2019年Mukdahan写真日記その5  2019年10月24日公開


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近隣の高校の先生を集めたワークショップなどから帰国便まで.

やっとdutyのお仕事が済んで,翌日曜の帰国便までの色々と後始末をしています.かなり校長に気に入られて,どうも来年もまた呼んでもらえそうなのでそ の準備も兼ねています.この前その校長先生ご夫婦に夕食をお呼ばれして,調子に乗って食べすぎてしまい,冷えたビールも相まって,少しお腹の調子が悪化し ました.こちらで本格的にお腹が痛くなったのは3年目で初めてのことです.ここ数日少し気になるのですが,幸い盲腸の復活ではなさそうなので少し安心して います.先週末はまず土曜日に全日,近隣の理科の先生向けの地学 のWS(ワークショップ),この日は地震計のしくみや原理と地震波形の解析を行いました.2日目の日曜日は朝から前に下見しておいた近所のPhu Pha Theop National Parkで地層の観察を半日,そのあと学校に戻って,岩石鉱物の観察実習と続きました.その夕刻,前述した校長先生ご夫婦との夕食.そして今週の火曜は物 理の先生たち6人と,これも車で2時間半のシリトーン恐竜博物館(2年前の冬に私は一度訪れている)を訪ねました.途中初めて行く恐竜の足跡サイトや人口 湖にも立ち寄りました.WSの準備など結構忙しく慌ただしい1週間でした.それでは写真などを報告します.

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さて夜10時すぎまで続くというリタイヤする先生のためのパーティを中抜けして帰ってきました.やっと写真にコメントできます(笑).こちらは土曜日に行われた近隣の地区の教員向けの地学のワークショップ(WS).校長が開催の挨拶をしてくれています.集合がとても早く予定の9時5分前にすでに始まっています.遠い先生は昨年のWSの地チェンライからも来てくれています.理科の先生が中心です.ー 場所: จุฬาภรณราชวิทยาลัย มุกดาหาร WSの写真はまだもらっていないので,とりあえず当日の昼食など.会場は新しく建った図書館の2階のホール.食事は隣の部屋で取ります.食堂か業者かが全部取り仕切ってくれています.学校のスタッフも4~5人が受付とか準備とかを手伝ってくれています.
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さて2日目朝からの半日巡検に学校のバンで出かけるところです.うちの学校から2台,別のPCSHSから1台の計3台のバンに乗って出かけます.車で1時間足らずの距離です.この写真を撮った理由は,車道の左側に別に自転車道がはしっているからです.徐々にですがタイでもサイクリング文化が定着しようとしているようですが,この日は走っている人を見かけませんでした.
さて過去のFBでもご紹介した,奇妙な地層が見られるPhu Pha Theop国立公園.今回はついてきたレンジャーが地層が良く見えるという隠れた道を教えてくれました.みなさん地層はあまり詳しくはみたことがないそうで,熱心に観察してくれています.
Khorat GroupのPhu Phan Formation(前期白亜紀)の河川性の堆積物です.見事なクロスラミナが礫まじりの砂岩のいたるところ観察できます.
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Geology of Thailand(Ridd 他,2011)の記述を訳すると「地層の年代はBerriasian からAptianと考えられている.堆積環境は,暖かく湿った古気候を示す氾濫原をかかえた,高エネルギーであまり曲がりくねらない,基本的には網状の河川であったと考えられている.」 とある.これは以前にコンケンの恐竜発掘地近くで筑波大のH先生から聞いた,蛇行河川の外側の堆積環境のクロスラミナとはまた少し環境が異なるようである.クロスラミナの成因もとても奥が深い. 平原となる頂上付近に到着.昔の地形学でいう幼年期地形なのだが.クロスラミナが等高線のような模様を描く.
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さて下見で訪れた小さな滝までの道のり.疲れた人は頂上の東屋で休憩して待っておいてくださいといったのに,全員がここまで歩いてきた.滝が近くなり,ポットホールが表れる.4年前に学校で日本語を教えた経験のあるMさんが.たまたまこのとき遊びにタイに来ていて,我々の巡検についてきてくれていたので,日本語では甌穴というと説明した. Wang何とかという名前がついていますが,
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実は高さが低い,水量も今は乏しい小さな滝です.大きな滝はもっと奥にあるそうです.地元の子供たちが滝つぼで泳いで遊んでいます.ワイルドで屈託のない子供たちです 下見のときには気づかなかった不思議な模様です.あまり見たことがない.この場所にだけありました.
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さて歩き終わって国立公園の施設で昼食を取りました.校長が手配してくれたそうです.校長と日本人のMさんと並んで食べました.タイの先生方はふだんあまり歩かない人が多いのか,やや疲れたようで,食事もおしゃべりが少なく黙々と食べています.ついてきた校長がだけがとても元気でずっと私の英語の説明のタイ語への通訳をしてくれていました. WSの写真はこの日もまだなので,日曜夕方,無事終わったWSに2日間同行して,とても感動したという校長ご夫妻が,私にどうしても夕食をごちそうするというのでついてきました.これはメコン川にかかるラオスと結ぶ友好橋です.日本のODAで建設がされたのですが,なんでも工事中に橋げたが壊れる事故が起き,日本人3名を含む10人ほどが亡くなったそうです.信心深いタイの人たちが事故を悼み,NAKAに祈りを捧げるためのモニュメントを作ったそうです.
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信心深いタイの人々は事故は何かの魔物のたたりだと考えて,ここにこのようなモニュメントを作ったと校長から聞きました.
そのモニュメントのすぐ裏に喫茶店兼住宅(写真の赤い屋根の家)があって,中国系のオーナーの個人住宅なのですが,その地下がすごいことになっています.
さきほどの家の地下に見事なオーナーが集めた鉱物の展示乗がありました.無料で見せてもらえて説明までしてくれます.凄い数のコレクションですが,大半が炭酸塩鉱物でした.それにしても個人の所蔵とはいえ,博物館顔負けの量です.
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さて見学しているうちに日も暮れてタイラオス友好橋に灯りがともりました.2km向こうはラオスです.滞在期限延長のため,9月初めに通った橋です.対岸はタイ側に比べ照明の数が少なく暗いのがわかります.橋ができてからこちらの地元の村人は密貿易などで結構裕福な人が増えたそうです.また不動産もとんでもない価格となったそうです.
こちらは橋の下流側の堤防に展開する露店と,10月下旬に開催される地元のボートレースの会場の観客席です.沖縄のハーリーに似た船で手漕ぎで競争するとか.ここに来るまでのお寺で見せてもらった船は細長く30mの長さがありました.
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校長夫妻との夕食会.食べきれないほどの料理が出て,Changの冷えたビールもおいしく幸せな時を過ごしたのですが,帰ってから,明け方近くどうもお腹の具合がわるくなりました.校長はあくる日普通の表情でしたので,私がふとんをはいで寝たせいでお腹を冷やしたのかも知れません.もちろんお腹を壊したことは校長夫妻には内緒です
さて月曜日だけが仕事のない日で,あくる日火曜日はまた2時間半かけて恐竜博物館やほかの場所に学校のバンで出かけました.学校を朝8時と早い出発だったので,途中の街のセブンイレブンで朝食を買います.

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こちらのコンビニは正真正銘の「おーいお茶」とおにぎりを売ってました.とても珍しい.日本茶に見れるものはたいてい甘く味付けされていますが,こちらは日本本来のお茶の味でした.50日ぶりくらいに久々にお茶を飲み,おにぎりを食べました.価格はほぼ日本と同じです. 2時間近く走って博物館からは手間にある森林公園の中にある恐竜の足跡のサイトを訪ねました.一応門があって,無料ですが,台帳に指名住所電話番号を記入するように言われました.日本の住所を記入し,漢字で署名しておきました.
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珪化木もあったのですが,ややしょぼいので写真は載せません.
こちらが足跡サイト.左の奥の川に近い暗い場所です.
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どれが足跡かわかるでしょうか?肉食竜の3本爪が特徴的です.
逆にわかりにくいか.周囲との地層の関係はよくわかるのですが.赤い服の人のすぐ右にあるのですが.
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私の足と比べてみました.これならよくわかるでしょう.全部で7個あるそうですが,4個くらいがはっきりとわかるだけでした.
対岸の地層です.砂泥互層のようにも見えるのですが.風化のためかも知れません.もう少しきちんと調べればよかったとやや後悔しています.手前にペンをスケールに置いてます.
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さて足跡から少し下流側に下ってみました.残念ながら足跡もさらに他の堆積構造もめぼしいものは見つかりませんでした.
唯一砂岩層に細かいクロスラミナが見つかりました.初心者にこういう場合白いコケは見てはいけないという恰好の例となりそうですが.
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帰るみちすがら,しかれた敷石に見事なリップルマークが.一つ見つかると不思議なものであと何個も見つかりました.
さて博物館に入る前にまずランチということで,人口湖の水上レストランに立ち寄ります.いつぞやの水上宿とよく似た作りの小屋がたくさん浮いています.
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食事を待つあいた,こういう場所にかならずいる,くじ売りの人がやはりやってきました.何か結構みんな買ってました. どんどん料理が運ばれてきました.美味しかったのですが,食事の最後に入れてもらったスープを飲むときに,野菜に何かの白い細長い縞模様の幼虫をみつけてしまい.そのあと,ちょっと食べる気がなくなりました.
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このレストランの価格表です.3.5倍すると日本円になります.いつも学食で30バーツの焼き飯やオムライスを食べている身からすると結構高いですね.
さて2年前の12月以来,2度目のシリントン博物館です.この床の豪華な石を使った地質年代表で物理の先生たちに地質年代を説明しました.ふつうの人は絶対気づかない年表ですが.岩石オタクにはとても萌える設計です.
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さて博物館を出て裏手の山に登る道をみんな行くのでついていくと,2年前には気づかなかった恐竜の発掘現場が保存されている建物にたどり着きました.これは知らなかった.道の案内板がタイ語しか書いていないので前に気づかなかったようです. 建物内部はとても素晴らしい発掘現場の保存です.
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これが胴体部分の主要部です. 説明を読むと1994年のある大雨のあと,あたりの露岩に骨が多数出ているのをお寺の住職が気づき,専門家に連絡.タイ-フランス連合チームの発掘が始まったとか.
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かなりの密度で骨が見つかったことがわかります. 骨の復元のようですが,英語の説明があまり見当たらずよくわかりません.
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さて以前に立ち寄った新しい道路の工事現場を通って,一路ムクダハンに帰ります.アパートに帰り着いたのは午後6時を回っていました.

連 投します.今日は朝からとても素晴らしいものを見せてもらいました.昨夜の学校主催の退職する教員セレモニーに続いて,今朝は生徒が主催するセレモニーが 開かれてました.そして会場になる昨夜のホールまで玄関前から行列が進みます.動画を撮ったのでご紹介します.タイ東北地方(イサーン)のあるTribe の伝統衣装と踊りだそうです.タイの地方の伝統文化恐るべしと思うと同時に,そんなイベントが公立高校の行事として行われていることに深い感銘を受けまし た.通常学校では退職教員にはこのような行事が行われるのが普通だそうです.この国で教員をするのはとても幸せなのだろうと感じました.退職記念の行事な ど一切なかった私としては少し羨ましかったです.ちなみに今週は期末試験の週で1日おきに試験があるのですが,今日は試験のない日で,この行事となりまし た.
PS.忘れていました最後に担任した卒業生の学年が,初回の同窓会で私の退職記念のイベントをしてくれました.ありがとうございました.

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行列の先頭はイサーンの伝統衣装を身に着けた女子生徒の踊り.次が生徒代表,そして退職された2人の先生,その後ろに正装した教職員.そして最後も職員なのだろうか音楽の車が続きます.素晴らしい学校文化だと思いました.
行列の全景です.そして食堂前で待つ生徒の列の間を通って会場の食堂の2階のホールに向かうようです.

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何か日本の東北地方に似たような踊りがあったような気がするのですが.宮沢賢治の鹿踊りでしたか?音楽は一番後ろのおそらく教職員と思われる方々の生演奏です.
動画は記録がうまくいかなかったので,写真でご紹介します.2列で待つ生徒の間を祝福を受けながら行列が進みます.主賓の2人の先生はとても幸せそうでした.こちらまで心温まる風景です.ー 場所: จุฬาภรณราชวิทยาลัย มุกดาหาร
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この踊りをみて,ますますこの学校が好きになりました.来年も来れることを念願しています.ー 場所: อาคารวิทยาศาสตร์และเทคโนโลยี รร.จุฬาภรณราชวิทยาลัย มุกดาหาร
最後は行列の後ろに待っていた生徒が合流して会場に向かいます.これを潮に私は今日の仕事に向かいました.

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昨夜のパーティの様子を少しだけ紹介します.これ教員バンドの演奏です.左のギターの方は生物の先生でいつもセグウエイもどきで学内を走行しています.6時から開会なのですが,タイタイムということでまだテーブルの人はまばら.しかし女性はみなさんパーティドレスで驚きました.私は一応セレモニーと聞いていたので,アパート側のBigCに走ってあわてて,黒の綿パン(179バーツ)と白のワイシャツ(329バーツ)を揃えました.パーティに出かける寸前でした.
8時半近くなり会もたけなわで,偉い人(退職された元校長など)の挨拶が続きましたがこれが長い.1人10分以上,4人も続きました.あまり話を聞かずに食べるのに熱心な人がいるのはどこも同じですね.まだこのあと,主賓からの挨拶があり,さらに踊りなどが10時すぎまで続いたそうですが,私はこのあとの校長の挨拶の途中で失礼しました.

さて今朝早朝,無事帰国しました.またまた夢のような2ヶ月でした.急に気ぜわしい日本の日常に戻されつつあります.明日の大学授業の準備に追われていますが,何とかタイ最終日の様子を報告しますね.

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さて住んでいたMukdahanの街から車で3時間の距離のウボンラチャタニ空港.一応インターナショナル空港ですがローカルな地方の空港です.ここだけがMukdahanの近くでバンコクの国際空港であるスワナブームまで直行便が飛んでいる唯一の空港です.ほかの近い空港はみんな国内便専用のドンムアン空港着となります.自分の場合JAL便で帰国なので便利のいいこの空港から出発となりました.ー 場所: テーサバーンナコーン・ウボンラーチャターニー
空港に一旦行ったけど早すぎてチェックインのカウンタに誰もいない.仕方なくとりあえず街でランチを.みるからにローカルな食堂.天井のファンの取り付け部に鳥が巣を作っていた.店内を鳥が飛び回る!
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タイ名物ガバオライスの豚肉甘辛ソースバージョンといったところ.これで50バーツほどだったけど,私を1ヶ月サポートしてくれたカウンターパートの物理のN先生が,校長から言われているからと食事費用も出してくれた.感謝!
さて再度空港に戻って荷物を預けてチェックイン.空港内の様子も至ってのんびりしています.アナウンスが早口のタイ語と英語しかなく,なかなか聞き取りが難しい.
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空港の時間待ちの間に土産物屋で売っていた地元特産の綿のバッグ.図柄デザインがきれいなので,4個も買いました.3個が100バーツの特価のものです.右にBlackCanyonのエスプレッソコーヒー.60BHTだったか.砂糖シロップをあらかじめ入れてくれるのですがこれが甘い.次はシロップ少しだけと頼みたい. さてバンコクスワナブーム空港に無事到着.飛行機会社はタイスマイル航空.タイ航空乗り継ぎだと重量超過料金不要らしいけど,自分はJAL便なので学校が荷物の超過料金を払ってくれた.22kg(つまりスーツケース1個分)超過だけど,ディスカウントして20kg分が支払い対象.これが結構安くて超過1kgあたり60THB.計1200バーツを学校で出してもらう.スーツケースまるまる1個分がこれなら国際便に比べてかなり安い.到着後バスでかなり長いこと走って荷物受け取り場まで.国内便なので当然イミグラントはなし.
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さて夜11時半の帰国便なのに,午後4時すぎにバンコクスワナブーム空港に着いたので,空港内の荷物預かり(Baggage Left)を探すこと15分.ネット情報からやっと地下のリンクトレイン乗り場近くの店をみつけた.どこにも荷物預かりとはかいていなくてDeliveryだけみたいに見える.しかしここで重量大きさに関係なく1個100バーツで1日預かってくれる.写真の金と黒2個計42kgを預けたけどたった200バーツ.日本の結構高いコインロッカーより断然お得.これで身軽になり,リンクトレインで市内へ. リンクトレイン終点の駅で店を探すがどこにもショッピングセンターがない.仕方なく駅直結の雑居ビルのレストランで夕食.これ102バーツのオムレツライスなのだが,この店一応レストランで,いつまで絶っても会計書を持ってこない.そうこうするうち隣の人が会計を要求.ようするにウエイトレスをよんで会計するシステム.彼に真似て120バーツ支払って,残りのお釣り18バーツはチップとしてトレイに残して,レシートだけ持ってかっこ良く立ち去ることに.このあと隣のAmazon(カフェー)でエスプレッソを飲んで休憩.日記などを書いて時間つぶし.その後空港に戻る.最初リンクトレインの切符の買い方を後ろに人に尋ねたら,何とこれがまたまた日本人.切符の買い方を教えてもらった昨年と同じことに(昨年の写真日記参照).
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さて8時半に空港に戻る.まだ飛行機搭乗まで3時間あるがJALカウンタで無事チェックイン終了.次にこの日の目的である念願のラウンジが無料で使えるプライオリティバスを試すことに.これFBで友達になっている青年協力隊出身の海外経験豊富なHさんが,自分の旅行で使って紹介されていたもの.早速自分も一番年会費が安い楽天カードを新規で作ってやっとゲットしたもの.早速ミラクルラウンジというファーストクラス用ラウンジでシャワーを初めて使わせてもらう.生涯初めてラウンジというところに入ったので,何事もおっかなびっくりでなんとも居心地がいまいちだったけど,高級ホテルのシャワー室なみの設備を自分ひとりで独占できるのはとてもありがたい. ただこのラウンジはシャワー室はとても上等なのだけど,食事は簡単なサンドイッチとスナック類だけ.早速チャーンで2ヶ月の日程終了に一人乾杯.
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もうこれで気を良くして,次にFゲート内のエールフランスラウンジも梯子.なんとも貧乏人はこれだから仕方ない.こちらは食事がとても充実していて,ごらんのスパゲティとか,あまり辛くない日本人向けのパパイヤサラダ,さらに寿司,わさびまで用意されている.すでに2缶目はハイネケン. さらに性懲りもなく,スープとピザまで取ってきた
これで食事は完璧.ほろ酔いで搭乗口Fゲートの時間待ち5分前に到着.
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さてもうJAL便なので乗ればこっちのもの.これは翌朝出た朝食.タイからの深夜便は夜は飲み物だけなので,ラウンジで食事するのがベター.ただこの夜はすぐ隣の席の,タイ人夫婦の連れてきた1〜2歳くらいの子供に深夜ギャン泣きされて,寝入りばなを挫かれあまり眠れなかった.まあ子供なので仕方ない.これもまた飛行機旅の1つの文化なのだ. おまけ.校長から金ピカの箱でおみやげをいただく.中をあけるとイサーンの伝統衣装用の布が入っていた.これありがたい.日本に持ち帰る.

さて,このようにして,PCSHS Mukdahanの怒濤の1ヶ月は無事終了しました.どんなところなのかと想像していましたが,想像以上に都会で,しかもフレンドリーな生徒,教職員にも 歓迎されてとても,楽しい1ヶ月でした.特に校長先生と,STEM部屋のTei先生,Poe先生のお2人にはとても世話になりました.感謝します.今年の Mukdahan日記はこれにて終了.来年をまたお楽しみに.


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