Seagull Lab 開発教材 2021年5月24日-2023年4月20日,2024-06-06
開発教材のうち,ソフトウエアや教室実習に用いる資料などをここに置きます.逐次追加されます.
・ChatGPTによるawkスクリプトの作成
ChatGPTはBashやawkを用いたスクリプト作成にとても有用です.一例を下記に記します.
http://seagull.stars.ne.jp/Magnetometer/reminder_ChatGPT.html
・2024年能登半島地震断層ペーパーモデル New!
http://seagull.stars.ne.jp/2024_Noto_Eq/Model_index.html
・GoPro動画用,手ブレ止め処理
ffmpegを使った撮影動画をあとで,手ブレを修正するスクリプト
movie_stab.sh
参考サイトはここ.https://looooooooop.blog.fc2.com/blog-entry-1108.html
・磁気回路計算フリーソフト
FEMM使用備忘録 http://yossi-okamoto.net/Seagull_Lab/FEMM/index.html
・走時曲線関連
http://yossi-okamoto.net/Seagull_Lab/TT/index.html
走時曲線 走時曲線(神戸)
・地球内部構造(震波線,波の伝播動画作成)
Moho動画 Prem動画 地球内部波線図
・Processing(開発言語)関連
http://yossi-okamoto.net/Seagull_Lab/Processing.html
点在上記の,震波線,地球内部波伝播動画などをProcessingを用いて,作り直し中です.
ここではプログラム開発言語としてのProcessingの優位性や,Tipsなどを紹介します.
・古い教材の紹介(下記をリンクをクリック.紙のアナログ資料からのスキャンです)
・地図作成用のフリーソフトGMTの使用法(New!)
http://yossi-okamoto.net/Seagull_Lab/GMT/index.html
・地震予知関連の教材
生徒は「地震予知」にとても興味を持ちますが,専門家の研究はそれが非常に難しいことを示します.その難しさの根拠の一端を紹介する教材です.
教材化碁石モデル:実習用の図 グラフ用紙(地震のG-R則のグラフを兼用,右下のグラフで1つの地震で破壊した区画数を横軸に,その大きさの地震の個数を縦軸にプロット)
教材化砂山モデル:実習用の図(グラフ用紙は上記を使ってください)
実習方法;下記の参考文献を参考にしてください.
岡本義雄:地震のシミュレーションと地震予知-”碁石モデル”の教材化- ,大阪と科学教育 11,21-26,1997
さらに,砂山モデルについては,下記の資料の5から8ページをご覧ください.
岡本義雄:モデルを意識した地学教材,特に地震分野,地球惑星科学関連学会2004年合同大会セッション報告「新しい地学教育の試み」64-75, 2004
バネスプリングモデル:地震を岩石破壊の連動現象と観
て,そのモデルを作り,発生する地震のサイズと個数の関係を調べるもの.専門家は当然ながら計算機シミュレーションとして行うが,加藤(2011)はこれ
を実際のブロックとバネの実験として報告した.これに着想を得て,次のようなアナログモデルの教材化を行った.これらもG-R則を満足する地震のサイズと
個数の関係がもたらされるが,机上実験として生徒や学生に見せると,これも地震の起こる時期とサイズの予測が,大変難しいことを理解させることができると
考える.
岡本義雄:教材化バネブロックモデルの改良とその解析-南総里見“八剣山”モデル-,日本地球惑星科学連合2018年大会予稿集,2018 JpGU English Ver.
岡本義雄:地震発生を模する「2次元バネブロックモデル」アナログ教材の製作と解析,日本地球惑星科学連合2015年大会CDROM,2015
逆に地震の予測可能性について言及したモデルとして,「時間予測モデル」(Shimazaki&Nakata,1980)というのものがあります.現在の日本の長期の地震予測にも使われているモデルです.こちらも教材化してみました(未公表).
元論文 https://www.researchgate.net/publication/248809769_Time-Predictable_recurrence_model_for_large_earthquakes
大学講義用の資料 房総半島南端部千倉町の地図 その結果を解析するグラフ用紙
実習の手順はしばしお待ちください.
※地図の提供は千倉町役場によります.
Webサイトの構造がわかりにくいという意見をいただいていますので,近いうちに中身を整理する
つもりです.まず教材のうち実習教材などをこのSeagull Labに移します.
内容は,できるだけ本物の観測データを用いた開発教材です.走時曲線など地震関係の作図などが含まれる予定です.
作成法(レシピ)もできるだけ公開する予定です.今しばらくお待ち下さい.
※ 参考にしているのは,以前に高校地学で天文関係の実習教材として使用していた,下記のものです.
いずれも古く銀塩写真の時代のものですが,天文の基礎を本物の観測データから学べる大変貴重なものです.天文学が決して「ちゃらちゃら」した今風の学問ではなく,地味な観測から地道に築き上げられてきたものだとよくわかる教材です.(2023-40-20link修正)
https://shopatsky.com/search?type=product&q=Lab+Exercises+in+Astronomy
古い教材の紹介
附属高校に転勤してから,生徒と一緒に複雑系科学の実習を行ったときの様子を紹介します.
・土曜講座「複雑系科学入門」
教員になって10年の頃,同僚でPCに詳しい若い人からN88Basicによるプログラミングを習った.その頃教材を作ろうと日々BASICプログラムと格闘していた頃の習作が,古いHDDの底から出てきたので,少し整理して展示することにしました.
・N88Basic_Program_Museum
Copyright(c) by Y.Okamoto 2021, All rights reserved.