5:30 モーニングコールにて起床.
6:00 1階レストランにてバイキング朝食.朝早くなのにお客が多い.同じフライトに乗る人たちか.
S氏,ルームキーを部屋に閉じ込めたが,フロントですぐに処理してくれた.自宅への電話とビール代を清算する.昨夜のビールは加算されていなかったので正直に申告.100元たらずを支払う.電話代は思ったより安かった.
7:45 ホテル出発,急いで空港へ向かう.途中高速道路でも歩く人がいたり,と驚くがやがて車窓に次々と陵墓が見えてくる.空港から時間があれば,最近博物館ができた漢陽稜(前漢第4代皇帝景帝とその皇后の墓)がおすすめとか.
漢陽稜遠望 最近できた考古陳列館
また火力発電所も見える.しかしこの日は黄砂が多く遠くの風景や太陽がかすんでいる.
程なく空港到着.搭乗券発行の所でGさん,Yさんともおわかれ.Gさんには世話になったので,空港のトイレで封筒にあわてて200元を入れて別れ際に手渡した.
運転手の揚さんとガイドのGさん.
しかしここで,1人の女性をグループに入れて一緒に名古屋まで行ってくれと頼まれる.京都府立大に留学する外語大の先生(Gさんの先輩とか)で別れを惜しんで泣きじゃくっていた.彼女と一緒に搭乗手続きをするが,窓際の席(window side)にしてくれと英語で頼んだが,職員の英語はよく聞き取れずとりあえずOKと言って航空券をもらう.カウンターは小さく,日本人の団体で混んでいる.ここを抜けると手荷物検査までの間にお土産屋があり,ここしかないと思って定番の兵馬傭チョコを買う.1個1000円(76元).
兵馬傭チョコを家で開けたところ(14個はいっている.店員は確か18個入っているといっていたが).2000円のお茶の缶2本も映っている.
手荷物検査を終えて出たロビーには何とまたお土産屋と免税店があった.ここで再度お土産を買うが,土産は店員に希望を言って伝票をもらい,レジで日本円か人民元で払って伝票の片っ方を再度店員に渡すと袋に入れた商品を暮れるシステム.うーんこれが社会主義?
ここから搭乗口を出て,バスに乗らされタラップへ向かう.
タラップを登る乗客.飛行機は行きと同じエアバスA300 こちらも同型機?
無事離陸後,しばらくは黄土高原の幼年期地形のようなものが見えたが,上昇中なので写真は遠慮した.客は中国人,日本人,欧米人がほぼ同数か?静岡県中日友好協会西安自転車旅行というゼッケンの団体も乗り合わせる.A300内のアナウンスは中国語,日本語,英語とくり返し大変ききとりやすい.また飲み物,軽食(朝食)が出る.
ハムエッグとパンの朝食.コーヒーはポットからすでにミルクと砂糖が入った形で入れてくれる.
そのうち下層の雲が濃くなり,やがて上海上空では雨になっていた.
10:20? 上海着陸.ここでまたトランジット.今度も名古屋までのボーディングカードをもらうのを忘れないように.出国手続きはそっけなく簡単.待合室で日本に向かう例の留学の女性(外国語学院日本語科の先生)と話したりした.
空港待合室内の電話の写真を撮っておく.
機内で上海空港の様子を撮る.これは中国国際航空? タクシーイングの途中,ロシア製の上翼輸送機がいた.
11:35 タクシーイング開始.しかし途中で着陸機を待ち,
11:45 離陸.その後また昼食が出る.機内は混んでいる.前述の静岡の団体の親父さんは中国人の客に中国語で話しかけている.あとで解ったが筆者の前ととなりの若いアベックは大阪に住む中国人夫婦?とわかった.
上海から名古屋に向かう機内での昼食.すしとひやむぎが出てとても美味しかった.あとパンの袋は気圧でパンパンに膨れていた.
14:45 途中川の堤防にそって美しい桜並木をみながら,無事着陸
入国審査も簡単.旅行目的を聞かれ,修学旅行の下見というとそのままOK.となりの中年男性は荷物を開けられていた.
しかしこのあと,名古屋駅までのバスが年度末,月末の2重苦で混み,1時間半ほどかかる羽目に.やっと新幹線にのって帰阪.それにしても国内の移動の方がずっと大変だった.
最後にこの旅行の企画を立てるにあたって,参考にしたWebサイトのURLを転記します.
西安交通大学に留学する日本人学生のサイト,日記の中で西安の暮らしぶりを好意的に紹介しています.
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/1187/
西安のある日本人ホテルマンの中国裏側日誌
http://www.chinawork.co.jp/e-nakano/nakano-mokuji.htm
大石さんという方の西安旅行案内.筆者はこの方からメールで情報を色々いただいた.
http://isweb36.infoseek.co.jp/photo/yukibig/xiantonko/xiantonko.html
地元旅行社のオプションツアー案内
http://www.iijnet.or.jp/xipec/travel/hr/hrc.htm
百聞は一見に如かずという言葉はこの下見旅行のためにあったように思う.下見に筆者達が行くことを承諾していただいた皆さんに感謝申し上げます.しかし,最近のTVでは「3か月前の北京の旅行者の情報はもうすでに古い」という言葉を紹介していた.この情報もあと半年したら古くなるかも知れませんね.