある「須磨アルプス」の縦走路です.ちょうど本物のアルプスのように山肌ががけになっています.
|
ここでは典型的な「やせ尾根」になっています.両側から谷が侵食して残った尾根が尖ってやっと1人が通れるだけの幅しか残っていません.
|
|
|
馬の背と呼ばれるわけがよくわかります.何となくがけに方向性があるようで誰かがケスタ地形のようだと言ってましたが,ケスタ地形は普通堆積岩の地層の場合に使う言葉ですね.じゃあここではなぜそのような方向性のようなものができたのでしょうか?
|
やがて「やせ尾根」が崩落するとこのように縦走路の途中に大きな凹みができます.山岳用語で「キレット」と呼ぶ場所ですね.
|
|
|
表面は風化していますが,ちゃんと深成岩としての等粒状組織がわかりますね.
|
でもなぜこの界隈だけこんな風に風化と侵食が進んでいるのに向こう側は緑に覆われてあまり険しくないのでしょうか?この訳けをぜひ考えてみてください.
|
|
|
こちらは須磨アルプスの最後の方に見られたきれいな板状の節理です.このような規則的な割れ目はどうしてできるのでしょうか?みなさんも考えてください.
|
須磨アルプスはなぜか白い藤の花が大変多く自生しています.なぜ藤色の藤ではなく白い花ばかりなのか?これもぜひ調べてほしいテーマです.
|