西安下見日記2002.3.26-29(2002.4.2-8記) 同行は世界史専攻のS氏
3/26(月)

9:08林間田園都市発
10:33新大阪発
11:50名古屋名鉄バスセンター発
12:22名古屋空港国際線ロビー到着
早すぎて,搭乗券の発券はまだで,昼食を取り時間をつぶす.2時間前より発券.JALのカウンタで日本人スタッフが対応.ビデオを預ける荷物に入れていたため,それを一旦出して再度X線チェックを受けた.窓際の席にしてもらう.結果的に発券開始直後に早く手続きをしたため,乗務員の席の後ろの良い窓際の席が取れた.手荷物検査,出国検査を済まして搭乗口へ.S氏は手荷物検査でアラームが鳴る.
2人共中国は初めてで,しかも中国の旅客機ということで興味深々.

14:25搭乗開始(搭乗口はJALのもの.アナウンス,スタッフも日本語)
15:25離陸WH291便
機種はAirBus300(双発ジェット),機体は新しい.離陸もスムーズ(後からガイドさんに聞いた話では中国の民間機のパイロットはたいてい中国人民解放軍の空軍パイロット出身の軍人あがりが多く腕がいいとのこと).
機内設備は日本機と大差ないが,イヤホン,機内放送chのサービスがない?
TVはあるが小さい.毛布,おしぼり,新聞のサービスもある(名古屋発なので日本語の新聞4大紙,スポーツ新聞など)
機内食は期待よりはるかによく美味しかった.量も質も十分.飲み物もコーヒー,コーラ,ジュースお茶など各種あり.もちろん無料.

  
A300機内の様子(これは帰りの便の写真.TVが小さいが内装はきれい)


名古屋−上海の途上で出た軽食ハムエッグとパン,ケーキもついている.

16:55上海でトランジット.上海には西に虹橋,東に新しい浦東の2つの国際空港があるが,中国国内線は前者に着く.後者は新しい国際線専用の空港と聞く.この虹橋空港でトランジットとなる.同じ機体に乗るのだが,一旦降りて入国手続きをする.この時,空港の通路で西安へのボーディングカードをもらうことを注意.Imigrantの列は結構時間がかかるが,早い列と遅い列がある.何も聞かれなかった.待ち合い室へはもう一度入ってきた階段の横をとおる.これ,少しわかりにくい.職員に西安と告げて教えてもらう.待ち合い室で女性警備員にデジカメを見せ窓を指さして,Can I take photo? というと,No!とそっけない返事.いや君ではなくAirplainだと言ってもNoの一点張り.
18:40再離陸,この直前,たくさんの観光客が乗ってくる.日本の子供たちも.中学生くらいだが修学旅行か?
離陸時大雨だったが,特に危険もなく,無事離陸,まだかすかに青い薄明が残る西空を目指して一路西安へ.
  

上海−西安で出た中華弁当?(ロールキャベツと野菜炒め)とサンドイッチ.スポンジケーキとオレンジがつく.

この夕食,スパゲティとご飯の両方あるらしいが,有無をいわせずこちらが来た(後ろの客にはどちらにするかを聞いていた).
機内サービスは基本的に日本語でOK.こちらが日本人とみると日本語で聞いてくる(スタッフはすべて中国人?).
上海までは比較的空いていて,隣の席が空いていたが,上海から乗ってきた中国のサラリーマン風の若者が乗ってきた.
彼はずっとジンギス汗(成吉思汗)の本を読んでいる.

天気は西に行くほど良くなり,西安に着陸直前には西安の街の夜景がきれいに見えた.1個だての家がほとんどなく集合住宅や団地ばかりなのが眼に付く. 程なく空港に無事着陸.タクシーイングの途中で空港を自転車で走る男を発見.ローカルな姿に感激.タラップを降りて,眼の前のバスに飛び乗る.満員のバスは空港の建物に到着.ターンテーブルでずっと荷物を待つがなかなか出てこない.そうこうするうちに女性警備員が名古屋からかと尋ねた.そうだと答えるとちょっとこっちに来いと言われる.S氏いわく「何かいやな予感」.What Happen?と警備員に問うたが,無言でついて来いというだけ.一旦建物の外に出て歩き,国際線のターミナルの出口から逆に入場した.警備員にとがめられたが,すぐに通してくれた.我々以外の2人のものも合わせて4個の荷物がそこに残っていた.

国際線出口にこれから4日間の我々のガイドになっていただく,Gさんと運転手のIさんが待っていた.早速車に乗り込み,軽食を取りに空港そばのレストランへ.岳さんもここでごはんを食べる.機内食でお腹一杯の我々も少しだけいただく.あと1直線で高速道路をホテルへ.ちょっと都市化しすぎではとの懸念が出るほどの高速道路と西安の賑わい.この日は直ぐに就寝.