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全景は以下のとおり.白いアクリル板とその架台が今回追加した部分. |
さらに,横から見た図は(下部に白色LEDによる照明装置を取り付けた) |
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あと,クローズアップ(直交ニコル) |
下方ニコルのみ(オープンニコル,平行ニコルに相当)は,上方の板を横にずらすだけ. |
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研修の人数が最大20名なので20個製作するため,大きなアクリル板から切り出す.とりあえずケガキ.図面は元々アクリル板(端材)に書かれていたもの.約70mmの正方形が今回切り出す線.
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線をアクリルカッターで両面に傷を入れてから,少し大きめなので,机の端でクランプを確実にして体重を掛けて折る.怪我に注意!クランプは真鍮角棒で板を挟んでいる.
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正方形に切ったアクリル板に丸い孔(直径20mmくらい)をホールソー
で開ける.小型フライス盤があると回転速度を落とせるので楽.しかし20人分(40個)に孔をあけるのは3日仕事になった.さらに端の4個の孔に次の回転
台を取り付けるための4mmネジ溝をタップで切る.
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AliExpressで回転盤を購入する.本体は安いが送料がかかるの
で大体500円程度.到着まで1ヶ月近くかかることがある.一応ボールベアリング構造で少しガタがあるが,教材として用いるには安く好都合.Amazon
にある同種の回転盤はグリスも塗られていずガタが大きく不適格.
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次にアクリル板にあけた孔に回転台を取り付けるが素人工作の悲しさでネ
ジ穴と取り付け穴がずれたのをむりやりドリルで孔を大きくして調整.このあたりの苦労は作った人でないとわからない.どんな工作でも思いがけない難しさが
出てくるのは物作りの常.3DプリンタとNC旋盤だけで何でも作れると早合点する前に,こういう手作りの経験を積むのはとても大事だと思う.
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さて長方形の方が台になる側.これに偏光板をテープで付けるが,アクリル板が透明なので無駄な透過光を遮断するために丸い孔をあけた黒い紙を貼る.
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同じくAliExpressから買った4mmのナベネジで組み立てた所.裏側から見ている.これに上方ニコルを取り付けるアクリル板を支えて回転させるための支柱を厚さ5mmの板を2枚重ねて接着し,それをこの台に接着する.
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白い上方ニコルを取り付けた板を手回しの頭がついたネジで止めると出来上がり.20数台ならんだ壮観.しかしこれも研修に参加された先生方全員にさし上げたので手元には数台しか残っていない.
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