成田発のツアーなのでとりあえず関空から成田までLCC(バニラエア)初搭乗. |
9月にタイから予約した日航ホテルは6000円台と格安. |
結構広い部屋と |
眺めで快適でした.成田空港周辺は都会から隔絶され日本ばなれした平坦な土地ですね. |
バンコクスワンナブーム国際空港BKKはクリスマスの飾りが残っている26日.仏教国なのにさすがに観光立国.入国手続きはここで済ませます.しかし空港の外はいつものバンコクの暑さが全然感じなくて何か変な感じ. |
いつもの蘭の花も咲き乱れています.国内便に乗るために再度チェックインと荷物預け. |
BKKからタイ国内便Smileエアに乗ります.タイ航空の子会社ですが,別会社なので荷物は一旦出して再度預入ました. |
40分ほどで,コンケン空港に到着.ホテルそばの連すとらんで夕食のあと,ホテルにチェックイン.タイにしてはとても寒い日で夕食でもビールを飲みながら震えていました.レストランにいたバドワイザーのキャンペンガールも寒そうでした. |
それでも部屋は日本のホテルよりは広く,快適です. |
風呂はシャワーだけなのはこの国としては普通.無料wifiもあって申し分なし.みんながシャワーを一斉に使ったのでやや熱さが足りなかった. |
翌朝の気温は現地スマホによると17℃.タイ東北部としてはこの季節はこんなもんだそうなのですが(下記サイト).
地元コンケン大学の先生によると週初めはもっと寒かったとか.私の勤務したタイ東南部(ラヨーン)の高校のインド生まれの情報の先生は先週FBで学校が冷
蔵庫の中にいるみたいだと書いていました.そのときは14℃だったそうです.これはタイ東南部としては記録的なのでは(下記ラヨーンの最低気温参照)? http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/infomation/kion/thailand_khonkaen.htm http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/kion/Thailand/Rayong.htm |
あとスペースができたので,この日の行き先をGPSのルートにして貼っておきます.コンケンから北西部に80kmくらいのところにブーウィアン国立公園があるのがわかります.中央部の湖は知る人ぞ知る人工湖のようです. |
朝食は隣のレストランから出前のコンチネンタルスタイル.コーヒーはインスタントですが. |
2時間近いドライブで北西部の博物館に到着.広い駐車場から博物館入り口へ歩く巡検メンバー12名. |
恐竜博物館入り口. |
コンケン大学の研究者Nさんが博物館の関係者を紹介中. |
展示ロビーの入り口.向こうに見えるのはシンボルの金属製の恐竜骨格. |
巡検案内者の筑波大学久田先生(地学教育学会会長)からの周辺の地質の
案内.先生には巡検のマネジメントまでしていただきました.中古生層の褶曲した基盤の上に,不整合で堆積する水平に近いゆるい傾斜の非海成の堆積層(コラート層群)から恐竜や関連化石,堆積構造が出るそうで,これは世界の恐竜産地に共通の性質とか.<文献参照> |
コンケン北西部(イサーン西部)の地形模型.全体にゆるく皿状に凹んだ基盤地質を反映した地形です.発掘サイトはこの盆地をとり囲んだ少し高い部分に点在するようです. |
明日行くことになるシリントン博物館に比べるとこぶりな博物館ですが,展示物はこの地域の岩石や化石が中心で,結構充実しています. |
礫を含む砂岩.かなり粗粒です.黄色は確かコーツアイトを言っていたような. |
このイサーン地方を代表するコラート層群の岩石を下から層順に並べたもの.砂岩に赤と灰の2色あるのは乾燥気候(arid)と湿潤気候(humid)の違いを示すとコンケン大学のN女史に教えてもらいました. |
1976年のこの地域での恐竜の初めての発見以降,発掘された場所はたくさんあるのですが,そのうちの一つの様子が展示.ここの展示や発掘サイトは白亜紀前期のものだったようです. |
こちらは足あとや生痕などの堆積構造がみられる展示. |
生痕化石のレプリカクローズアップ. |
恐竜の足あとのレプリカクローズアップ.あとの方のページの実際のものと見比べてください. |
さらに,河川に棲んでいた魚類の化石.こちらも地元で有名とか.これが出るということは河川から遠い後背地(恐竜はよくここに出る)ではなく,河川本体(チャンネル部分)あるいはそれに近い部分の堆積であるということだそうです. |
あとバックヤードの研究室らしい部屋をガラス越しにとりました. |